自然農稲作教室 稲刈り 11.7
さやさやと光に歌う稲の穂
稲刈りまえに
来年の種を選びました。
姿の美しい実の充実したものが
いいですね。
さぁ、
いよいよ稲刈り当日です。
お天気にめぐまれて
心も身体もはずみます。
サクサクとノコギリガマで
手刈りしてゆきます。
実習田全体
豊かな実りをいただきました。
品種はトヨサト
川口由一さんから
いただいた種を大切に
繋がせていただいています。
田んぼの一角に作った苗床に
籾を降ろし、育った苗を
6月上旬に手作業で
一本植えをして
7月 8月上旬まで
夏草刈りに入りました。
稲作教室のみなさんにとって
ほんとうにうれしい一日です
「稲刈り たのしい~」
自然に笑顔になりますね。
稲刈りは
刈って、並べて、束ねて
稲木を組んで
稲束を交互に掛けて
最後に鳥よけヒモを
周囲に張ります。
おおよそ 六株で一束
扇型に交差して
整然と並べておられます。
隣の畑で育てた青大豆を
この日、収穫しました。
稲を束ねるのは
昨年の稲わらを使います。
わら三本ほどで
くるりと縛って束ねます。
リズミカルに
作業は進んでゆきます。
自然農稲作教室では
すべての作業を
ご自分で行っていただきます。
一年間の実習は手作業で
お米作りの術を習得していただき
いずれは自給自立へと
それぞれの場で取り組める内容に
なっています。
そて、なによりも
楽しく‼
心も身体もすこやかに
自然のなかで大いに躍動し
はつらつと‼
秋の光と風を感じながら
稲を束ねるみなさん
暮らしのなかにある「自然農」
すばらしいなと思います。
稲作教室には、
将来 田舎暮らしを、と
思い描いておられる方々も・・。
自給の対象として
米・麦・大豆が
大きな機械を使わず
農薬 肥料など使わず
自然に沿って手作業で栽培できる
と言うのは、心づよいですね。
スタートの頃から思えば
みなさん取り組まれる姿も
ずいぶんとたくましくなられ
大地に生きるエネルギーを
発しておられるなぁ
と感じます。
今年はご夫婦でご参加の方が
二組おられまして
すばらしいなぁ、いいなぁ、
と拝見しております。
さぁ、
刈り取り 束ねた稲を
稲木を組んでかけてゆきます。
稲木を組む作業は
みんなで協力して行います。
雨にも風にも負けないよう😊
しっかりと組み立て
稲の重みを支えながら
三週間の天日干しです。
稲刈り実習では
様々なポイントがあるので
しっかり見ていただき
確認しながらです。
↑
「これでいいかな。?」
「うん 大丈夫」
という声が聞こえてきそう。
稲束は
ぎゅっと押しながら
隙間なくかけてゆきます。
ペアーで作業をすると
流れ良くできますね。
田んぼの風景が
なんとものどかに光っています。
みなさんの手作業のぬくもりと
昔ながらの知恵が
美しい空間を生みだしています。
足元には冬草の緑が
顔をのぞかせていますね。
集合写真は夕日とともに。
(おふたり、お早めにお帰りで写っていません)
楽しく学び実践できた
稲刈りの一日でした。
これから三週間、天日に干して
脱穀 籾摺りをいたします。
また、その後の様子も
お届けしますね。
ご覧いただきまして🍀
ありがとうございます。
自然農稲作教室
八木真由美