プルぽんの☆うまねこトーク

元気の源、馬と猫のエピソードや近況をお届けします!

ご心配おかけしている方へ

2017-03-03 17:17:31 | その他

久しぶりにブログの編集ページを開きました。

 

12月18日の写真と書きかけの文が「下書き」で残ってるなぁ。

 

書くつもりをしている12月18日から21日のゴ~の事や、直後の気持ちを書くのはもう少し先にさせていただくのですが、ご心配をおかけしている方々にとりあえず現状のご報告をしたいと思います。

 

感覚的にはピンと来ていないけど、数えてみるとゴ~が亡くなって10週と少したちました。

 

ル~が亡くなった時は、ル~の片付けが次の馬を迎える準備でもあったので…その時点ではそれがゴ~とは決まってなかったけど、行方不明と思っていたゴ~の所在がわかって会いに行く計画を進めたりはしていた…少しは気が紛れていました。

 

今回はそういうのがなく、長引いています。

 

オニオニとボクやんが居るので、大阪に帰ったりもしていないし、仕事も休めないので大きく変わっている事はありません。

 

昼間に家に帰りたい理由がなくなったので、2回出勤はやめました。

 

朝まず外に出る、帰ってきた夜も外に出る、1日何回も天気と気温をチェックする、道のロープをくぐるのに徐行する、ゴ~がどこに居るか確認する、そんなちょっとした事から、放牧地で一緒に過ごす、ごはん、水、おやつの用意をする、他にもたくさんの、毎日当たり前にやっていたゴ~の事が生活から抜けてしまった…ゴ~の世話をしないという事にはだいぶ慣れてきました。

 

いろんな片付けは雪がとけてからと思っているので、あの日、干しかけていたねわらだけは雨が降る前に片付けたけど、他はあの時のままになってます。

 

雪がとけたら、泣きながらでもこの辺りや放牧地のボロ拾い、馬房や小屋の掃除をしなきゃな。

 

馬服のクリーニングも暖かくなってからと思っていて、しばらくは何回か広げて干して汗を乾かしていたけど、もういいか、と今は厩舎入口の日当たりのいい所にかけっぱなしです。

 

ゴ~が居ない事をひしひしと感じてしまう外。

 

その外に出る事がとても辛かったのも少しましになってきて、この頃は厩舎に行ってふかふかインナーに顔をうずめてゴ~のにおいに浸ったりもしてます。

 

ヤバイやつやな、と自分でつっこむぐらいの元気は出てきてます。

 

でもいろいろふと思う事…

 

この冬は雪の下キャベツを買わなかったなあ。

 

スーパーでりんごのお買い得袋が目に入ると、前なら「ゴ~ちゃんに買って帰ろ」と足を止めていたのに、目を背けてしまうな…。

 

毎週火曜市で買ってたバナナ、ずっと食べてないなあ。

 

星を見るのも当たり前だったけど、時々思い出したように見るぐらいになったな。

 

夏に、「紫外線対策すると言っても1日20分ぐらいは日に当たらないと」というようなのをテレビで見た時、「20分って、それだけしか外に居ない事のほうが難しいわ」と放牧地で思ってたなあ。

 

今、全然外に出てないな。そんなもんなんやな。

 

なんかこの頃目が疲れるなあ。

 

あ、ゴ~と外に出てた時は無意識に遠くの方も見てたからなあ。目に良かったんやな。

 

カメラ、毎日使うのが当たり前になってたけど、そうか、ほとんど使う事ないのか…。

 

など…。

 

 

今年は社台のスタリオンパレードにも行かなかったし、なかなか出かける気分になれずにいますが、今、5月に東京に行くプランを検討中です。

 

ゴ~が居た時は、遠出はなし、というのが当たり前で、次はまた秋に実家に日帰り強行軍だな、と思っていました。

 

が、「そうか…、出かける時間があるって事か…」とある日、思いました。

 

じゃあ埼玉にいるイー君に会いに行く事もできるわけか…。

 

イー君は2005年生まれで、当歳のセレクトセールに連れて行き、育成牧場にも何度か会いに行った思い入れのある馬です。

 

漠然と思っていただけでしたが、東京にいる友達に10日ほど前に誕生日のメッセージを送った事から急に具体化しました。

 

「また会いたいねえ」から「北海道に行くよ」に「埼玉に会いたい馬がいるから私がそっちに行くかも」と返すと「一緒に行く」と言ってくれて、それなら本気で考えよう、と。

 

高い飛行機代は無理だから安いチケットを早く取るので、出かけられるのは雪と台風と梅雨の心配がない5月か10月。

 

10月はまた実家に帰るだろうから5月にしよう。

 

というわけで、今はその事を考えて少し気が紛れています。

 

陽射しが強くなってきたからか、動かなきゃなあ、という気になりつつあります。

 

 太陽、すごい。

 

 

 

今後については未定です。

 

ル~とゴ~は過去に半自馬で持ってたコ達ですから、余生を送ってほしい気持ちはダントツでした。

 

他に思い入れのあるコ…大阪の乗馬クラブ時代の馬たちはもう年齢的に生きていないだろうから北海道で出会った馬になるのですが、最初に勤めた牧場で初めてセリ馴致でじっくり向き合ったおセンちゃんというコ、競走馬にはならずずっと浦河で過ごしていました。

 

おセンちゃんは、競馬の仕事に就きたい生徒さん達に乗馬などを教える仕事をしていて、何度か会いに行きました。

 

そこを引退しても、道内のどこか会いに行ける場所にいるような気がしていたけど、問い合わせた時には行方不明になってしまいました(正確にはそこからの行き先は教えてもらえたけど、次がどこに行ったか…)。

 

余生をみるのに年齢がちょうどいいコは他には特にいなくて(私のトシと体力を考えると若い馬は無理)、町に引っ越す、大阪に帰る、などの選択肢もあります。

 

どちらにも難点はあり、今は猫連れなので、不便だけどしばらくここに居たほうがいいような気がしています。

 

もしこの先、行き場のない馬の話があったらここに居ればできる事もあるし…と急いで決める事もないかな、と思っています。

 

 

世間では人も動物も、やり切れない別れがたくさんある中、ル~もゴ~も一緒に暮らす事ができた上、最期をそばについて看取る事ができたのはとても感謝すべき事なんだと頭では理解しています。

 

ただ気持ちが伴うかというと、まだそうはなっていなくて、ゴ~に触れられていた暮らしに未練たっぷりです。

 

ゴ~と居て楽しかったなあ、と、涙なしに思い出すにはまだ時間がかかります。

 

 

ブログ、Facebook他、メッセージをいただいた方、直後は「ありがとうございます」の一言をお返しするのが精一杯でした。

 

今はFacebookもほとんど見てないし、ブログもこんなだけど、時間がたてば自然と戻っていけるかな、と思っています。

 

 

く、暗いな…。

 

ゴ~を思えばやっぱり泣いてしまうけど、1日のうち、元気でいられる時間が増えてきて、出かける気にもなり、こうして発信する気持ちが出てきています、というご報告でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (8)
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