goo blog サービス終了のお知らせ 

ランチ王ブログ

ランチコレクターみぶのブログです。はてなブログに引越しました(2024.5.1~)

田奴久

2023年12月29日 | 千葉県市原市

おかめそば 750円

田奴久 千葉県市原市徳氏597

市原市は南北方向にとても広く、市内の端から端までの距離はなんと40kmにも及ぶのであります。
五井駅から30kmほど進み、高滝ダムを越えてさらに養老川の上流方面に向かう県道沿いにある田奴久(たぬきゅう)というおそばやさん(食堂?)に入ってみました。
この辺りになると飲食店は限られてくるし、広大な駐車場で入りやすいしで店内は賑わっていましたよ。
快晴でも冷え込むひんやりした空気の中、たのんだのは温かいおかめそば。
何の変哲もないおかめそばをズルズルすすって体も温まります。
こういうのでいいんです。


太陽

2023年12月28日 | 千葉県市原市

ランチ3(豚バラと白菜のピリ辛炒め) 1000円

太陽 千葉県市原市千種4-9-3

市原市千種の旧道沿いに中華・家庭料理を看板に掲げる一軒家の太陽というお店がありますが、通りかかるたびに「臨時休業」の札がかかっていてなかなか訪問の機会がありませんでした。
2023年も年末になって、たまたま通りかかったらなんと営業していたので急遽入ることに決めました。
小ぎれいな客席にはお客さんがたくさんいて、長期休業していたお店には見えません。
みんな再開を待っていたのかもしれません。
中華の麺飯類、一品料理のメニューがたくさんあるほか、壁に貼られたセットメニューもおいしそう。
この日、豚バラと白菜のピリ辛炒めというのがおいしそうだと思ってたのんでみました。
たのんでから七八分で本日のランチが運ばれてきましたが、おかずの圧がすごいです。
照り良く炒められた厚めのバラ肉とたっぷりの野菜のツヤがいい感じで、見た目は100点です。
控えめのピリ辛はごはんのおかずにピッタリで、ウマいですね。
どうやら営業は御主人の体調次第だそうですので、運よくオープンしている日には是非行ってみてはどうでしょう。


松葉家若宮店

2023年12月27日 | 千葉県市原市

ミックス刺身カキフライセット(カキ2、海老、ヒレ) 1100円

松葉家若宮店 千葉県市原市菊間2394

市原市内の若宮団地を縦断する若宮通の北側のどん突きに、一見ありふれた昔ながらのおそば屋さんに見える松葉家というお店があります。
実はこの店、セットメニューや定食などのごはんものの充実ぶりが半端なく、そのためかランチタイムには満席になることも多い人気店です。
この日もテーブル席は満卓で、ぎりぎり空いていた小上がりの座敷に上がりました。
日替わりの「松葉家セット」のほか、いろいろなおかずと麺類を自在に組み合わせた多数のセットがあるほか、もちろん一般的なそば・うどんのメニューもそろっています。
黒板に書かれた様々なセットメニューから、カキフライが入るミックスフライと刺身のセットというのを見つけ出してたのんでみましたよ。
少し太めのおそばに、強めに揚がったフライ、おいしいマグロの刺身とバラエティに富んだおかずとごはんのセットはボリューム十分です。
これは働く人の味方だなあ・・・と思いきや、お客さんは作業服姿の男性だけでなく、高齢者や女性グループもいて様々な需要に応じているようですね。


らーめん友希家~縁~(閉店)

