自然農稲作教室 4.25 籾まき
四月下旬に
お米の種降ろしをいたしました。
昨年、自然農田で育てた「トヨサト」を
種もみにいたします。
稲刈りの時によい籾を選んでおき
春まで保存していました。
それらをさらに水選別いたしました。
お天気にめぐまれた4.25日曜日
実習田を訪れると
そこは緑の草原。
冬から春にかけて育つ草草が
田んぼ一面を緑の海に・・
やわらかなとっても気持ちのよい世界です。
みなさんにはまず、
カラスノエンドウなどの草草で
おおわれている実習畝の境を見つけて
溝を歩きながら
草を左右に分けていただきました。
刈らずにこのままにしておくと
これらの冬草は種を落として
いのちを全うしてゆきます。
そして冬草があることで
次に生えてくる夏の草が
ゆっくりと成長することにもなります。
ところで、
みなさんの畝は、お一人40㎡の広さです。
溝の草を畝にあげると
輪郭がはっきりしてきましたね。
周辺の草を約2㎡ほど刈り
苗床の寸法を測り印をつけて
表土を削り夏草の種を除き
さらに宿根草を除き
苗床の土を平らに鎮圧して
種を降ろします。
今年は
初めて自然農のお米作りに
取り組まれる方が七名おられます。
ぜひ収穫までの作業を
楽しみながら身につけていただきたいです。
広がる空のもと
緑の草花に癒されながら
丁寧に作業を進めます。
すでに数年間学ばれておられる方は
今年はこのようにしてみよう・・と
想いをふくらませ
形にあらわされています。
麦畑となりにテントを二枚立てました。
風通しのよい休憩所です。
畑では
大麦 小麦 ライ麦が風にそよいでいます。
みなさんの苗床は
作付け面積40㎡に対して0.8㎡です。
種を降ろした後 籾が隠れる程度に覆土して
その上に草をふんわりとかぶせます。
籾をまいた写真が写せていません・・が・・。
籾の量は、畝の広さに対して30㏄ほどです。
かぶせる草はスズメノテッポウのような
葉が細いものが良く
それらが足りない場合は藁を刻んでかぶせます。
そして、最後に鳥よけネットをいたします。
籾まきができました。😊
ほっとくつろいだ気持ちですね。
気がつくと 太陽が西に傾き
夕暮れの光が田を照らしています。
さぁ、籾まき完了の苗床です。
苗床周囲の溝は
モグラよけになります。
自然に沿って栽培することの一つに
親(稲)が育ったところに種を降ろして
そのいのちに相応しい環境で
たくましく育てることがあります。
あとは、芽がでるのを待ち、
三週間後に草取り実習をいたします。
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二日後、4/27 私も籾まきをいたしました。↓
1m×2.4mの小さな苗床です。
そこに「トヨサト」「アケボノ」「黒米」「緑米」を
作付け面積にあわせた分量で
種を降ろしました。
小さい苗床なので
今年も籾を並べる方法をとりました。
籾の上から 通しにかけた土をかぶせます。
乾燥を防ぐためもありますが
オケラが多い田んぼなので
よく鎮圧をしておきます。
そして、草をかぶせて
鳥よけをするとできあがりです。
自然農稲作教室のみなさんは4/25
わたしは4/27の種降ろしになりました。
適期にできたと思います。
籾まきが終わると
麦です。
5/9 麦クラス
スズメよけの案山子を立て
周囲に透明な鳥よけヒモを張りました。
3.5畝ほどの畑に
案山子を10人
😊😊😊😊😊😊😊😊😊😊
よいお仕事してくださいね。
そして麦の周囲と上にヒモを張りました。
大麦の穂が垂れてくると
嬉々として飛んでくるスズメたちなので
来年は四月下旬頃には、
こういった作業をしておきたいと思います。
小麦はまだ青いので
スズメの食べ頃ではないので
助かっています。
そうしているうちに
5/10 苗床のお米が発芽しました。
5/16には、苗床の手入れをいたします。
そして麦の収穫、
お米の田植えと続きます。
田植えが終わると
大豆や小豆の種を降ろす季節になり
次々とほどよいタイミングで
実習が続く初夏です。
自然界をよく観つめて
適期的確に😊
心もからだもはずませて
取り組んでゆきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
自然農稲作教室 八木真由美 岡山