どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

死ぬかと思った瞬間

2006年07月22日 | little story
創塾祭ということで、
毎日、更新するつもりでしたが、
昨日は更新できませんでした。
楽しみにしていた方、ごめんなさい。

そんなわけで、深夜お送りする、
創塾祭。

さあ、残すところは、あと2日。

創塾祭、楽しんでいただけているでしょうか?
私自身は、いつもと違った感じの更新なので、
新鮮さを感じながら、更新しています。

それでは、今日の楽雲庵塾RADIO。
「生きていて良かったと思う瞬間」を、
みなさんからお聞きしています。
本日、ご紹介させていただくメールは、
2人います。

まずはさらさら雪さんからいただいたメールでございます。


お久しぶりです。
さらさら雪です。

見ていなかった訳じゃないですが、
なんとなくコメントできずにいたさらさら雪です。

創塾祭に乗り遅れてはいけないと、
慌ててコメントを入れております。

生きていて良かったと思う瞬間。

1つ目。
国道に飛び出して、車にひかれ、気が付けば、母親がそばにいた時。
アイスクリームを買おうと、国道はさんで向かいのドライブインへ行こうとして、
食いしん坊のあまり車も見ずに飛び出して、車にひかれました。
ドライバーになった時から、私をひいてしまった人には本当に申し訳ないことしたと
反省しておりますので、許してください。
末っ子で気の強い母が、涙目で私のことを抱いていました。
当時4才。

2つ目。
ばあちゃんに、サボテンにはさわるんじゃない。
とげがささって大変なことになる。
そう、常日頃言われていたけれども、
やるなと言われたことはやりたくなり、しかもちょっと高度なことをして自慢したく
なる。
私はそこで決行しました。
サボテンの隣にあったトラクターから手を伸ばしてジャンピングしてサボテンへと向
かったのです。
もちろんかなり痛く、号泣し、血まみれになりました。
そこでばあちゃん登場。
いつも言っていたじゃないかと号泣している私をおかまいなしに叱りつけ、
当時常に家庭にはあった、消毒液なんでしょうか、アカチンと言われている真っ赤な
液を私の手につけたのです。

その後母親に外科に連れて行かれた私は、母と共に、外科の先生に
「どうしてアカチンつけてからきたわけ!!!!」
「アカチンなんてつけるから、とれるはずのとげも全然みえないでしょ!!!!」
「とげが自然を浮いてくるまで待つしかないね。仕方ないからね。」

私はばあちゃんを少し恨みました。
そして完治するまで、何となく生きた心地がしませんでした。
当時6才。
6才の時の言われた事なんてあまり覚えていないですけど、
このことはインパクトありすぎて鮮明に覚えています。

以上、さらさら雪による
「生きていて良かったと思う瞬間」でした。



まずは、1つめ。
事故にあって、死にそうになって、
生きている瞬間を感じたということで、
今回、もう一人、同じような感じのメールを送ってくれた方がいます。

きれい好き委員会、委員さんからいただいたメールを、
ここでご紹介させていただきます。

「自分が死ぬ時をイメージした時」

ということで、
お2人とも、死ぬと思った瞬間に、
生きていて良かったと思うとのことです。

今回、お2人のメールを拝見して、
確かにと、新しい発見をしました。

私も以前、考えようとはしました。
「自分が死ぬ時」。

「余命3ヶ月くらい」と言われた時に、
自分は何をして暮らすか。
最後に何をするかを考えたわけです。

自分が死ぬのを想像した時は、
考えるのが嫌だったのか、
考えるのを途中で辞めました。
想像できなかったと言っても良い。

良い機会なので、
また、近々考えてみようかと思います。

ただ、二度とない人生、
やりたいことは、やれるだけやっちまおうとは、
思って生きています。


そして、さらさら雪さんの2つめの生きていて良かったと思う瞬間。
これまた、でっかい怪我をして、
生きていて良かったと思ったということで、
ジャンピングするくらいの、でっかいサボテンだったのでしょうか?

ちなみに、俺は、小学生の頃、
木造の古い校舎だったんだけど、
ダッシュしていて、こけて、
そこらじゅうに、棘がささりまくったことがあります。

家に帰って、けつだして、
母さんに、ピンセットで、
一本、一本、抜いてもらいました。

よくよく考えたら、
母さんに、けつを見られていること自体が、
恥ずかしい。

たぶん、これからも自分の中で抜かれることはないだろうというくらい、
けつに棘がささりました。


そういうわけで、
今回の2人のメールは、
怪我や死ぬ時といった、
生きているのとは、
半ば逆のことのような事柄から、
生きていて良かったと思う瞬間を感じるとのことでした。


それにしても、一回の更新の文字量が多いですね。
ここまで、読んでくれた方がいるんでしょうか?
ここまで、読んでくれた方、本当にありがとうございます。

たぶん、創塾祭ならでは。
たぶん、当分の間、抜かれることがない、
自分の中の文字量の更新だと思います。

そんなわけで、
けつに棘がささりまくったことがある
楽雲庵塾塾長、楽雲庵でした。

さようなら。