2023年12月26日 | 千葉県市原市

ラーメン並 900円

らーめん友希家~縁~(閉店) 千葉県市原市五井東2-13-11 サニーハイツ1F

市原市五井地区にあって2022年に惜しまれつつ閉店した喜多方ラーメン圭水だった場所に、友希家というラーメン店ができました。
すでに多くの家系がしのぎを削っている市原市五井地区で、また家系かという飽和感があったのは正直なところ。
しかし何度か店の前の市役所通りを通りかかっても休業日が多くいつやっているのかわかりません。
営業日を確かめるためネットで検索してみると、以前八千代市にあって人気店だったというポジティブな情報と、何かと世間を騒がすネガティブな情報などさまざまな情報が出てきます。
経験してみないと本当のところはわからないというのが自分の考え方でもあるし、バイアスを極力排除してフラットな判断を心掛けつつ営業日を確認して行ってみました。
少々暗くて整頓が行き届かない様子の客席で、カウンターに着席。
麺、味、油の好みは「全部普通」でラーメンの並をたのんでみましたよ。
少な目のスープは、30年前くらいにおいしいと思っていた家系ラーメンを思い出させる野性味のある味わいで嫌いではありません。
卓上のニンニクや辛味噌が合う懐かしい味です。
ただ、全体のボリュームが抑えめの並盛りラーメンが900円とは物価高騰の折とはいえ強気だなあと。
また、客席にはいろいろなポップが張られ、格闘イベント出場者のスポンサーになっただとか、朝ラー始めましたとか、シェアキッチンでの営業案内とか、店主の積極的な姿勢、思いこそ見られるけれど、店内が雑然としているとか、いつ営業しているかわからないとか、客側の視点から見て大事な要素への思いが不足している印象を受けます。
味は悪くないけれど、近隣の人気店に勝負を挑むには何かと厳しいのではと思わざるを得ませんでした。


その後閉店しました。


とん丸

2023年12月25日 | 千葉県市原市

とんかつ定食 1400円

とん丸 千葉県市原市山木1162-2

辰巳通りの若宮団地入口の交差点から細道に入った先の目立たぬ場所に、広い駐車場を備えた立派な構えのとんかつ屋さん、とん丸があります。
昭和47年開店という半世紀の歴史を誇る老舗です。
昭和の飲食店建築に典型的な瓦屋根の庇がある玄関のノレンをくぐって店内へ。
広々したカウンターに掘り炬燵式のテーブル席が並び、ゆったりした空間が確保されて居心地は悪くなさそう。
建物は古いながらも手入れが行き届き、いい雰囲気の客席です。
カウンターに腰かけて布張りのメニューブックを開くと、とんかつ、ひれかつ、メンチカツ、ハンバーグ、エビフライといったとんかつ専門店的定食各種が並んでいます。
お値段はいずれも1400円~1500円。
そのほかに上等な定食として、特ロース、特ひれ、特エビフライ、とんてきの4種が1900円~2100円。
さらに一品料理各種があります。
真っ当なとんかつ専門店なら妥当な価格水準かと思いますが、ちょっといいものを食べたいときにやってくる感じのお店のようですね。
で、この日たのんだのはとんかつ定食。特に説明は書かれていないけれど並のロースかつ定食です。
並でもそれなりの厚みがあって、にもかかわらず柔らかい食感が秀逸です。
肉の下ごしらえが適切になされているようで、並でも十分なおいしさに思わせるのがさすが。
いいとんかつ屋さんが何軒もある市原市、侮りがたし。


