“蝉”というタイトルのシャブリエの歌曲があります。
南仏の暑い夏の風景を歌った作品で、このほかにもシャブリエは動物に関する作品を多数残しています。
最近の演奏をYou tubeで聴いてみると、P・ベルナックの本にあるような超~スピード
で演奏されることはないようですが。
ん~私的にはあまり速いのはどうかな?
なんて思っています。
シャブリエの他の曲と同じようにこれも有節形式で、つまり同じメロディに違う歌詞が展開していくという形
だから自然と歌い分けているうちにテンポが伸びてきてしまうのだろうと思うのです。
フランス語らしい流れでしゃべっていって、聞き取れる程度のテンポがいいような
そんな気がしています。
閑話休題
それにしても、日本人にとっては蝉の声って言ったら、松尾芭蕉
“岩にしみいる蝉の声”です。
つまり、暑さも忘れ、蝉の声以外に聞こえないこの空間が、「静かだ」
と思う、それこそが日本人の、いや日本語の情緒だと思うのです。
シャブリエのこの“蝉”では確かに・・・“岩にしみいる”観はないですね。
口うるさいマダム達や、下手なヴァイオリン見たい
と思っているようなそんな暑苦しい曲です。
でもメロディは、ちょっと素敵で、エレガントに(速すぎずにって意味ですが)歌ってみたい。
そう聴きたい
って思わせるような、きれいなメロディです。
東京は暑すぎるせいか?
蝉の声はまだよく聞こえませんが。
そろそろ、そんなやかましい季節ですね
南仏の暑い夏の風景を歌った作品で、このほかにもシャブリエは動物に関する作品を多数残しています。
最近の演奏をYou tubeで聴いてみると、P・ベルナックの本にあるような超~スピード
で演奏されることはないようですが。
ん~私的にはあまり速いのはどうかな?
なんて思っています。
シャブリエの他の曲と同じようにこれも有節形式で、つまり同じメロディに違う歌詞が展開していくという形
だから自然と歌い分けているうちにテンポが伸びてきてしまうのだろうと思うのです。
フランス語らしい流れでしゃべっていって、聞き取れる程度のテンポがいいような
そんな気がしています。
閑話休題
それにしても、日本人にとっては蝉の声って言ったら、松尾芭蕉
“岩にしみいる蝉の声”です。
つまり、暑さも忘れ、蝉の声以外に聞こえないこの空間が、「静かだ」
と思う、それこそが日本人の、いや日本語の情緒だと思うのです。
シャブリエのこの“蝉”では確かに・・・“岩にしみいる”観はないですね。
口うるさいマダム達や、下手なヴァイオリン見たい
と思っているようなそんな暑苦しい曲です。
でもメロディは、ちょっと素敵で、エレガントに(速すぎずにって意味ですが)歌ってみたい。
そう聴きたい
って思わせるような、きれいなメロディです。
東京は暑すぎるせいか?
蝉の声はまだよく聞こえませんが。
そろそろ、そんなやかましい季節ですね