私が馬と関わり始めたのは、平成元年、20年前になりますね。
大阪の乗馬クラブにOLしながら、週末通ってました。(トシがわかりますね)
私は小さい頃から動物は身近な存在でした。
記憶があるかないかの子供の頃には犬が、その後ずっと猫が一緒でした。小鳥やシマリスもいました。
根っからの動物好きですね。高校生の頃はムツゴロウさんの所、行きたいと思った事も。
自分より大きな動物と仲良くしたい、これが乗馬を始めた理由でしょうか。
乗る事よりも後の手入れの時間が好きで、私が乗った馬が、次のレッスンにも続けて乗る人がいると、手入れができないので、ガッカリしていたものです。
そのうち馬との触れ合いが土日だけでは物足りなくなり、奈良で馬の仕事をする事にしました。
まず、ここです。
馬をさわるのが土日だけじゃ物足りないから、毎日さわれるように馬の仕事に就いた。
今、違う仕事をして、馬を趣味に戻すと、また20年前の振り出しまで戻ってしまう、と気付きました。
経済力があれば、庭に馬がいる、という理想がかなえられますが、私の場合、趣味にすると、休みの日に何処かに触りに行く、という事ですから。
それから、もう1つ、初めて馬の仕事をする時に思っていた事があります。
本当に幸せな最期を迎える事ができる馬は、ほんの一握りである事を、その時既に知っていました。
馬を仕事にすると、その辛い部分を目の当たりにする事になるから、やめたほうがいい、と心配して下さる方がいました。
その時私が思った事、
それは
私が関わっても関わらなくても、不幸な馬がいる事実は変わらない。私には馬の命を救う力はないだろうけど、関わった馬が少しでも喜ぶ事を何かしたい。
私にできたのは小さい事です。痒い所をかくとか、いつも声をかけるとか、顔を撫でるとか、ベタベタするとか、そんなちょっとしたコミュニケーションです。
何かしてやろう、という上から目線ではなく、馬がいい顔になるのを見るのが好き、自分が癒されるんです。
(理屈じゃない感覚なので、説明は難しいのですが)
それが私の原点であり、そしてそれがずーーーっと私の1番の望みなんだと思います。
だからそれができないとストレスになる。忙しくても、その時間が取れると、随分ラクになります。
98年の秋、北海道に来たわけですが、やりたかった仕事は余生馬の世話でした。養老牧場という言葉で伝わるでしょうか。
でも、人を雇う大規模な養老牧場は少なく、まず馬の仕事と北海道の生活に慣れる為、生産牧場に就職しました。そして、もうすぐまる11年もたってしまいます。
そろそろ、やりたかった事を見つめ直し、現実としては厳しいと思いますが、小さくても自分で牧場をやる方向に進んでみようと思っています。
養老と言うと高齢馬のイメージですが、今やりたいと思っているのは高齢馬に限りません。が、生産、育成牧場ではないのは確かです。
いろいろ思うところはありますが、自分が馬とどう接したいのか、それを最優先する事にしました。
近々、また静内に引っ越します。
当面は何処かに通勤です。
進路を迷っている間に気付いた事が他にもあります。
仔馬、かわいい
(行く末を懸念しなければ、ではありますが)
このまま仔馬を触れなくなると、それもストレスになるのかも…
北海道に来てからずーっと仔馬がいましたから。仔馬と離れると自分がどうなるかわかりません
仔馬と言っても、秋冬はもうだいぶ大きいですけどね
当面の通勤先は、生産牧場かもしれません。
それから、ビデオテープをDVDにダビングして荷物を減らそうと思って整理していたら、数年前、門別で行われた初心者向けの乗馬大会のがありました。大阪の乗馬クラブで、障害はやめて馬場をやってたのに、数年ぶりにメーターのコース(障害の高さが100センチ以下)に出たんですよ~。そこでお借りした馬が前向きなお利口さんで、私の下手さをカバーして頑張って飛んでくれました。
それから静内のオーマイホースフェスティバルでカドリール(もどき?)をやったのとか…そういうのを見て、やたらテンションが上がる自分がいました。
あ~あたし、こういうの好きなんや~。
でも乗馬はしばらく遠ざかってます。
あれもこれも、やりたい事を全部やるのは無理ですが、譲れない事、できればやりたい事、など、この機会に整理できたような気がします。
とりあえずは引っ越しをクリアしなければ
☆追記☆
今日から また コメントをいただけるように致しましたので、よろしくお願いします。
