一緒に速歩(はやあし)

１２日の続き。

下に行けば地吹雪、上は放牧地まで上がってしまうと下から風が吹き上げてくる。

放牧地のかげになる所までは風が避けられます。

並んで歩いてたけど、私は止まる。

「それ以上、上に行ったら風強いで～」




私が止まった所は放牧地より低いので西風があたりません。




風が強い日はル～、ドキドキモードでちょっとしたことでびっくりして、180°回転。



↑これはそうやって急に向きを変えて下で待ってる私のほうに走ってきたところ。

馬の180°回転は後肢を軸にぐるんとまわります。

この長い身体がぐるんとまわるのにぶつかると危ないので、びくびくしてる時は離れてたほうが安全です

この写真の速歩の前にも、最初に下に行って戻る時、珍しく速歩になってました。

走りたいの

下は地吹雪だし、上に行っても陽射しがなくて風が強いだけだし、風が当たらない200メートルぐらいを往復することにしました。

同じとこ、うろうろするだけじゃ面白くないし、走る気あるなら一緒に速歩しよ

下りはゆっくり




上りの緩やかなとこ数十メートルだけ速歩。

私が走るとル～も速歩でついて来ます

走りながら写真は撮れませんでしたが

何往復もして結構運動になったかな

そろそろ帰ろ。

それまでべったりくっついて来てたのに、私が家のほうに上がるとすーっと分かれて上に行く道へ行くル～




しばらく雪をなめてました。




それでも私が帰ろうとすると



来ました来ました。

三角の雪をまわって



えらい

やたらべったり

まだ強風だった日曜日、所により短時間雪だったようで、昼過ぎに仕事から帰ったらル～に雪が積もってました

私の昼ごはんの間、待っててもらって散歩に。

待ってる間に日が当たっていて、右側はこんなんだけど



左側は雪が溶けてました。

それが氷になってるけど。




強風で心細いのか、いつもより更にべったりくっついて歩いてました。

歩きながらル～の顔を撮影。




歩きながら自分撮りするとこんなくっつき具合↓



ル～の草入りのよだれがついた汚い右腕の袖とル～の左肩のあたりのマーク。

押してくるわけでもなく、このくっつき具合を保って歩いてました。


いつもは道を下って行くと、私が「ここまで」と思ってる所より先まで行こうとして、かなり本気で引っ張らないと戻れないぐらいです。

が、この日はル～も先のあの白いもの(地吹雪)に近づかないほうがいいと思ったようで、私が引き返すと素直について来ました。






お～、ここがならホントに全くひきていらず


並んで歩いてる時はいいけど、私が前に出るとがぶがぶ

基本、ル～の要求にはできるだけ応えますが、がぶがぶが過ぎて痛い時は、さすがに「こらっ」の声が本気になります。

ル～は過去に怒られて叩かれた事があるようで、声だけでも「怒られる」と察すると顔をそむけて目をしばしばして遠くを見ます。




やり過ぎた、とわかっているル～

なので叩きませんが、時々はびしっとした態度を示さないと、ル～が自分のほうが順位が上だと思ってしまうと、一緒に暮らせなくなりますからね

ただ、許すか怒るかのラインは気分で変えないように気をつけたほうがル～が混乱しないと思います

晴れ、でも強風

日曜日まで強風が続いてました。

昨日、今日は風も弱く穏やかです。

写真は強風だった11日に遡ります

↑…11日の枝その１。

強風の中の散歩。







放牧地に誘っても…




入る気なし。







11日の枝その２