自然農たのしい稲作教室9月
9/3 自然農田にもさわやかな風が吹いています。
お米は出穂~開花交配の時期を迎えつつあり、
稲作教室のみなさんも元気に集合です。
先ずは実習の前に
お一人お一人の畝を見学しました。
田植えのこと、夏草刈のこと、
水管理について、
豊かな分けつを促すには、
草の種類や変化について、
出穂の時期について、
開花交配について、などなど
畦に立ち稲を見つめながら
お話しとQ&Aの時間を持ちました。
実習の畦草刈りです。↑
豊かに張った根を損ねてはいけませんので、
お盆以降は畝に上がらず
溝周囲や畦の草を刈ります。
周囲の畦は定期的に草を刈り、
風通しよく歩きやすいようにしておきます。
畦の大豆と小豆も育っています。
足元の草刈もいたしました。
古代米の黒米は開花交配期を迎え白い花を咲かせ、
すでに色づき始めている穂もあります。
稲作教室のみなさんの水稲「あけぼの」は晩生ですので
幼穂形成期から出穂期を迎えはじめているところです。
それぞれに稲の観察をされながら、
畝に上がらず溝周囲の草刈りをいたしました。
田んぼ全体の風通しがよくなり
爽やかになりました。
今年、これまでをふりかえれば、
気温・日照・水、など天候に恵まれ、
岡山南部では育てやすかったのではと思います。
稲作教室四期のみなさんは、
初めてお米づくりをされる方がほとんどですが、
新鮮な気持ちで熱心に取り組まれておられ、
順調に育っていますね。
年々学びを重ねておられる方は
自然界・いのちの世界を観る力を養われ
余裕をもって心から楽しまれておられるようです。
来月10月は収穫・秋から冬の営みについての勉強をいたします。
元気に育つ稲の前でにこやかに。9/3
稲刈りが待ち遠しいですね。