断面ショー


昭和の和風飲食店建築


malolo

2023年12月22日 | 千葉県市原市

ちゃんぽん+ワッフル(1/4)セット 800円+480円

malolo 千葉県市原市佐是281-2

市原市はちょっと郊外に足を延ばせばのどかな里山が広がっていて、そのエリアにはいわゆる里山カフェ的なお店があちこちに点在しています。
少しの移動で気軽に非日常が楽しめるのも市原市の魅力でしょう。
この日は佐是にあるマロロというカフェに行ってみましたよ。
養老川の氾濫原で水田が広がるエリアにペパーミントグリーンの小屋がポツンとあるのが目立ちます。
色が珍しいだけで、建物自体は農業用の納屋のようなものです。
ワッフルを売りにするカフェとして始めたようですが、ランチタイムにはワッフルのイメージとかけ離れた食事メニューが登場するのがおもしろいところ。
この日のランチは、チャーシュー丼、やきそば、かつ煮、ちゃんぽんと、大衆食堂みたいなメニューになっています。
ランチタイム限定でこれらの食事メニューにワッフルセットを追加することもできるというなかなかシュールな展開です。
どうせなら変わった組み合わせをしてみようと、ちゃんぽんのワッフルセットをたのむことに決めました。
ちゃんぽんはかまぼこ、イカといった長崎ちゃんぽん的海産物も乗っているけれど、自家製チャーシューが2枚と岩ノリというオリジナリティある具材が目立っています。
家庭的ちゃんぽんとして無難においしいですよ。
そしてデザートにワッフルというなかなかに珍奇な組み合わせですが、これもまたきれいな盛り合わせもあってとても佳きかな。
快晴の空高い冬晴れの、のどかな農閑期の昼下がりの里山カフェというシチュエーションに身を委ねていると、なんでも許せる懐の深い人間になったような気がします。


冬晴れの郊外にあるカフェ、マロロ。
マロロという店名はハワイの言葉だそうですが、某ゲームに出てくる白塗りのキャラが頭をよぎります・・・。


トラットリア フィオーレ

2023年12月21日 | 千葉県市原市

ランチAセット(自家製パンチェッタと玉ネギの辛いトマトソース;アマトリチャーナ) 1300円

トラットリア フィオーレ 千葉県市原市姉崎3221-4

市原市姉崎地区の青葉台団地内にある、こぢんまりしたイタリアンレストランのトラットリアフィオーレ。
青葉台に住まうマダムたちの社交場なのかな、という先入観を持ちつつ年の瀬の平日の良く晴れた日に行ってみました。
イタリア国旗をモチーフとしたノボリが立っているので営業中なのはわかりますが、外からのぞくと店内にお客さんは誰もいません。
ひょっとして本日は貸切かとの不安もよぎりましたが突入すると、すんなり案内されたのでした。
この日はたまたま空いていただけのようです。
ランチメニューはパスタ(7種)又はピッツァ(6種)からひとつメインを選び、Aセットはミニサラダとドリンク、Bセットは前菜、ジェラート、ドリンクが付きます。
どうせワインも飲めないしAセットを選び、パスタはアマトリチャーナにしてみましたよ。
市原市のレストランでは、サラダのおいしさに驚かされることが多く、このお店もまたサラダがおいしかった。
セットのミニサラダといえども、新鮮な葉物野菜がそれなりのボリュームで盛られて味もいいですね。
メイン料理に選んだアマトリチャーナもシャレたお皿にきれいに盛り付けられ、玉ねぎの甘さと唐辛子の辛さが絶妙にマッチしていました。
コーヒーまでついて1300円では申し訳ないようなお得なランチに満足です。


韓国家庭料理 潤

2023年12月20日 | 千葉県市原市

キムチチゲ定食 1100円

韓国家庭料理 潤 千葉県市原市青柳2031-1

五井と姉崎の中間あたり、広々とした都市計画道路の千種通りに面した韓国料理のお店、潤のランチに行ってみました。
明るくて清潔感のある客席には焼肉用の排煙ダクトが設置されています。
昼から焼くのもいいですが、きょうはランチメニューの定食にしようと決めています。
チゲ料理、ビビンバ、プルコギ、参鶏湯など各種定食のほか、20種もあろうかという小皿のパンチャンが全種類出てくる潤定食というのも興味深いですね。
ただし、パンチャンは自分の舌に合わない場合も多々あるので、きょうは無難そうなチゲ料理からキムチチゲ定食をたのんでみましたよ。
前菜の小皿料理が5種、韓国料理でよく使われる無機質なステンレスの器に盛られたごはん、そして、もうもうと湯気を立てて煮えくり返ったチゲが運ばれてきました。
チゲの容赦ない熱さが冬場のランチにはいいですね。
少し熟れたキムチの酸味と辛い中に甘さと旨味を感じるチゲは得も言われぬクセのある独特の味わいで、なんと表現したら良いか迷います。
しばしば慣れない味に出会うこともあるけれど、ときどき韓国料理を食べて経験値を積み増しておきたいとは思います。


