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日記。

台湾人の一口噺 第2節 馬を借りる

2012年01月22日 | 台湾風俗誌
第2節 馬を借りる    借馬

一富翁あり、文に通ぜず、一日友あり、手紙を寄せて馬を借らんとす、書中に曰ふあり、僕偶(た)ま他出せんとす、乞う俊足一乗を借らんことをと、翁怒りて曰く、我も亦只だ足二本を有するのみ、如何ぞ其の一足を他に借すを得ん、一人傍に在り、解して曰く、俊足とは馬足なり、怒るを休めよ、
翁益々怒りて曰く、咄何ぞ無禮(ぶれい)の言を為す、我も馬足ならば、彼奴は驢(ろば)脚ならんのみと

お金持ちの爺さんが一人居た。あんまり文字は読めなかった。
ある日友だちが馬を借りようと手紙を書いた。手紙にはこう書いてあった。
『たまには遠出しようと思って、そこで、俊足を一乗り、借りれませんか?』
爺さんは怒りながらこう言った。
「ワシもあいつと同じ二本の足を持っている、その足を一つ、人から借りようなんて!」
そばに居た人がこれを聞いて、「まあまあ爺さま、怒らないでよく聞いてください。俊足、とは、馬の足の事ですよ。」
爺さんはますます怒ってこう言った。「ワシの足を馬扱いしおって、ワシが馬なら、、彼奴は足はロバの足だ!」
(教訓;なんでも人から借りないでなるべく自給自足で行こう!)

 有一個不認識字的富翁、某日朋友寫信向他借馬、朋友在信中説、、、『因為我有外出、請借俊足一乗以代歩。』富翁聴了這話很生氣的說、、『我只有兩條腿,又怎能借給他一條!』這時在旁的一位管家釋說、、『「駿足」並不是指䐚,而是指馬足,請老爺息怒!』不料富翁聽了更加氣憤說、、『他也眞是太沒禮貌了,竟然說我是馬足,那他是驢足了!』

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