Saku Loft Garden 野山と一緒

好きな趣味などBlogっています。

『ドクヤマドリタケ』『ヤマドリタケモドキ』

2007-09-21 | キノコ


↓で書きました。「アカヤマドリタケ」によく似たキノコに「ドクヤマドリタケ」と「ヤマドリタケモドキ」があります。しかし今年も東信地方でドクヤマドリタケを間違えて中毒を起こしたようです。当県で食中毒を起こした原因のキノコは、クサウラベニタケ、カキシメジ、ツキヨタケ、ドクヤマドリタケの4種類できのこ中毒の70%以上を占めているので、特に注意したいきのこです。ドクヤマドリタケは亜高山帯針葉樹林内の発生が多い。そこで「ドクヤマドリタケ」と「ヤマドリタケモドキ」の画像のみ借用して載せてみました。見比べてみてください。

ドクヤマドリタケの特徴見分け方
①標高1800~2000mの針葉樹内に散在
②傘は茶褐色でややビロード状
③裏は微小管孔で黄褐色、傷つくと弱く青変
④食後4~5時間で不快感、嘔吐、下痢
⑤ヤマドリタケモドキと似ている

よい見分け方が載っています。
ヤマドリタケ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ご覧下さいな。



『ドクヤマドリタケ』画像










2008 08 17 ドクヤマドリタケ断面



『ヤマドリタケモドキ』画像










2008 08 22 佐久穂町新田撮影


一番の違いはドクヤマドリタケの柄は淡黄色で表面に網目模様はない。肉は傷つけると弱い青変性を示す。こんなことが目安になるようです。いずれにしましても自己責任で鑑定ねがいます。


『アカヤマドリタケ』

2007-09-21 | キノコ

画像:2007 09 20 アカヤマドリタケ 佐久市前山収穫撮影

当地では昔からアカテングなどと言われて食された食菌です。八月下旬から十月上旬に早いキノコと共に松山や雑木林の地上に出る。大型のイグチ類で成長すると直径30センチ、厚み10センチ程になるものもある。味は大型の割に上品で短冊に切り湯がいて三杯酢やおろしポン酢で美味、パスタ、バター焼き、塩焼き、フライ、天婦羅、カレーの具にも良い。食べられるキノコの中でもおいしいキノコだ。けれど大きくなりすぎたものは管孔部分がいたんでいたり虫食いが多いようです。食用にするには傘の開かない固くしまったものを採取するとよいでしょう。料理に使うと黄色い汁が出て、料理全体を黄色く染めてしまいます。下処理をするとよろしいようです。ヤマドリタケより色は濃く、はじめ半球形のまんじゅうの形からほぼ平らに開く。表面はビロード状濃黄土色、はじめはしわ状のちひび割れる。この特徴はアカヤマドリタケだけです。


画像:2006 08 03 ヤマドリタケモドキ 南佐久郡小海町採集撮影




画像:2006 08 04 アカヤマドリタケ 佐久市臼田撮影


画像:2007 09 20 アカヤマドリタケ 佐久市前山撮影



画像:2007 09 20 アカドリタケ 佐久市前山撮影


画像:2007 09 20 イロガワリ 佐久市前山撮影


画像:2007 09 20 ヤマドリタケモドキ 佐久市前山撮影


画像:2007 09 30 アカヤマドリタケ 佐久市前山撮影

アカヤドリを使ったお料理です。
まずは 2008 01 12 ヤマドリタケパスタ


友人さくらさんの 2007 10 26 バター焼きと

友人さくらさんの 2007 10 26クリーム煮