釜めし和

2023年12月19日 | 千葉県市原市

サケ塩焼き定食 850円(外税)

釜めし和(かず) 千葉県市原市光風台2-253

光風台団地の奥の方に若竹色に塗られた一軒家の店舗で営業する釜めし和(かず)というお店があります。
これまたなんでこんな場所でランチ営業を?という疑問はあるものの、固定客がついているのでしょう。
店頭に置かれた黒板には「本日のランチ」として、アジフライ、サケ塩焼きと書かれています。
昼から釜めしというのもオツではありますが、そうそうゆっくりと時間がとれる日ばかりではないので普通の定食もいただけることがわかって一安心です。
こんにちわ~と声をかけて入店。
カウンターにテーブルと小上がり席のある昔ながらの個人店といった雰囲気ですが、意外とと言っては失礼かもしれませんが小ぎれいで落ち着いた客席でした。
席についていちおう釜めしのメニューも見てみましょうか。
五目、とり、山菜、かに、サケ、豚生姜、かきの7種類の釜めしがそろい、単品で900円から1250円というお手頃価格です。
こんな釜めし屋さんが近くにあったら嬉しいと思うので、同様に思っている光風台の住民もたくさんいるに違いありません。
釜めしメニューに後ろ髪を引かれながらも、注文したのは本日のランチのさけ塩焼きです。
冷奴、香の物、ミニサラダがついた折り目正しい定食で、サケの焼き加減はばっちり。
おいしいごはんに塩ジャケ、和風のデザートとこういう定食はうれしいですね。


目立つ色彩の一軒家です


らーめん八幡屋

2023年12月18日 | 千葉県市原市

痺辛(しびから)味噌ラーメン(あっさり・中シビ・中辛・麺中盛) 900円

らーめん八幡屋 千葉県市原市潤井戸1307-7

市原市潤井戸の茂原街道沿いにあるうなぎの名店八幡屋が展開するらーめん八幡屋は駐車場も広く界隈では人気のラーメン店です。
以前はうなぎを使ったラーメンが有名だったけれど、今はメニューが大幅に増殖していて何がイチオシなのかはよくわかりません。
G系の豚麺、魚介豚骨、濃口中華そば、痺辛あたりが人気のようだけれど、そのほかにもまぜそば、つけ麺、味噌、スタミナ、煮干し豚骨など一体何種類あるんだという、メニューの方向性がオールジャンル過ぎるのが特徴と言ってもいいでしょう。
寒くなってきたことだし、シビカラの味噌ラーメンは体が温まりそうなのでこれをたのむことに決めました。
たのむ品は決まったけれどこれで注文は終わりではないのです。
はじめにスープを「あっさり」か「こってり」か選び、加えて痺れと辛さをそれぞれ4段階から選び、ヤサイの量を3段階から選んだ上で、さらにランチタイムは麺量中盛が無料サービスなのでこれを指定するという段階を経てようやく注文完了です。
ヤサイは増量せずともなかなかの盛りで、大きめチャーシューは一枚で十分でしょう。
野菜の上の辛味噌をスープに溶き入れつついただきます。
味噌ラーメンとしてはスープがいい感じで成立しているものの、ヤサイとスープの辛さと痺れに一体感がなく全体の調和がとれていないように思います。
一回食べてあまり納得いかなかったとしても、次回は他のジャンルのラーメンをたのんでみよう、というやり直しが何度もできるのがこのお店の強みかもしれませんね。


炭火×イタリアン CILO

2023年12月14日 | 千葉県市原市

 

