熱戦が繰り広げられている夏の甲子園。
高校野球のユニフォームの色についてです。
「全般に白を基調としグレーなどが多いのはなぜ?」
ふと疑問に思いました。
中には、
「高校野球なんだからシンプルなユニフォームを着てひたむきに練習している姿がいい!」
と思い特別疑問に思わない方もいらっしゃると思います。
気になったので高野連のホームページをチェックしてみました。
「高校野球用具の使用制限について」
のユニフォームに触れている部分には、
「ユニフォームの表面にはいかなる商標、マークもつけてはならない。ユニフォームには校名、校章、都道府県名または地名の表記に限る。ただし、校名、校章に準じるものは差し支えない。
裾を極端に絞った変形ズボンは使用できない。
また、上着とズボンの色合いが異なるもの(ツートンカラー)は使用できない。なお、メッシュ等薄手のユニフォーム着用時に、アンダーシャツの商標が透けて見えないよう注意、指導する。 」
と記載されています。
具体的に上下のツートカラーは使用できない、
ユニフォーム以外のもので色が指定されているものがありますが、
ユニフォームそのものの色については規定がないんですよね。
でも、縞についてなど都道府県で規定が異なる部分もあるそうです。
他のスポーツには規定が少なく華やかなユニフォームもありますが、
高校野球は伝統校の変わらないユニフォームがいいという方も多いです。
ユニフォームが比較的シンプルなのは
「暗黙の了解」というのがあるのかもしれないと感じました。
色の特徴としては、白は光を反射し熱をもたない色なので、暑さにはいいですし、
グレーは汚れが目立ちにくいですね。
白のもつイメージには「清潔」「潔白」「正義」「新鮮」などがあります。
ひたむきに練習して結果を出し大舞台に立つ
高校球児にぴったりの色だと思いいます。
この夏、最後に笑顔なのはどの学校か。
とても楽しみですね。