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わがままオンナがお気に入りのものを語るBlog

Joined 400 club

2006-07-17 09:37:56 | Baseball/MLB

この写真を見つけたとき、すごく書きたい気持ちにかられてしまった。。。 Yanksのことを書いたら、そのあと調子が悪くなるジンクス(?!)があるのだけれど・・・ かっこよすぎるので仕方ないか

7回が終わって、6-3で3点リード。相手は好きではないWhitesox。なんたって強い。POは確実だ。
Fansworthは先頭打者にHRを許して4-6。それで終わればいいのに、2者連続ヒットを浴びてしまう。ノーアウト1塁、2塁。 もうこの人の出番しかない。
Enter Sandmanのメロディーが流れる。
Mariano Rivera登場。
さすが役者は違う。インフィールドフライで1アウトを取った後、4-6-3のきれ~なダブルプレーでピンチ脱出。(写真は、Jeterさまのスローイング後のガッツポーズでありました
9回もランナー2人背負う苦しい展開だったけれど、今度は6-4-3のダブルプレー。締めは高めのストレートで三振Get!くぅ☆ はい、400セーブいただきました。足掛け12年で築いたこの記録は、今、第4位なんだそうだ。現役では、460セーブなーんてとんでもなくすごい選手がPadresにいるけれど、とりあえずは通過点ということで。。。 

CentralではDetroitとChicagoが思いっきり強い(来シーズンのNBAと一緒?)ので、POに行くにはBostonを打ちのめさないといけない。すこ~し背中が見えてきたところだけれど、どうなることやら。 主軸がいなくても、チームはなんとかやりくりしている。 大砲が抜けてチームの事情が変わっても、そんなに弱くはならないことだってあるのだから、NBAのどこかのチームもきっとやってくれるはずである。


To(?!)/From Dallas

2006-07-16 21:41:37 | Mavericks


20時前からゴンゴンと音がしたので、外を見てみたら花火が綺麗に上がっていた。今日はみなとみらいの花火大会だったみたい。 大きいのしか見えなかったけれど、私は結構満足しちゃいました。

さて、この2人。Mavsから離れた人と入ろうとしている人だけれど、この先彼らの中で花火を打ち上げることができるかなぁ・・・
①Tabuseくん
  15日はWizardsと戦った。StatsはFG1-3、FT2-2、AST3、Stl2、TO4、Pts4。
  この間の試合よりは、ちょっと・・・って感じかな。
  ただ、MavsがTeam Coverageとして扱っているのは、こっちのほう。
  ともかく、今のチームで抜きん出ないと、MavsのRoster入りはひょっとしたら遠いのかもしれない。
  どうでもいいことだけれど、個人的にはあの髪型、あんまり好きじゃないな。。。
  どちらかといえば、前に「情熱大陸」で見た、Brooklynの独立チームでプレーしていた選手のことが気になっている。 
  彼は今でも頑張っているのかなぁ・・・

②Marquis Daniels
   Pacersに行ってしまいましたぁ・・・ ついに。
  でも、彼の入団はPacersのHPのトップを飾っていて、とてもいい感じに迎えられているのがわかってよかった。
  HCのRick Carlisleは、Marquisが3つのお役目をこなすことができるって言ってる。
  (1)彼はPureなPGであること
  (2)SGとしてもOK!(a big twoと表現している) 
  (3)更には、SF(a terrific three)もこなせる と。。。
  確かに、Mavsでの3年間、Marquisは3つのポジションでプレーしていたし、HCの期待通りの活躍をしてくれるだろうと願ってやまない。
  Pacersでも背番号は「6」なんだ! 奇しくもAJが現役最後につけてた番号・・・

さて、彼らの未来はどうなることやら? 2人ともRosterに入って、新しいチームで活躍できますように。。。 きっと輝くことができるだろう
それにしても、Rick Carlisleは相変わらず爽やかで、Larry Birdはでっかいなぁ。。。


