精神医学~心理向けに出ているいくつかの雑誌(定期刊行物)をいろいろと考えてみようじゃないかというこのコーナー。今日は「そだちの科学」「発達」の2媒体を紹介デスッ
現在までのエントリは→http://blog.goo.ne.jp/psy-pub/c/f31474b043bf97b6673320a3f58e5cc7
というわけで「うーむ」なわけです。
ちょっとやる気が出ないわけです。
梅雨はダメね。ワタシ。
何だかジュクジュクしちゃいまして,もう,暑いし,寒いし,ワケワカンネーって感じでして,べっとりしているし,カビ生えるし,で,もう
ビール!
ちゅう気分です。
ええ。
ほんとに。
で,まあ,いろいろと思うのですが,やっぱ,「定期刊行物」って,おもろいなぁと。専門雑誌は,編集部主体で作り上げるタイプと,編集委員会方式をとっているタイプがあるんですね。編集部主体で作っているのは,いわば,「スパ」だとか,「週刊 文春」とか,そういうのと一緒で,専門家ではない一介の編集者(とはいえ,壮絶知識アリだったりしますが)が作る雑誌であります。とはいえ,専門誌の場合ですと,その号ごととかに一人の「アドバイザー」を立てて,雑誌を作らせる,一緒に作ってゆく,というパタンが多いんではないでしょうか。前回紹介しました,「こころの科学」さん,なんかはこのタイプですね。こうした雑誌は,他には「現代のエスプリ」さん,「児童心理」さんくらいしかないような気がします(イメージです)。もちろん,編集委員会っぽいものが背後にあったりもするのでしょうが,主体はあくまでも編集部とアドバイザーという感じ。
一方,編集委員会方式では,数名~十数名にいたる編集委員会を組織して,順繰りに編集委員たちが「アドバイザー」となり,時にアドバイザー集団と化しながら制作・進行してゆくというスタイル。これにはいろいろとあって,「臨床心理学」さんもそうですし,「精神療法」さん,「精神科臨床サービス」さん,なんかもそう。これもイメージですがね。
どっちがいいんですかね。
この界隈で一番売れている雑誌は間違いなく,「児童心理」と「こころの科学」です。とくに前の2誌は,psy-pub計算法によると,たぶん他の雑誌と1桁違うはずです。もちろん,ターゲットとする読者層も違いますけどね。
ぱっと見,上記3誌のようなビッグタイトルがいいように思いますが,しかし,この3誌は生き残ってきたのです。実は,この分野にはいろんな雑誌が生まれてはキラ星のごとく消えていき…ということを繰り返してきました。ね,いろいろありましたよね。
一方で,編集委員方式はけっこう売上げが固い感じがして,どの雑誌も長寿を誇っています。なんつうの,がっちがちの単勝にぶっこむ感じ? でも,売上げはそれほど伸びることは期待できなさそうです。専門家が増えたって,頭がいい御仁が増えているわけじゃないですからね。「専門家」が増えているだけですから。
一長一短あるんでしょうな。
というわけで(どういうわけで?),上のビック3媒体に殴りこみをかけたのが(?)
です。
もうはっきり言ってですね,コレ,いい雑誌です。編集部主体で作られている「こころの科学」とほぼ同じ方式で作られているのでしょうが,表紙を見ると「編集委員」の名が刻まれていますから,微妙に製作過程が異なるかもしれません。内容も,「こころの科学」に比して,実践的です。
また,レイアウトなどもセンスがいいです。なんかわけのわからない新興雑誌なんかはこれを見て勉強してほしいね。
年2回なので,じっくりと作っているということもあるんでしょうか。
現在,発達障害を中軸に特集が組まれていますが,今後,どういうテーマになっていくのか非常に楽しみです。
定期で購読すっかな~。
そして,西の雄,ミネルヴァ書房から出ているのが,ご存知,
であります。
「そだちの科学」と合わせて,「対 子ども専門家向け」の雑誌ですが,「そだち」が児童精神科医や臨床心理の人が執筆の中心なのに比べると,「発達」は臨床心理というよりも,発達心理の人が中心の気がします。微妙に棲み分けがされているんですね。
特集の立て方を見る限りでは,編集委員会方式+編集部という感じで,地理的に関西系の人がオーガナイズすることが多いからか(イメージです),「オモロイモン,つくるでぇー」といったサービス感いっぱいの雑誌でございます。
年4回の発行。
この2誌,ヤンキース対アスレチックスのようなもんですな。
何の話かって?
これですがな。
現在までのエントリは→http://blog.goo.ne.jp/psy-pub/c/f31474b043bf97b6673320a3f58e5cc7
というわけで「うーむ」なわけです。
ちょっとやる気が出ないわけです。
梅雨はダメね。ワタシ。
何だかジュクジュクしちゃいまして,もう,暑いし,寒いし,ワケワカンネーって感じでして,べっとりしているし,カビ生えるし,で,もう
ビール!
