碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

2025年の基軸通貨は「元、ドル、ユーロ」 ?

2011-05-26 22:12:29 | Weblog
●2025年の基軸通貨は「元、ドル、ユーロ」 世銀報告書 
2011.5.17 22:26
 世界銀行は17日発表した報告書で、2025年の国際通貨体制は、ドルとユーロに人民元を加えた3基軸通貨が中心になるとの見方を示した。東日本大震災で停滞する日本に代わり、中国など新興市場の存在感が高まるとの見通しだ。報告書は「25年までに世界の経済成長の半分以上は、中国、インド、ブラジル、ロシア、韓国、インドネシアの6大新興国が寄与するようになる」と予測。6大新興国が商業や金融を通じ低所得国の成長を牽引(けんいん)するとの見方を示した。なかでも中国経済について、報告書を執筆した世銀マネジャーのマンスール・ダイラミ氏は「企業や銀行の急速な国際化で、人民元の役割は一段と重要になる」と指摘。ドル、ユーロ、人民元の“3大基軸通貨”が、「25年の国際通貨体制として最もあり得るシナリオだ」と予想した。

●2011年の今、米ドルは崩壊同然、ユーロもギリシアなどの債務危機で不健全。人民元は将来的には基軸通貨足りうるが今の段階では歴史が浅すぎる。そうなると対外債務がなくて巨大な含み資産を有する日本の「円」だけが信頼に足る通貨として脚光を浴びてしまう。同時に、米国の通貨は輝きを失い基軸通貨の座から転げ落ちる。

どちらが、正しいか判断して欲しい。