Summer League

2006-07-16 00:06:19 | NBA

明日のNBAでのスターを目指して、今、サマーリーグが行われている。
去年は、サマーリーグなんて気にせず、MLB観ていたような気がするけれど・・・ 変わるもんだなぁ。オドロキです。

①Pistons編
と、書こうとしたら、「Ronald "Flip" Murrayと契約!」っていうニュースを見てしまった。 あら、これでFlipが2人です。彼はCavsにいたのだけれど、前シーズンはSonicsにいて、私も結構なじみ深い。これで、ChaunceyとRipのサポートを両方できる人材が確保できた。よしよし。彼は、「Flip」というNicknameをPistonsでは「Phillip」にするのかな???
で、サマーリーグの結果。
 Pistons 85 - 88 Celtics
この日も、Alex, Amir, Jasonの2005年ドラフト組はそれぞれ活躍している。Amirはちょっと今日はファウルしすぎてるけど、まぁいいかな。私としては、Alexがんばれ!だ。で、今年のドラフトで取ったWill BlalockとLALからMoとのトレードで来たCheikh Sambもなかなかよい。Sambくんは、Blockに期待をもてそうだ。ファウルも少なめだし、点も取れる。 セネガル旋風がDetroitの街に吹き荒れる・・・かな?

②Sonics編
 Sonics 74 - 88   76ers
ドラフト10位で指名した、Saer Seneくんは、登録名を「Mouhamed Sene」に変えて登場。この間契約したMickael Galabeleくんと共に、フランス語を話せるフロントを形成する模様。しかも、先輩にはPetroもいるし! でも、フランス語のバスケトークなんてあんまりピンと来ないんだけど、どんな感じなんだろ??? 今日のSeneは、20分足らずの出場だったけれど、FG3-4, Rebound 4。特筆すべきはBlockが5ってこと!さすが、7-9のWingspanを持つ彼の成せる業なのかなぁ。と、期待してみたりして。。。 これから試合は続くので、要注目。 Galabeleは、今日はお休み。 彼の契約ってひょっとしたら、誰かさんの穴埋めになるのだろうか・・・そうでないことを祈るばかり。 でも、そうなっちゃいそうだなぁ。。。 あぁ、悲しい
 

他のチームにも沢山これからのスターが今、プレーしている。
「あ、あの時、サマーリーグでプレーしてたよね。。。」みたいなことを思う日が来るのが楽しみだ。


真夏の夜の・・・

2006-07-15 22:52:22 | MISC


今日は午後にすごい雷が鳴った。閃光が分厚い雲を切り裂いていた。あんなにはっきり見たのは久しぶりかもしれない。雲がうちの方まで押し寄せてきて、それからすごい勢いで雷オンパレード、にわか雨だった。。。

そういえば・・・と思い出したのが、真夏の風物詩、祇園祭。
7月いっぱい京都の街のあちこちでは、祇園囃子を聞くことができる。この3連休は、一番お祭りの中で盛り上がる、宵々山(15日)→宵山(16日)→山鉾巡行(17日)に見事に当たっちゃったから、きっと街は多くの観光客でごった返しているんだろうなぁ。
綺麗にお化粧した山鉾が街のあちこちに置かれて、提灯の明かりに照らされる。メインストリートの四条通は歩行者天国になる、八坂神社に続く祇園まで。
懐かしいなぁ。 みんなそれぞれ一緒に行く相手は、恋人だったり、友達だったり、家族だったり、会社の人だったりするわけだし。 あんな人ごみの中を歩くのは本当に悲惨だ。雨が降っていたらなおさらだ。だけど、何故か足を運んでしまう。別に何かある訳でもないのだけれど、行きたいなって思ってしまう。人ごみの中を練り歩くだけでいいのだ。 何度行っても、必ず雨の日にぶち当たることが結構多かった記憶がある。  昨日は、21万人、今日は雨のせいで19万人が訪れたとか・・・ 明日はもっと人が集まってくるはずだから、どうか雨だけは降らないで。。。

祇園祭の山鉾巡行が終われば梅雨が明け、本格的な夏を迎え、8月16日には大文字の送り火を見つつ、炎が消えていくと同時に夏の終わりをよく感じたものだった。 ほんとうに切ない気持ちになったのだ。新しい季節への移り変わりを感じながら。。。 

いつかまた行く機会があればいいなって思う。やっぱりこの街が好きだ。夏は蒸し暑く、冬は底冷えが厳しいけれど・・・ 私が育った街だから。

 


So Long...