炭焼き自家製パンチェッタのアマトリチャーナ 1980円

炭火×イタリアン CILO 千葉県市原市山木1169-4

1972年から市原市の発展とともにあった老舗レストラン絽朱愉(ロッシュ)が2023年7月に閉店との報に触れてちょっと驚きました。
飲食店業界でも事業承継は難しいのかもしれませんね。
そんな折、市原市出身のオーナーが「炭火×イタリアン」を標榜する CILO(チロ)というお店を旧ロッシュの店舗を活用してオープンさせたことを知りました。
2023年10月12日のオープンからおよそ2か月、初訪問にはちょうどいい時期に機会を作って行ってみました。
扉の色が鮮やかなアズーロに塗られるなど南イタリアなイメージに変わっていますが、建物自体はロッシュ時代のイメージそのままです。
昼の部のオープンと同時に入店し、木のぬくもりを感じるテーブル席へと案内されました。
ランチメニューは8種類のメイン料理が用意され、それぞれ前菜ビュッフェ(1度だけ)と自家製のフォカッチャ、ドリンクがセットになっていて外税で1700円からというちょっと贅沢感がある価格帯です。
どうせならお店の看板である炭火というキーワードの入ったメニューをたのんでみようと考えて、炭火焼自家製パンチェッタのアマトリチャーナをたのんでみましたよ。
まずはワンウェイの前菜ビュッフェです。
バラエティに富んだ12種の前菜がたっぷり用意されていて、これを個人店で用意するのはたいへんだと思いますが楽しい趣向です。
何度も料理を取りに行くのは面倒なのでバイキング形式があまり好きではない自分ではありますが、一度だけなら楽しめます。
これだけの前菜があれば冷たいスパークリングから始めて、グラスの白に赤と3杯くらいは楽しめそうですが、クルマで来てしまったので残念。
いい感じでひと皿に盛り込んだ前菜はどれも手作りで気が利いています。ワインが飲めないのは痛恨の極みと言えましょう。
そうこうしているうちにアマトリチャーナが運ばれてきました。
まさか一枚肉のパンチェッタがそのまま上に乗っかっているとは思いもしなかったので、その見た目にはちょっと驚きましたよ。
炭火で炙られたパンチェッタは香ばしく、パスタに混入しているものとは違ったおいしさを味わえるのがいいですね。
税込みで約2000円ほどになりますが、前菜ビュッフェや料理のクオリティを考えれば十分なお値打ちだと思います。


12種の前菜ビュフェ


前菜盛り合わせと自家製フォカッチャ


どさん娘市原店

2023年12月13日 | 千葉県市原市

肉うま煮定食 950円

どさん娘市原店 千葉県市原市五所1663-7

昭和を生きてきた諸兄には説明の必要もないほどに全国各地に展開していた札幌ラーメンの「どさん子」あるいは「どさん娘」。
今もその残党はあちこちに残っているけれど、自分の中では「懐かしい、まだあったんだ」的なお店になっています。
しかし、市原市内白金通りのボートピアのそばで札幌ラーメンどさん娘市原店は今も健在です。
外観はチェーンが隆盛を誇っていた昭和時代そのまま、劇画タッチで描かれた黒髪ロングヘアのアイヌ娘が強い目力でこちらを睨みつけてくる印象的なキャラクターのポップも貼ってあります。
そんな郷愁のどさん娘に入ってみましたよ。
カウンター席もテーブル席も昔ながらの造作ながらきちんと手入れはなされていて、レトロな雰囲気が今となっては逆にいい感じです。
空いていたのでひとりゆったりテーブル席に座らせてもらいました。
どさん娘は札幌ラーメンのチェーンなのだから味噌ラーメンをたのむのが王道、と考えるのは実は浅はかなのです。
チェーン本部はすでに倒産しており、今生き残っているどさん娘はすべて独立店だといいます。
それぞれの店舗の立地に応じた最適な営業形態に進化して今なお生き残る、いわば老舗中華の個人店とみなすのが正解なのであります。
メニューを見ると、ラーメンの部の筆頭はタンタンメンで味噌ラーメンはその次です。
さらに言えば、定食や一品料理の部のほうに大きなスペースが割かれています。
一品料理の部でいちばん大きな写真で紹介されている肉うま煮の定食、これこそがどさん娘市原店でたのむべきメニューです。
ごはんにもビールにも合うであろう濃厚なコクと旨味、そしてたっぷりの豚肉と野菜。
正味のところ、こんなにおいしい肉うま煮は初めて食べたと言ってもいいです。
そのくらいおいしかった。
どさん娘という屋号のおかげで凡庸なチェーン店のように装っているけれど、その実態は実力派の極上大衆中華店なのです。
なんだか最弱勇者みたいでカッコいいぞ。


