リビングの本棚を30㎝ばかり台所の方へ動かしました。
本棚は2m×2mの大工さんの手作りで、間仕切りを兼ねています。
模様替えは好きなのですが、この本棚だけは気軽に動かせません。
動かした分 台所がせまくなる・・・ということもあって・・・。
ところが、ダイニングのテーブルの向きを変えてみると、
なんと、以前より収まりがよくて快適なのです。
不思議ですね~。
20年もの間、ずっと無意識に定位置だったのですが・・、
ものごとはあっけなく できる時はできるものなんだと・・。
元々、動かすという考え自体がなかったワタシ、
ある日、家族二人から「本棚を動かすといいよね。」
と何気なく言われて、
「やってみてもいいな。」と思えたのです。
おかげでリビングはゆったり感がでて、
はじめからこれで良かったかも・・と気が付くのでした。
そしてふたたび家族から、
「本棚にカーテンがあるといいよね。」とまたまた何気なく言われまして、
こちらも考えたことがなかったのですけれど・・・・・。
なるほどなぁ~、
ライアのレッスンのときなどには、
カーテンをすると静けさが増すような気がするではありませんか。
さっそくカーテンの見本をいただきました。
が・・、ここから先がなかなか進まない・・。
見本の小さな生地を本棚に並べて垂らしてみました。
綿100%、麻100%、麻綿混の天然素材のものが可愛く並びました。
どれもきれいなので うっとり眺めている時間が長くて、
「決める」ということが意識から遠のいてゆきます。
娘たちはすぐに「これだね。」と、
口々に好みを言ってくれましたが・・。
頭で考えると、
チェックはやめておこう。
色の濃いものはやめておこう。
感覚を使うと、
心地のよい透け感のものにしよう。
手触りがいいものにしよう。
聴覚を使うと、
素材は扱いやすいものがいいわ。
綿や麻の性質などから決めよう。
視覚を使うと、
気に入った色にしよう。
では、どれにしましょうか・・・・?
わかってはいるけれど 選べない~~。
迷うのはちょっと楽しいけれどやっぱり大変です。
いろいろと渦巻く思いを置いといて、
そうそう、わたしは五感の中では「感覚」が優先タイプなので、
最終的には手触りがいいと、ごきげんなわけです。
だから、まず手触りで候補を決めて、
それから色合いを決めたらいいのね。
ということで、ほぼ決まりました。
ライア教室にいらっしゃる方々にも気に入ってもらえたらいいな。