2006-07-14 22:40:37 | NBA
さっきまで、BenのPress Conferenceを見ていた。
いつもは多くを語らないBenがこの日はとても饒舌だったような気がした。
やっぱり、なんとなく気持ちは穏やかではない。
(だったら、見なきゃいいのにさぁ~

Benのとても満足した顔、「チームが勝つためにはどんなことでもやる」と言い切ってた。この姿勢は、どのチームでプレーするとしても変わらないだろうとは思う。あくまでも、勝つことにHungryでありたい・・・そのために何をするか、どうやればいいのか、それはDetroitで十分学んだはずだし、きっとChicagoでうまくワークしていくだろう。そして、若いメンバーが彼が普段からやっているRoutine Workを目の当たりにして、何かを感じ、それぞれの中に取り込んでいって昇華していくと、このチームは本当にコワイ。今でも十分なくらいコワイのだから。

GMのPaxsonは記者達に「1993年のFinalのときよりも嬉しそうな顔をしている」と突っ込まれてたけれど、それほどまでに彼にとってBenの獲得は、GMのお仕事をちゃんとやり遂げた!っていう満足感の表れだったように見受けられた。。。

"We feel our future is bright..." --- John Paxson

この言葉は、彼だけでなくBullsファンの素直な気持ちが表れているって思う。

Conferenceの最後に、PaxsonからBenに贈られた、背番号「3」のユニフォーム。Benはすごくはにかんで皆に見せてくれた。拍手喝采  おめでとう、Ben。 だけど、私はちょっと泣きそうになった・・・ 哀しくて。

I Shall Return... from Mars

2006-07-14 00:25:21 | Clippers


ちょっと、気が向いたので地球に帰ってきちゃいました。で、またLos Angelesに住むことにしました、一応2年はね・・・ これでも、13年NBAでプレーしてるんだよ。 HoustonではRingも取っちゃってるし、色んなところに住んだなぁ。。。 Houstonでしょ、Phoenix, Dallas, New Jerseyにもいたなぁ。Milwaukeeでは、おっとこまえのAllenくんとRobinsonくんとで「Big 3」な~んて言われてたし、Minnesotaでは、けびんくんとすぷりーくんといつも一緒だったもんねぇ。 んで、コーチがあんまり試合に出してくんないから、ケンカして寒いところから空の綺麗なLAに来た訳よ。そしたらびっくり、オレの元で若い奴等が頑張ってくれて、POまでいっちゃったし、あと少しで、カンファレンスファイナルまで行きそうだった!!!結構、オレってすごくない???

おかえり、Sam! 私はこのNewsをずっと待っていた。
それっぽいことは、書かれていたのだけれど、なかなかHeadlineとなって出てくることはなかったから、あえてそっとしておいた。
ごらんの通り、彼は本当にエイリアンチックだ。 だけど、何故か憎めない。
チームメイトからは愛され、自分の上に対しては納得いかないと戦っちゃう。相手はHCであったり、レフリーであったりするので、結構マスコミには揶揄される格好のキャラだと思う。 でも、こういう人は、とても貴重なのだ。自分のBossだったら最高だろう。 なにかあったら、自分が責任取るから!って意思表示をしてくれる。だから、若い選手達は思いっきりプレーすることができるのだ、Samの言う通りにすれば。練習中もしゃべることをとにかく止めない。しょっちゅう誰かにつっかかってる、いや指導している、うるさいくらいに。でも、気づいた時点ですぐに言わないと賞味期限が切れちゃうのだ。 それを彼は重々承知の上でやっているのだろう。 若く、タレントが豊富に揃っているClippersは今シーズン、劇的にレベルアップした。その一翼を彼は確かに担っている。 HCのMike Dunleavyともうまくいっているところが、今回のRe-signの一因でもあるのは確かだろう。
「あくまでも、Mikeがこの契約をうまく進めてくれたよ。20Millionもらおうなんて思わなかった。オレにとっても、チームにとってもふさわしいと思われるだけの金額(2年、13Millionと思われる)をもらっただけだよ。Clippersの一員になれることが幸せだし、嬉しいよ。」