大阪の乗馬クラブにOLしながら、週末通ってました。(トシがわかりますね)
私は小さい頃から動物は身近な存在でした。
記憶があるかないかの子供の頃には犬が、その後ずっと猫が一緒でした。小鳥やシマリスもいました。
根っからの動物好きですね。高校生の頃はムツゴロウさんの所、行きたいと思った事も。
自分より大きな動物と仲良くしたい、これが乗馬を始めた理由でしょうか。
乗る事よりも後の手入れの時間が好きで、私が乗った馬が、次のレッスンにも続けて乗る人がいると、手入れができないので、ガッカリしていたものです。
そのうち馬との触れ合いが土日だけでは物足りなくなり、奈良で馬の仕事をする事にしました。
まず、ここです。
馬をさわるのが土日だけじゃ物足りないから、毎日さわれるように馬の仕事に就いた。
今、違う仕事をして、馬を趣味に戻すと、また20年前の振り出しまで戻ってしまう、と気付きました。
経済力があれば、庭に馬がいる、という理想がかなえられますが、私の場合、趣味にすると、休みの日に何処かに触りに行く、という事ですから。
それから、もう1つ、初めて馬の仕事をする時に思っていた事があります。
本当に幸せな最期を迎える事ができる馬は、ほんの一握りである事を、その時既に知っていました。
馬を仕事にすると、その辛い部分を目の当たりにする事になるから、やめたほうがいい、と心配して下さる方がいました。
その時私が思った事、
それは
私が関わっても関わらなくても、不幸な馬がいる事実は変わらない。私には馬の命を救う力はないだろうけど、関わった馬が少しでも喜ぶ事を何かしたい。
私にできたのは小さい事です。痒い所をかくとか、いつも声をかけるとか、顔を撫でるとか、ベタベタするとか、そんなちょっとしたコミュニケーションです。
何かしてやろう、という上から目線ではなく、馬がいい顔になるのを見るのが好き、自分が癒されるんです。
(理屈じゃない感覚なので、説明は難しいのですが)
それが私の原点であり、そしてそれがずーーーっと私の1番の望みなんだと思います。
だからそれができないとストレスになる。忙しくても、その時間が取れると、随分ラクになります。
98年の秋、北海道に来たわけですが、やりたかった仕事は余生馬の世話でした。養老牧場という言葉で伝わるでしょうか。
でも、人を雇う大規模な養老牧場は少なく、まず馬の仕事と北海道の生活に慣れる為、生産牧場に就職しました。そして、もうすぐまる11年もたってしまいます。
そろそろ、やりたかった事を見つめ直し、現実としては厳しいと思いますが、小さくても自分で牧場をやる方向に進んでみようと思っています。
養老と言うと高齢馬のイメージですが、今やりたいと思っているのは高齢馬に限りません。が、生産、育成牧場ではないのは確かです。
いろいろ思うところはありますが、自分が馬とどう接したいのか、それを最優先する事にしました。
近々、また静内に引っ越します。
当面は何処かに通勤です。
進路を迷っている間に気付いた事が他にもあります。
仔馬、かわいい
(行く末を懸念しなければ、ではありますが)
このまま仔馬を触れなくなると、それもストレスになるのかも…
北海道に来てからずーっと仔馬がいましたから。仔馬と離れると自分がどうなるかわかりません
仔馬と言っても、秋冬はもうだいぶ大きいですけどね
当面の通勤先は、生産牧場かもしれません。
それから、ビデオテープをDVDにダビングして荷物を減らそうと思って整理していたら、数年前、門別で行われた初心者向けの乗馬大会のがありました。大阪の乗馬クラブで、障害はやめて馬場をやってたのに、数年ぶりにメーターのコース(障害の高さが100センチ以下)に出たんですよ~。そこでお借りした馬が前向きなお利口さんで、私の下手さをカバーして頑張って飛んでくれました。
それから静内のオーマイホースフェスティバルでカドリール(もどき?)をやったのとか…そういうのを見て、やたらテンションが上がる自分がいました。
あ~あたし、こういうの好きなんや~。
でも乗馬はしばらく遠ざかってます。
あれもこれも、やりたい事を全部やるのは無理ですが、譲れない事、できればやりたい事、など、この機会に整理できたような気がします。
とりあえずは引っ越しをクリアしなければ
☆追記☆
今日から また コメントをいただけるように致しましたので、よろしくお願いします。
やりたいことがわかっただけもいいんじゃない?あとはそれに向かって進むだけ。人間、元気ならなんでもできる!
