われわれの思想のおのおのは、生涯の一瞬間にすぎない。
もし、生きるということが、自分の誤りを正し、偏見を征服し、思想と心とを
日々に拡大するというためでないならば、それは、われわれに何の役に
たとう。待ってもらいたい。たとえわれわれに誤りがあろうとも、しばらく
許してもらいたい。われわれは、自分で誤りがあるべきことを知っている。
そして自分の間違いを認めるときには、諸君よりも、もっときびしくそれを
とがめるであろう。われわれは毎日多少なりとも、さらに真理に近づこうと
勤めているのだ。(ジャン・クリストフ)
ロマン・ロラン(1866~1944)文学者。第一次大戦当時から反戦
主義を守りとおし、自由の友として多くの小説、評論を書いた。
代表作『魅せられたる魂』
─『一日一言 -人類の知恵ー』桑原武夫編 岩波新書から
しっかりした小説は、作者の哲学が入り、難しい哲学書を読むより
参考になる。主人公や、物語を自分のものとして仮想現実のなかで
考えてみることができるから。
もし、生きるということが、自分の誤りを正し、偏見を征服し、思想と心とを
日々に拡大するというためでないならば、それは、われわれに何の役に
たとう。待ってもらいたい。たとえわれわれに誤りがあろうとも、しばらく
許してもらいたい。われわれは、自分で誤りがあるべきことを知っている。
そして自分の間違いを認めるときには、諸君よりも、もっときびしくそれを
とがめるであろう。われわれは毎日多少なりとも、さらに真理に近づこうと
勤めているのだ。(ジャン・クリストフ)
ロマン・ロラン(1866~1944)文学者。第一次大戦当時から反戦
主義を守りとおし、自由の友として多くの小説、評論を書いた。
代表作『魅せられたる魂』
─『一日一言 -人類の知恵ー』桑原武夫編 岩波新書から
しっかりした小説は、作者の哲学が入り、難しい哲学書を読むより
参考になる。主人公や、物語を自分のものとして仮想現実のなかで
考えてみることができるから。
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