ClippersはVladをLALにさしあげて、Tim ThomasをPHOからもらってきた。これはいい補充だったと思う。来シーズンに向けて、心配事はなくなった。 Clippersはまた、やってくれるだろう。。。

“It is a great feeling to have Sam back under contract,” --- Clippers Head Coach Mike Dunleavy.

願いは一つかなった。私も、かなり気分がいい。 よかったよかった!


Way to Roster

2006-07-13 23:01:17 | Pistons

この写真は、Chaunceyがむか~しSummer Leagueでプレーしていたときのもの。。。
っていうのは、大ウソで、これはChaunceyの弟、Rodney Billupsくんです。
でもやっぱり似てるなぁ。目鼻立ちがそっくりだ。 Chaunceyも昔はこんな感じだったのかもしれない。
ただ、Rodneyくんは、偉大な兄ちゃんよりかは小粒かな。Chaunceyは6-3だけれど、彼は5-10しかないのだ。 クラッチショットを打てるChaunceyとはプレースタイルが異なり、Old School Basketballが彼の持ち味だとか。。。 でも、「彼(Rodney)を必要としているチームはいっぱいあると思うよ。」とChaunceyが言ってるから、いつかどこかのチームで花が開く時がくるのだろう。それがPistonsであれば、言うことはない!のだけれど。

昨日のサマーリーグでPistonsはKnickと戦い、68-91の敗戦。この試合ではRodneyくんの出番が18分に増えた。Statsを見る限りでは、あまりいい数字ではないけれど、こうやって使ってもらうことが大事。次のチャンスをもらったときに期待したいと思う。 Pistonsは去年のドラフト組がやはり中心に使われているようだ。その中でもギリギリで生き残ってるAlex Ackerが頑張ってる。 彼にとっては、この期間でなんとか契約をしてもらって、Pre-seasonでRoster入りを更にアピールしたいところ。

それにしても、いっぱい才能のある選手がいるんだなぁ。 ・・・と思うと、スターターになるのってすごいことなんだと改めて実感した。 がんばれ、Alex and Rodney! お、新時代のChaunceyとRipか???


Oral → Official

2006-07-13 00:52:24 | NBA
アメリカはすでに7月12日0:01を過ぎている。
これまで、あちこちでトレード話がまとまったけれど、これで正式契約にこぎつけることができる。
BenのBullsでのプレスカンファレンスも、近いうちに行われるんだろう。その時に、新しい背番号もついたユニフォームも披露されることになるのだけれど、どんな感じでBenはインタビューに答えるんだろう。。。 楽しみだな。
BullsのHPを見たのだけれど、今の段階ではHinrichがUSA Teamに選ばれたことがメインに書いてあるので、おそらく朝になってPCをつけたら、Upされているのかなぁって思ってる。

私がこの日を待って、ぜひぜひ記事にしたいヒトがいるのだ。ちゃんとした確証が得られていなかったのと、書きたいことが他に山ほどあって、そっとしてあるのだけれど・・・ 
Oralでの約束ではなくて、Officialに決まってHPにめでたくのっかったら、すぐにUpしようかなぁって考えているところ。。。

