正直言って、さざんか(山茶花)と椿の違いは知らなかった。ある方から1月12日の椿とした写真は、山茶花ではないかという指摘を受けた。花辞典およびインターネットで調べると、次のような見分け方があることが分かった。椿は木へんに春と書く字のごとく、冬から春に向けて花が咲く。 一方、山茶花は、童謡の歌詞に「サザンカ、サザンカ 咲いた道。焚き火だ焚き火だ落葉焚き・・・」とあるように、紅葉が終わった頃から冬に向けて花が咲く。椿は花首から”ポロリ”と散って縁起が悪いといわれてきたが、山茶花は、花びらがハラハラと1枚ずつ散る。椿は奈良時代から庭木として鑑賞され、平安時代には高貴な花、花の開き方が控えめで、花芯も筒状で凛として上品。一方、山茶花はというと天真爛漫で、花びらも花芯も開放的に、横に広がるように咲くという違いがある。(引用)
1月12日および本日の花は、まさしく山茶花だろう。他方、12月3日の花は、椿だろう。