風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

佐田夕映

2013-08-29 07:22:25 | 縞 物

 本種が好きなこともありますが、その芸も非常に興味深い品種かと思っています。どのくらいの株数があるかは知り
ませんが、まだまだ希少な品種と聞いています。また子出しもよろしくないところへ上柄が出にくいときていますので中々増え
ません。そんな本種ですのでこの前あるオークションに出品されていたのを思わず競り落としてしまいました。手元で一鉢作って
いますので少しは品種についての知識もあり、出品画像では一見無地に向かうように見えたものの本種は後冴えのためおそらく
柄が沈んでいるんだろうと予想の上での落札でした。手元に届いて早速確認、予想的中、種木にはもってこいの良柄です
                  親木 ↓                                   購入木 ↓

 これからの2枚の写真は以前から手元で作っているものです。



 ここからが購入した木の写真です。

 花の跡が多いのでしばらくは子が望めないかなとおもっていました。・・・・・・・・が・・・・・・

 ・・・・・・・以外と早速当たりが。現状観察では一寸派手すぎるかもって感じです

 こちら側には葉の両方に細縞が通っています。こんな柄ですから出品中に掲載される写真では斑の入り具合が解るわけない
ですね。結果、入札者が少なく(もしや、余りみんなほしがらなかっただけのことかな)自分的には超びっくりの非常にリーズナ
ブルな価格で落札できました。ほんと

 こちらは一寸太めの棒縞が。というよりこの葉については「だけ」といったほうが絵にあっていますね。


 葉表には表れていないかもしれませんがこうして軸を観てみますとわりと斑が入っているのが解っていただけるかと。
 日強く炙ればもう少し柄が浮かんでくるかもしれませんが、当然葉色が落ちるので我家では50%遮光下で気長に
作ろうと考えています。
 今回もそうですが、写真画像というのは予想以上に絵と実物の乖離が激しいことがよくあります。予想に反しての結果がよければ
いいんですが逆とくればそのショックは相当なものですよね。数百、数千円程度なら授業料と笑えるかもしれませんが大金をはたくこと
もしばしばの趣味です。今回はいい買い物につながりましたがいつ落とし穴にはまるかもしれないので、自分にも言い聞かせる意味で
注意注意

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