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わがままオンナがお気に入りのものを語るBlog

Shane, Come Back

2006-11-09 01:00:02 | Rockets
すごい昔に「Shane」っていう映画があって、そのラストシーンで叫ばれた有名なフレーズ。。。
Memphisのファンたちは、そう叫んでいたのではないだろうか?

5年間GrizzliesにいたShane Battier。7月にGayとSwiftと交換でRocketsにトレードされた。VancouverからMemphisにフランチャイズを移して後に、チームが初めてドラフトでピックしたこの選手は、この街とこのチームをこよなく愛していたし、今だってそれは変わらない。トレードの話を聞いたとき、Shaneは頭の中が真っ白になったらしいけれど、少し時間を置いて、新しいチームでT-MacとYaoというスタープレーヤーとともに勝利のために貢献することが自分の仕事と気持ちを切り替えることにした。

そして新しいシーズンを迎えて、Shaneが初めてMemphisで迎える試合。
驚いたのが、Grizzliesはこの日、先着5,000人のファンにShaneのポスターをあげちゃうというチケットプロモーションをやったということ。そしてもちろんのことながら、スタンディングオべーションで暖かく迎えられた。いかに、このプレーヤーがファンの心の中に残っているかということがよくわかる。

試合は、1st Qtrでリードを奪ったRocketsが86-80で勝利した。Shaneが挙げた12得点は前半のみ。後半は自分がシュートを打つわけでなく、ハードなディフェンスをしたり、アシストしたりで完璧に守備のヒトになる。Stl:4にそれが象徴されているんじゃないかな。Yaoへのナイスアシストもあった。
T-Macはまだ本来の姿ではないような気がするな。なにせシュートが決まらない。あの残り時間35秒から13点決めた彼の姿を今はまだ見ることができない。
そのT-MacがShaneに対するMemphisファンの態度を見て、こんなコメントを残している。「おんなじ地区で2勝できたことは大きなステップになったね。。。でも、Battierにはある意味ジェラシー感じるなぁ。元いたチームに戻ってきて、スタンディングオべーションだもんな。僕がOrlandやTorontoへ行っても、ただやっつけられるだけだよ。」
チームメイトだったEddie Jonesは「Sheneが出て行ってしまって、試合を敵味方でやるのは全くもってHappyじゃないよ。でもスタンディングオべーションやポスターをあげることについては文句言えないよ。だって、彼はそれだけのことをこのチームで何年もやってきたんだし。それに彼の人柄、あれはすごいよ。」といっている。

当のShaneにGrizzliesについて聞いてみたら、「最初につきあったガールフレンドみたいなもんだよ。」って答え。「いつだっていい想い出しかないんだ。そして最初の人を忘れることはないだろうね。」
じゃあ、あなたのFirst Girlfriendは今どこに?って突っ込みたくはなる。
彼の最初のガールフレンドは、2004年の夏から彼の奥さんになった。 
なんだかとってもShaneらしいWitの効いたコメントといいお話。やっぱり私のお気に入り。