Last Game @ Dome

2006-07-12 23:51:33 | Baseball/MLB

ひっさびさにTokyo Domeに行ってきましたぁ。
え? 7連敗中のチームの試合を観にいったかって? まさか・・・
今日は、5月に企画していた、生SHINJOの見納めだったのです。
やっぱりかっこよかったなぁ~ 

同僚のKさんとRちゃんの3人で行ったのだけれど、彼女達はなので、「解説者れい」が今日の試合を観るにあたって、ちょっとはお役に立てたようでした。SHINJOのことを「ただのオンナったらし(ほんとはもっとヒドイ言葉を使ってた・・・)」とかなりNegativeなイメージを持っていたRちゃんは、この日ですっかり目がになっていた。 同点になったあとの5回のウラの攻撃。トップバッターはSHINJO。ライト線にきれーな2ベースヒットを打つ! かなり速いスピードで走る彼にRちゃんは、我を完璧に失って「かっこい~っ!!!」とシャウトしてた。 彼女は、これでLiveで観る楽しさっていうのをわかってくれたみたいだ。なんたって「毎月一回は野球観戦の日をつくろう!」な~んて言ってたくらいだったから。 ここまで言ってもらえると、企画者としては、「よかった」と素直に喜んでしまう。

今日もSHINJOファンサービスは相変わらずだった。逆転の犠牲フライを打った後、守備につく彼にファンは「Tsuyoshi, Tsuyoshi!」と声援を送るが、いまいち合っていなくて聞こえにくい。そうしたら、SHINJOはAIみたく、右手を耳にあてて「きこえないよぉ~」とやってのける。コールが大きくなったところで、にっこり笑って右手を上げるところなんか、それだけなんだけど、「いい!」って思えちゃうのだ。

ロッテは、ロッテで好きなチームだし、あのあつ~い応援が好きだから、観ていて本当に楽しかった。だからどっちが勝ってもOKだったのだ、私としては。 サブローも相変わらず素敵だった。2人を見ているだけでおなかいっぱいになり、今日は、すらも飲めず、食べる気にもなれなかった・・・

Tokyo Domeで、SHINJOを見ることができるのは、今月30日(日)のソフトバンク戦が最後。
今日を見納めの日にするつもりだったのに、どうしようかなぁ。。。 なんか、ありそうな気がするんだよねぇ。だけど、さすがに一人で行くのもちょっとそれはなぁ。。。 Cable TVでガマンか、Live放送はどうも観られそうにないけれど・・・ (と、言いながら、観なかったりして?!)


Smooth, Mr. Big Shot!

2006-07-11 23:00:46 | Pistons

Pistonsファンのripさんとは、結構考えていることが似ていたりする。(勝手に言い切ってしまってごめんなさい・・・) 今回は「好きになるタイプが似ている」って言うことが発覚(?!)した。

で、どんな感じになるかというと・・・
①スマートでクール過ぎる人は苦手 (これは自分がそうでないため、コンプレックスから来るものだ)
②ストレートな道を歩くことなく、ちょっと回り道してるところがある
不器用だけど、でも自分のやりたいことをちゃんと言えて、ずっと好きで継続してやっている
影でこっそり人知れず努力している
他人に何を言われても、「自分はこうなんだ」みたいなものがある
そこで、ripさんの指摘。 「Billupsでしょ!」
あ、そうかぁ。言われて気がついた。。。

2004年のFinal。MVPを取ったのは、彼だった。それまでMVPに輝いた選手で、オールスターに出たことのない選手はいなかったらしい。(どうもこれは、私が聞いたことの記憶が間違っていて・・・ 本当は、オールスターの経験がない選手で初めてFinalのMVPを取ったのは1989年のJoe Dumarsでした。。。JDは、翌年1990年に初のオールスター選出とのこと。きのぴーさん、ありがとうございました!)
 そのときのChaunceyの何にぐっと来たかというと、フリースローのシーンだったと記憶している。どんなタフなシチュエーションでも、彼はちゃんと2つばっちり決めていた。それも、いとも簡単に・・・ うまく言えないけれど、なんだか彼から「すごく強いもの」を感じた気がした。それから、どんな選手なのか興味を持ったし、色んな記事を読んだんだと思う。

