長崎は島原雲仙が原産の「こぶ高菜」は、その名の通り葉の中肋に出来るこぶが特徴的な地野菜です。放って置けば親指大にもなるこぶは異様そのもので、よくもこんな種を受け継いできたなあと感心してしまいます。
スローフード協会が認定する「日本味の方舟2005」に選ばれたらしく、園芸雑誌にも特集されていたのをチラリと見ましたが、この賞がどんなものかは別にしても味の方舟というネーミングセンスは買います。
この葉菜は終戦後に中国大陸より引き上げてきた方が現地の種を持ち帰り栽培、選抜を続けてこられたのが始まりとか、ですから既に中国大陸でコブタカナは普通に栽培されていたものらしい。
このコブにうまみが凝縮されているというのがこぶ高菜の特徴らしいが、かなり眉唾ですね。浅漬けや炒め物にコブだけを使ったものが欲しくなるがそんな贅沢はとてもじゃないが出来そうにありません。親指大までコブを大きくするには、株全体が50cmを超えるくらいまで成長させる必要があり生育期間も3ヶ月近くになります。
そんなコブを集めて豚肉と炒めてみました。トウが立ち始めていたこともあり固いかと思ったが、意外にも柔らかくブロッコリーの芯より随分柔らかい感じでしょうか、しかしうま味というのは特別感じられませんでした。一株に親指大のこぶが5個ほどしか採れないある意味究極の一品と呼んでも良いのでは?
スローフード協会が認定する「日本味の方舟2005」に選ばれたらしく、園芸雑誌にも特集されていたのをチラリと見ましたが、この賞がどんなものかは別にしても味の方舟というネーミングセンスは買います。
この葉菜は終戦後に中国大陸より引き上げてきた方が現地の種を持ち帰り栽培、選抜を続けてこられたのが始まりとか、ですから既に中国大陸でコブタカナは普通に栽培されていたものらしい。
このコブにうまみが凝縮されているというのがこぶ高菜の特徴らしいが、かなり眉唾ですね。浅漬けや炒め物にコブだけを使ったものが欲しくなるがそんな贅沢はとてもじゃないが出来そうにありません。親指大までコブを大きくするには、株全体が50cmを超えるくらいまで成長させる必要があり生育期間も3ヶ月近くになります。
そんなコブを集めて豚肉と炒めてみました。トウが立ち始めていたこともあり固いかと思ったが、意外にも柔らかくブロッコリーの芯より随分柔らかい感じでしょうか、しかしうま味というのは特別感じられませんでした。一株に親指大のこぶが5個ほどしか採れないある意味究極の一品と呼んでも良いのでは?