君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

鞆の浦・仙酔島へ (2)

2012年10月29日 | 

 

 

 

仙酔島には 「国民宿舎」と「人生感が変わる宿・ここから」という施設があり、

日帰りで楽しめるコースも準備されています。

今回は 湯遊び江戸風呂めぐり と ヘルシーランチをいただくことにしました。

朝の十時頃の船で渡り 夕方までゆったりと 

温泉も 散策も お食事もできました。

 

 

 

10月半ばの気候は 暑くもなく 寒くもなく、

気持ちのいいお湯につかりながら 

空や海をながめて過ごすのに ぴったりです。

 

 

 

 露天風呂には 学校の体操服のような短パンとTシャツを着て入ります。

そのまま 浜辺におりて 海で泳いだり 砂浴したりできるようになっています。

 

露天風呂の隣には 蒸し風呂が三つあります。

その日は 海草・・ヨモギ・・びわ・・、を炊いていました。

ギギギッ~とおもい戸をあけると ちょっと暗くてじんわり熱くて、 

洞窟のなかに入るようで 少しこわくて どきどき・・・でした。

それでも 蒸し風呂 → 露天風呂 → 健康茶 → 温泉・海の順を、

自分のペースで何回かめぐりながら、せっかくなので 蒸し風呂は三つ全部入ってみました。

 

肌の表面がひらくと 汗がじわじわと噴き出しはじめ 

しだいにぽたぽたと流れはじめ 熱気につつまれてきたころに、

ふぅ~ もうこのくらいで十分・・、と私の場合は外に出たくなります。

蒸し風呂からでると 外界の新鮮な空気にむかえられて

目が ぱっとさめるようです・・・。

 

江戸風呂入口

(こちらの写真は仙酔島のホームページより)

 

山の木々も 秋の色に染まりはじめ やさしい空気がながれています。

露天風呂から映る景色に さらにゆったりとリラックスしてきます。

 

 

空に 海に 山に 抱かれて 

日の光に 慈しまれ ぽかぽかしたぬくもりの中 

いのちが やわらかな宇宙のゆらぎのように 

だだ 在るように・・・、 感じるまま そっとまかせていると  

気持ちよさのなかで 五感がひらかれてきます。 

するともっと繊細な センスがうごきはじめます。

 

 

 

海に目をやれば 水しぶきをあげて泳いでいる人たちもいらっしゃいました。

わたしたちは ひざまで入って海水浴をしたあとは

砂浜で 身体に砂をかけてもらって 温かな砂浴・・・。 

しばし 地球のふところに抱かれている感覚を味わいました。

気持ちよくて うとうとしそうです。 (ちょっと日焼けしましたが・・。)

 

 

 

さて お風呂上りにはヘルシーランチです。

温泉でリラックスして 汗を流して 砂浜で遊んだせいか、 

とっても気持ちのよい空腹感です。

そして腹七分目くらいが カラダがよろこぶ感じ・・、

というのも 体感しました。

 

そして食後は 海沿いの遊歩道を歩いたり 

浜辺や山道を 夕方までゆっくりと散策いたしました。

時間のながれに沿うと ブログ鞆の浦・仙酔島(1)が この続きになります。

 

 

ところで 仙酔島には「瞑想の浜辺」という場所がありまして、 

浜に座るお座布団の貸し出しもあるようでした。

今回は友だちと二人でしたので 瞑想よりピクニック気分です。

シートにころんと寝転び、2012年をふりかえったり、

「今という時代の生き方」や「物質世界と精神世界」のことなど、

まぶしい陽射しをあびながら 小一時間ほどお話ししたのです。

 

 

この景観のなかでの散策は 足取りもぐんぐん軽やかになります。

新鮮な感覚が あふれてきます。

はずむような 楽しさです。

神様が 島をおつくりになったときの

ワクワクするような気持ちが 

私にポンと入ってきたような そんな感じです。

 

 

 

そういえば 末娘は小さい頃から 「無人島に行ってみたいなぁ。」とか

「探検に行きたいよ。」とか・・・、いまだに目を輝かせながら言うのです。

自然の中で いのちを躍動させたいのだなと、その気持ちが少しわかるようです。

 

 

 

夕暮れは しずかな光の時・・・。

潮が満ちはじめ わたしの心もゆったりと満ちています。

 

 

かえりの船の時間まで 「人生感が変わる宿・ここから」で

一休みをしながら お茶タイムです。

 

 

また 来たいな・・と思います。

こんど来るときは どんな気持ちで訪れるのでしょう。

そんなことを思いながら 見上げる空は 

いつもにまして 心に優しく映るのでした。 

 

朝 出発まえの船の中から 仙酔島と 皇后島をながめた時の写真を添えておきます。

 

                                                                 おわり

 

 

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