正当な勝利だと思います。監督交代が神戸の選手に、サポーターに、大きな意識の変化を
与えたのであろうことは感じられました。ただやはり、監督交代から3日程度で質の高いサッカーの
構築を求めるのはさすがに難しい。チームとしての蓄積において、東京が一枚上だったのだ、
という評価をしていい内容だったと言えるのでしょう。
ここ最近の東京を見ていて感じるのは、不必要に急ぐプレーが激減したということですね。
相手が守備組織を構築している際にギャンブル的に前を急ぐのではなく、じっくりとキープし
ボールを失うことなく機を伺い、丁寧に攻めて行く。別の言い方をすれば、時間をかけるべき
状況できちんと時間をかけられるというか。4月頃ならリードして向かえた残り10分足らず
なんて状況下でさえ、落ち浮きを失っていたのですから(笑)。
この試合でもボールを回し、パスをつないでいく意識が徹底されているのだなと感じる場面が
随所に見られました。それこそ自陣ペナルティエリア付近でさえ、細かなパス交換で前に進もうと
しているのですから。そしてそこに相手選手が本来のポジションを離してプレッシャーをかけてくれば、
今度はその空いたスペースに長めのボールを入れて見たり。緩急というか、相手をイナすプレーというか。
東京がこんなパス交換をできるなんて、とても思えませんでしたよ。4月頃までは(笑)。
前半は0-0で終えましたが、ボクシング風の採点をすれば神戸9.5-東京10というところだったのでは。
つまり東京の判定勝ちというような。ただサッカーの世界には、判定勝ちはないですわね(笑)。
それだけに先制点を奪って優位な状況をより明確にしたいと考えていましたが、またしても
石川の見事なゴール。もう今の石川は、一時的な調子の良さといったものではなく、
これが普通の状態なのだと見ていいでしょう。完全に一段上の次元に達したと判断していい。
その意味で、試合後にゴール裏から石川へ「平常心」コールが出たのは良かったですね。
これが普通の状況なのだというね。
もちろん今の石川は絶対的な存在ですが、ただ東京が石川のワンマンチームかというと
それは違う。カボレがいて、平山がいて、羽生の動き出しがありというように、それぞれの選手が
それぞれに脅威を与える動きを出来ている。今の東京は攻撃のキーマン一人をマークすれば
OKということではない。そこに喜びを感じますね。様々な可能性を秘めていることに。
そう考えれば、昨日の2点目をカボレが決めてくれたのは価値がある。カボレの存在は本当に
大きなものですが、ゴールという結果とは縁が薄かった(笑)。ゴールがあるとないとでは
やはり違うはずで、今後さらにカボレもよくなってくれるでしょう。ただ昨シーズン夏場の
カボレのプレーぶりに、暑さにあまり強くないのではないか、という印象を持ちましたので、
コンディション調整を願うところです。
リーグ戦再開からの3試合、東京はスターティングの11人が全く同じ顔ぶれです。確かに
この11人はチームとして非常に高レベルにあると思う。ただこれから夏場を向かえるわけで、
選手のコンディションの問題が現れる可能性は十分にある。またケガやカード累積なども
当然ありえるでしょう。昨日で米本が累積3枚になりましたし、徳もすでに3枚貰っていますから。
そのあたりを考えれば、再開後のスターティング11人以外の選手の充実もより必要性が
増してくるはず。チームが好調にある今だからこそ、全体の底上げを意識したいですね。
調子のいい時期には、いろんなことをやりやすいはずですから(笑)。あと言うまでもないことですが、
赤嶺を放出する余裕など全くないはずですよね。
僕にとって今現在のさしあたっての目標は、得失点差をプラスに持っていくことです(笑)。
次節でそれを実現できれば、もちろん万々歳ですが。次の名古屋戦も、必ずや勝ちましょう。
与えたのであろうことは感じられました。ただやはり、監督交代から3日程度で質の高いサッカーの
構築を求めるのはさすがに難しい。チームとしての蓄積において、東京が一枚上だったのだ、
という評価をしていい内容だったと言えるのでしょう。
ここ最近の東京を見ていて感じるのは、不必要に急ぐプレーが激減したということですね。
相手が守備組織を構築している際にギャンブル的に前を急ぐのではなく、じっくりとキープし
ボールを失うことなく機を伺い、丁寧に攻めて行く。別の言い方をすれば、時間をかけるべき
状況できちんと時間をかけられるというか。4月頃ならリードして向かえた残り10分足らず
なんて状況下でさえ、落ち浮きを失っていたのですから(笑)。
この試合でもボールを回し、パスをつないでいく意識が徹底されているのだなと感じる場面が
随所に見られました。それこそ自陣ペナルティエリア付近でさえ、細かなパス交換で前に進もうと
しているのですから。そしてそこに相手選手が本来のポジションを離してプレッシャーをかけてくれば、
今度はその空いたスペースに長めのボールを入れて見たり。緩急というか、相手をイナすプレーというか。
東京がこんなパス交換をできるなんて、とても思えませんでしたよ。4月頃までは(笑)。
前半は0-0で終えましたが、ボクシング風の採点をすれば神戸9.5-東京10というところだったのでは。
つまり東京の判定勝ちというような。ただサッカーの世界には、判定勝ちはないですわね(笑)。
それだけに先制点を奪って優位な状況をより明確にしたいと考えていましたが、またしても
石川の見事なゴール。もう今の石川は、一時的な調子の良さといったものではなく、
これが普通の状態なのだと見ていいでしょう。完全に一段上の次元に達したと判断していい。
その意味で、試合後にゴール裏から石川へ「平常心」コールが出たのは良かったですね。
これが普通の状況なのだというね。
もちろん今の石川は絶対的な存在ですが、ただ東京が石川のワンマンチームかというと
それは違う。カボレがいて、平山がいて、羽生の動き出しがありというように、それぞれの選手が
それぞれに脅威を与える動きを出来ている。今の東京は攻撃のキーマン一人をマークすれば
OKということではない。そこに喜びを感じますね。様々な可能性を秘めていることに。
そう考えれば、昨日の2点目をカボレが決めてくれたのは価値がある。カボレの存在は本当に
大きなものですが、ゴールという結果とは縁が薄かった(笑)。ゴールがあるとないとでは
やはり違うはずで、今後さらにカボレもよくなってくれるでしょう。ただ昨シーズン夏場の
カボレのプレーぶりに、暑さにあまり強くないのではないか、という印象を持ちましたので、
コンディション調整を願うところです。
リーグ戦再開からの3試合、東京はスターティングの11人が全く同じ顔ぶれです。確かに
この11人はチームとして非常に高レベルにあると思う。ただこれから夏場を向かえるわけで、
選手のコンディションの問題が現れる可能性は十分にある。またケガやカード累積なども
当然ありえるでしょう。昨日で米本が累積3枚になりましたし、徳もすでに3枚貰っていますから。
そのあたりを考えれば、再開後のスターティング11人以外の選手の充実もより必要性が
増してくるはず。チームが好調にある今だからこそ、全体の底上げを意識したいですね。
調子のいい時期には、いろんなことをやりやすいはずですから(笑)。あと言うまでもないことですが、
赤嶺を放出する余裕など全くないはずですよね。
僕にとって今現在のさしあたっての目標は、得失点差をプラスに持っていくことです(笑)。
次節でそれを実現できれば、もちろん万々歳ですが。次の名古屋戦も、必ずや勝ちましょう。