Chaunceyはいつだって、自分がトレードされるのがいつなのかってことをわかっていたらしい。
そもそも、1997年のドラフト3位指名だった。(これってすごいことだよねぇ~)だから、大学時代はかなり有名だったってことになる。彼がColorado大学で着けていた背番号は「4」。これはJDに憧れていたからだそう。うーん、ここから今に繋がっているらしい。 でも、トレーニングキャンプ中、彼はHCだったRick Pitinoがもう興味を示してないことを感じていた。確かに51ゲーム終了後、Torontoにトレード。そして地元Denverに・・・ ここは地元だけに、大学時代の彼のプレーを知っているファンは多く、Chaunceyに持っているもの以上の活躍を期待したんだけれど、それに応えることもできなかった。ベンチにずっといたんだもの、それではFitするはずはない。でも、ここでMcDyessという友人を得ることが出来た。当時のHC、Dan IsselがケガしたChaunceyに「トレードするつもりはない」と確約した時に、彼は自分がトレードされることを悟り、家に帰って奥さんに「ここからでていかなきゃいけないよ」って言ったそうだ。そして次の日、Orlandoにトレードされた・・・ 
当時のMagicのHC、Doc Rivers(おお!)は、Chaunceyに何かを見い出していたらしい。脱臼した肩が治らなくて、ずっと欠場続きだったのに。 Docは言っている。「Chaunceyが際立っていたのは、どんな練習でもこなしていたし、ゲームも観ていたし、どのチームミーティングでも発言していたことだよ。 でも、彼はMagicのユニフォームを着ることはなかったんだ・・・」
そんな彼に転機が訪れた。2000年、MinnesotaとサインしたChaunceyに当時のHC、Flip Saunders()は、ケガをしていたTerrell Brandonに代わってスターターのポストを託す。こうして、プレータイムが増えて、2年後のFAを迎えた時、彼に手を差し伸べたのはご存知、Joe Dumars。Chaunceyの中のIdolだ。JDはChaunceyにスターターの席を確保することを約束し、そのことは彼の中にずっと蓄積されてきたプレッシャーを解きほぐし、Rick Carlisleの元でフロアーリーダーとして進化し続けていくことになる。

それから後のことは、もう書く必要もないだろう。今や、押しも押されぬプレーヤーになったのだから。
彼は、いつペネトレイトしたらいいか、どこに自分のチームメイトがいるのかが常にわかっている。
Ripがスクリーンを使ってカールオフする。ベンはオフェンスリバウンドをとって、arc越しにChaunceyにボール送る。Rasheedが後ろに回ってきたのをみてパスして3Pを決めさせる。Tayshaunが相手に忘れられてそうなとき、Chaunceyはコーナーにいる彼を見つける。みんな彼と一緒にコートに立つとオールスターのプレーヤーみたいにプレーすることが今シーズンはできたのだ。もちろん、Chauncey本人も。

彼の左腕に刻まれている「No Pain」は右腕の「No Fame」という言葉と共に、自分のモットーを表しているのだろう。 「No pain, no fame...」 苦労することなく、得るもの(名声)はない。

やっぱり、この選手は一番のお気に入りだ。プレーもそうだけれど、人間的にもとても人を惹きつける力がある。 Team USAの一員に選ばれた彼だけれど、今年、日本に訪れることはない。 だって、新しい命が彼の元に誕生するのだから。。。 8月、彼は3人の子どもたちに囲まれることになる。 今からとても楽しみにしているんだろう、きっとね。(「訪れることはない」と書いたものの、最新情報では、ワークアウトにも参加して、決勝トーナメントまでChaunceyを温存するようです。。。 お子様が8月の上旬に産まれたら、日本に来る可能性はあるわけで・・・ いい加減でごめんなさい でも、それだったら私としては嬉しいかも!)

p.s.  ripさん、どうもありがと☆