メインディッシュの出雲鹿
ランチコース「Koma-Gata」 11000円(+ワイン+サービス料)
緊急事態宣言が発出され、多くの飲食店が夜の時短営業を余儀なくされる状況でもおいしいものを楽しみたいという欲求は抑えきれません。
人気店ゆえ早めに予約をしていたお店に予定通り向かったのでありました。
高級店ゆえ、客同士が密になることもなく、酩酊してくだを巻くような不心得者もおりません。
ロゼのシャンパンから始めてグラスワインを赤白1杯づつ。
フレンチなのに日本料理にも見えてくるすばらしい技巧と、一品たりとも外れのない完成度の高いコースに大いに感心いたしました。
京都先斗町の川床に似ていなくもないシチュエーションです
先付けと呼びたくなるアミューズの品々です。
中央が「長野県産カリフラワーの温かいクリアヴルーテ、海藻のオイルとゲランドの塩のエキューム」
鹹味を泡(エキューム)で乗せることで絶妙な塩梅になるのです。
近隣老舗(大心堂、種亀)とのコラボスナックとアントナン風グリーンオリーヴマリネ
セルヴェラ・ド・リヨンとボジョレーワインのパート・ド・フリュイ
千住葱と黒トリュフ、活帆立貝のコンフィのハーモニー
お箸でいただくとますます日本料理のようですね
かなわ水産牡蠣のアラブランチャ
カキにリンゴが添えられているとは驚きです。だがウマい。
イチゴを山椒の香りと共にコンポート、ハイビスカスのグラニテとバナナ風味のホワイトチョコレートムースのハーモニー
フォンダンショコラ
エスコフィエ考案「ベル・エレーヌ」のイメージで
バッハコーヒーと小菓子
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