目力の強い劇画調アイヌ女性(昭和のインカラマッ と呼んでみたい)


和食 水仙

2023年12月13日 | 千葉県市原市

日替定食B(アジフライとカキフライ) 850円

和食 水仙 千葉県市原市五井中央西2-8-25

JR五井駅西口からほど近い和食店水仙は、落ち着いた雰囲気で気の利いた昼定食をいただける界隈では貴重な存在です。
2019年に訪れた際もごはんのおいしさが印象的でした。
この日、3種用意された日替わり定食のひとつがアジフライとカキフライという魅力的なコンビでした。
ジューシーなフライにおいしいごはん、最強ですね。


2024.10.1 リニューアルオープン


紅丸食堂

2023年12月12日 | 千葉県市原市

平日限定ラーメンセットA(しょうゆラーメンとちびチャーシュー丼セット) 950円

紅丸食堂 千葉県市原市海保292-9

市原市の郊外にあって田畑や資材置き場などが広がるのどかな場所に、知る人ぞ知る人気の紅丸食堂があります。
砂利の駐車場にクルマを停めて簡素な建物に入ると広間に座卓が並ぶ客席があって、靴を脱いで上がります。
メニューはとんかつ、生姜焼きなどの定食のほか竹岡風のラーメンなどもありますね。
総じてガッツリ系のメニューが肉体派ワーカーの支持を集めているように見受けられました。
チャーシューがおいしいとの評判も聞くので、ラーメンとミニチャーシュー丼のセットをたのんでみましたよ。
竹岡風のラーメンは自分の嗜好に合っているし、チャーシューは評判通りでおいしかったです。
現場仕事の人がここを好きなのはわかる気がします。


カマル市原店

2023年12月08日 | 千葉県市原市

日替わりセット(チーズチキンカレー) 980円

カマル市原店 千葉県市原市久々津553-2

八幡宿から辰巳通りを進んで辰巳台団地を越えた先にあるカマルまで遠征してみました。
市原市内でも人気のあるインド料理店で、昼時には順番待ちになることも珍しくないそうです。
この日は正午の10分前頃に着いたところ、待つこともなくすぐに案内されましたが、席はけっこう埋まっていて満席になるのも時間の問題という状況でした。
黒褐色の木材を基調とするインテリアにもこだわりがみられ、そういうところも人気の一因なのかしらと思いながらランチメニューを見てメニューを検討しました。
味わい深い手書きのメニューによれば、カレーの種類はチキン、バターチキン、サグチキン、マトン、野菜、豆、シーフードの7種。
これらの1~2種を選び、タンドリーチキンをつけたりできるセットが基本です。
そのほか日替わりランチセットがあって、この日はチーズチキンカレーでした。
特に食べたいメニューも決まらないし日替わりでいいかなあ、ということで、辛口を指定して注文しましたよ。
カレー自体はコクと香りが十分感じられるものの、トッピングのチーズが多すぎて全体の味をチーズが支配してしまっています。
はじめはシンプルにチキンとか豆とか野菜をたのむのが正解のようです。