きばりや~!
コメントありがとうございます
先の事をあれこれ考えると、正直 楽しみ、と言うより、重みで下を向いてしまいそうになりますが、気持ちが明るくなる励ましです。
ありがとうございます
今までより もっと病気やケガに気をつけて、元気でいて きばります~
応援してます(^^v
応援ありがとうございます
短い記事の間も、ブログを見ていただいて ありがとうございます。
急に決めた進路なので、不安がいっぱいですが、やってみます。
これからもよろしくお願いいたします。
養老馬の世話は特に大変でしょうが、やれるとこまでやってみては。これからも応援しています
応援ありがとうございます
手入れの時間、幸せですよね
自分も幸せ、馬も心地よければ言うことなしです
アンバーママさんが手入れしてあげたコも、耳や鼻、慣れてなかっただけで、拭いてあげたのは良かったと思います
私はやっとやりたい事に向いただけで、まだまだこれからが大変です。
どうかこれからも応援よろしくお願いいたしますm(__)m
何故北海道に行って11年も経つのに転々とし、一ヶ所に留まれないでしょうか?
気になりました。
自分もこれから地方に就職しようと思うのですが、不安になります。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
不安にさせてしまい申し訳ありません。
私の場合は、地方だから、とか地域の問題ではなく、職種の問題でした。
生産牧場は、どうしても馬を経済動物として扱う事になります。
そこが割り切れるかどうかが1つのポイントかと思います。
私は競馬好きではなく、馬が好きなので、なかなか経済動物として扱う事に、平気にはなれません。
ただ、余生馬の仕事ができる職場は少なく、まずは、違う形でも馬の仕事を、という思いで生産牧場で働いてきました。
一口に牧場と言っても、労働条件も馬の扱い方も考え方も様々です。中に入ってみないとわからない事もたくさんあります。
経済動物としてであっても、そこにいる間は愛情を注いでいたり、牧場としての扱いが私が思うのと違っていても、時間に余裕があって馬と好きに接する時間が取れたり…うまく何かでストレスとのバランスを取れる所を求めるうちに、他の牧場は?と動いてしまいました。どこまで妥協するか…我慢が足りないと言われればそれまでですが。
物を扱うのと違って、命として向き合うと、割りきって見過ごせない事もあります。
他に、どの職種でもある人間関係が理由の時もありました。
早朝から1日じゅう2~3人で過ごすので(私がいた牧場は大体それぐらいの規模でした)、合わない人がいると結構辛いです。
フーガさんがどういうお仕事かわかりませんが、やりたい事と仕事とのギャップがある私だから転々としてしまったと思います。
趣味の為にと割りきって働く事ができれば、一番いいのかもしれませんが。
的外れな事を言ってたらすみません。
僕は生産牧場に就職するんで、プルぽんさんのブログを見て、不安を抱いてしまいました。趣味と仕事は全く別だと考えている僕は…でも人それぞれ考え方受け止め方が違うと思うし、趣味を仕事に出来る事は素晴らしいですよね。
好きな馬だからこそ、仕事で一緒にいれる幸せを感じたいと思います。ストレスと感じた時は、八つ当たりをしないように、傷つけないよう、自分を見直したいと思いました。良きアドバイスありがとうございました。