ちゅう気分です。
ええ。
ほんとに。
で,まあ,いろいろと思うのですが,やっぱ,「定期刊行物」って,おもろいなぁと。専門雑誌は,編集部主体で作り上げるタイプと,編集委員会方式をとっているタイプがあるんですね。編集部主体で作っているのは,いわば,「スパ」だとか,「週刊 文春」とか,そういうのと一緒で,専門家ではない一介の編集者(とはいえ,壮絶知識アリだったりしますが)が作る雑誌であります。とはいえ,専門誌の場合ですと,その号ごととかに一人の「アドバイザー」を立てて,雑誌を作らせる,一緒に作ってゆく,というパタンが多いんではないでしょうか。前回紹介しました,「こころの科学」さん,なんかはこのタイプですね。こうした雑誌は,他には「現代のエスプリ」さん,「児童心理」さんくらいしかないような気がします(イメージです)。もちろん,編集委員会っぽいものが背後にあったりもするのでしょうが,主体はあくまでも編集部とアドバイザーという感じ。
一方,編集委員会方式では,数名~十数名にいたる編集委員会を組織して,順繰りに編集委員たちが「アドバイザー」となり,時にアドバイザー集団と化しながら制作・進行してゆくというスタイル。これにはいろいろとあって,「臨床心理学」さんもそうですし,「精神療法」さん,「精神科臨床サービス」さん,なんかもそう。これもイメージですがね。
どっちがいいんですかね。
この界隈で一番売れている雑誌は間違いなく,「児童心理」と「こころの科学」です。とくに前の2誌は,psy-pub計算法によると,たぶん他の雑誌と1桁違うはずです。もちろん,ターゲットとする読者層も違いますけどね。
ぱっと見,上記3誌のようなビッグタイトルがいいように思いますが,しかし,この3誌は生き残ってきたのです。実は,この分野にはいろんな雑誌が生まれてはキラ星のごとく消えていき…ということを繰り返してきました。ね,いろいろありましたよね。
一方で,編集委員方式はけっこう売上げが固い感じがして,どの雑誌も長寿を誇っています。なんつうの,がっちがちの単勝にぶっこむ感じ? でも,売上げはそれほど伸びることは期待できなさそうです。専門家が増えたって,頭がいい御仁が増えているわけじゃないですからね。「専門家」が増えているだけですから。
一長一短あるんでしょうな。
というわけで(どういうわけで?),上のビック3媒体に殴りこみをかけたのが(?)
そだちの科学―こころの科学 (6) 滝川 一広 日本評論社 2006-03 売り上げランキング : 37004 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
です。
もうはっきり言ってですね,コレ,いい雑誌です。編集部主体で作られている「こころの科学」とほぼ同じ方式で作られているのでしょうが,表紙を見ると「編集委員」の名が刻まれていますから,微妙に製作過程が異なるかもしれません。内容も,「こころの科学」に比して,実践的です。
また,レイアウトなどもセンスがいいです。なんかわけのわからない新興雑誌なんかはこれを見て勉強してほしいね。
年2回なので,じっくりと作っているということもあるんでしょうか。
現在,発達障害を中軸に特集が組まれていますが,今後,どういうテーマになっていくのか非常に楽しみです。
定期で購読すっかな~。
そして,西の雄,ミネルヴァ書房から出ているのが,ご存知,
発達 (106) ミネルヴァ書房 2006-04 売り上げランキング : 495710 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
であります。
「そだちの科学」と合わせて,「対 子ども専門家向け」の雑誌ですが,「そだち」が児童精神科医や臨床心理の人が執筆の中心なのに比べると,「発達」は臨床心理というよりも,発達心理の人が中心の気がします。微妙に棲み分けがされているんですね。
特集の立て方を見る限りでは,編集委員会方式+編集部という感じで,地理的に関西系の人がオーガナイズすることが多いからか(イメージです),「オモロイモン,つくるでぇー」といったサービス感いっぱいの雑誌でございます。
年4回の発行。
この2誌,ヤンキース対アスレチックスのようなもんですな。
何の話かって?
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これですがな。
うちのブログの方にも書きましたが、私みたいな初学者レベルの人間でも内容がすんなり入ってくるのがよいです。
とりあえず帰ってビールでも飲みます。
コメント,ありがとさんです。
もうビールですよ,ビール。体脂肪気になりますが,まずはビール。そしてビール。そして「そだちの科学」。
しかし,本文,無茶苦茶です。
途中から「3誌」と連発してますが,「2誌」の間違いです。「児童心理」と「こころの科学」の2誌。これがこの界隈のビッグ雑誌であります。最初は3誌だったんですが,アップ寸前に撤回しまして,こういう次第。
昼飯行って来ます。