足が床からはなれる抱っこができるまでに10年ほどかかったオニオニではありますが、布団でくつろぎ、私が寝る時には枕元に来るようになっていました。
暑かった数日、夜に外の気温は下がっても部屋の中はまだ暑くて、私が仕事から帰ってくると外に居る事もありました。
それでも普通に家に入ってごはんを食べて寝てました。
1週間ぐらい前からかなあ、やたら振り返って外…下りる道のほう…を気にしたり、家で撫でててもふと慌てて外に出て行ったり、挙動不審。
外に何かあると思ってる?
でも外でくつろいでたりするし…。
31日、オニオニが見当たりません。
挙動不審ながら呼ぶと返事をするオニオニなのに、声も聞こえません。
どうしたかな…。
大きい動物と違って猫は行ける所が多すぎて探せません。
まあ、おなかすいたら来るでしょ、とそのまま。
雨が降り始めて、小屋や厩舎など、雨が当たらない所に限られるかと呼びに行ったけど居ない。
何かあって帰れなくて雨に当たってるのか? と傘をさしてちょっと遠くにも呼びに行ったけど見つからず。
雨が降ると雨の音に加えて、川の音が大きくなって返事が聞こえない。
どこかに潜んで雨を避けてたら、却って「戻らなきゃ」と出てきたらかわいそうか…結構遠くからでも呼ぶと帰ってきた事があります(呼んでから鳴きながら姿を現すまでの時間から推測)。
しばらくして雨がぽつぽつになったところで、さすがに心配になり、呼びに出ました。
放牧地のほうにも呼びに行って、反応ないので家の前に戻って来て
オーニーッ
と何度も叫びます。
隣の家、200メートルほど下なので叫んでも迷惑になってません
ん なんかかすかに聞こえたような…
オニ~
どこ~
オニ~
やっと声の出所がわかりました。
上
オニちゃん
もしかして下りられへんの
高さはこれぐらい。
雨の間、ここに居たって事は下りられないんでしょ、とはしごを持ってきました。
あ、買った時の目的が斜面のセイタカアワダチソウ刈りと、窓の網貼りだったから、この高さにしたんだった。
届かない。
まあ、私から逃げてもっと上がるかも、と思ってたのに怖がらず手が届いた足は触れた
ごはんで下りたい気持ちをそそる。
あれ? ねえねえ、これだけ木が斜めなら下りれるんじゃないのぉ?
しばらくほっといてみよう。
台所に居るとキキーと、ツメがステンレスに当たる音がしました。
ハシゴを使ったわけではなく 見た時は木の幹の左側を足を下にしてちょっとずつ下がっているところでした。
カメラは間に合わず、もう下りたところ。
やっぱり下りれるんやん。
呼んでも中に入ってこないので外でごはん。
マメに返事はする。
でも触れない
そして次の日。 オニオニが見当たらない時にチェックする場所に「木の上」が加わりました。
居た。
登ってしまって困ってるんじゃなくてくつろいでました。
枝でわかりにくいけど。
その次の日も木の上に居ました。
ヒョウか
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