想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

うまれかわり。

2015-10-21 15:10:45 | 日記

今朝は 目覚めからして いつもと 違っていました

身体が かる~い! \(^▽^)/ 

ようやく 体調が持ち直してきたみたい

来週は じいの 一時帰宅計画があるから

体力温存しておかないとな …

娘が 非常に試験勉強を頑張っているので

応援せずには いられない \(*⌒0⌒)bがんばっ♪

私は 回答を伝え その理由を説明するだけなんだけど

割と 昔の記憶は鮮明に残っていて

「この辺は 入試に出そう…」なんて 思うと

「はい、ここ、重要でーす」とか云ってる

漢詩、漢文、得意だった分野は 今 学び直しても楽しいよ

読み方がイキだ 表現がロマンチックだ と想う v( ̄ー ̄)v



そんなわけで 昨夜も11時を越えてしまったけれど

今日は カメラの現場

沢山撮影できて 楽しかった



で 昨日大金を拾った話なんだけど

オジキに話したら

「金とか 高価なものは 家に持ち帰らない方がいい」

という話になった

そういうものには 生霊とか ひとの強い想いがついていて

迂闊に扱うと 必ず 痛い目に遭うよって w( ̄Д ̄;)wワオッ!!

オジキは霊感の強いひとだ

彼も 一度 ホテルで高価な拾いものをして

「持って帰ろう」

と思ったそうだ その途端 腰に激しい痛みが走り

「これはいかん 天罰が下りてきたな」

と察して 貴重品をホテルのフロントに預けたら すうっと 腰痛がおさまったとか

また オジキの父上も 同じように 高価な拾いものをして

家に持ち帰り

明日にでも交番に届けた方がいいと思っていたら

その後 車にはねられたとか …

げに おそろしきは ひとの残留意識 w( ▼o▼ )w オオォォ!!

きっと 失くしたひとは どうしてもそれが手放し難いもので

「何故 正直に 警察に届けてくれないのか 

どこぞの人間か判らないが 憎い! 憎い! 」

と 無意識かもしれないけど 想ってしまってるのではないか

まあ 道徳的に 拾いものは交番に届けるって 常識として考えられる大人は

やはり 賢い

どんなに困窮していても 拾ったお金は 落としたひとのもの

フランダースの犬という物語も そこだよね

少年も犬も 命は落としてしまうけれど ルーベンスの絵を見て

そして 天国に行けるのだから …

私も 「お金拾っちゃった~ v( ̄Д ̄)v イエイ」なんて

子供には 云えませんよ

まあ ぼちぼち働いて 何とか生きれれば いいじゃん

きっと 神様は見てますよ

清き人として 生きて下され。(-m-)” パンパン


















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おそろしき きんうん?

2015-10-20 15:17:22 | 日記

昨夜 また 娘と受験勉強を2時間

11時を過ぎてしまった

朝 もうほんと なんだか身体がおかしい

やたらと 重いよー

真っ直ぐ歩けないよー

頭が クラクラするよー

と思いつつ起床して 娘の簡単なドリアなど作り

私は居間で倒れていた

今日こそ じいの病院に …

1時間半後には 出発しなければ

もしかしたら 昨日の温泉で 湯疲れしたかなーと

重い身体引きづって どうにか行ってきました

そのバスの中で 50円玉を拾ったのです

「おー ラッキー」と拾って 今日は金運に恵まれてたりして?

なんて考えていたら 本当に この後 凄いことが起こりました

じいの病院から帰る途中

久しぶりに 病気療養中のカメラ仲間に会って

「元気だった? 経過はどうなの?」

なんて話して 元気そうでよかったなーなんて思いつつ 時間があったから買い物

帰ろうとしたら なんと 買い物のバスケットの中に 

分厚い財布が!! 

思わず 手に取って トイレに駆け込みました

何故 そんな行動に出たのか 

頭の中 真っ白ですわ

財布を開けると 多額の現金 外国の紙幣 免許 クレジットカードがぎっしり!!

えらいもんひろてもうたわあああ!!

どないしょー!!

… お金 欲しい

このまま 何食わぬ顔で家に帰れば 確実に10万は自分のもの

このご時世に わざわざ交番に届けるバカ正直者がいるか?

ネコババしちゃえよ! と 悪魔がささやく

しかし そういうことをすると いつか 倍返しのしっぺ返しがくるんです

私は小心者なので しっぺ返しが怖いため

できないのです … !

できない! こんな高額ネコババしたら 

私は とてつもなく大切なものを 確実に失う

それが もし そらたんだったら

そう思った途端 場違いなところで 号泣してしまい …

泣きながら 持ち主の連絡先となるものを探して見つからず

交番に届けるっていっても 車ないし

バスの時間は迫ってきてるし …

結局 財布を持ったまま 頭の中は真っ白なまま

バス停に向かったのです

その時 本当に偶然に 私の目に飛び込んできたものが!

パトカーだ!!!

向こうからやってくるパトカーを止めて 財布を拾った旨を伝えた

そしたら「ここで我々に渡されても困る」と云うの!

なんで!? 警察でしょ!? 助けてくれ!!

「私 車も自転車もないんです 交番って どこにあるんですか」

と 公道で話していると

「お礼をもらうという権利を破棄するなら 我々が預かります」と云ってきた

もう お礼なんてどうでもいいよ

この財布見れば判るよ

羽振りのいいおかん

私とは別世界の人間だよ だから 関わらないでいいから とにかく 返してやってくれ

でも 警察のことも半分疑ったりするから

持ち主が見つかったら それだけは連絡して欲しいと云った

そういうことに話がまとまり 財布は警察の手に渡った

私は 財布を拾ったショックで フラフラになってバスに乗り 家に帰った

すると すぐ電話 警察からだった

「持ち主が見つかりました 貴女はお礼に関して権利を破棄しましたが

相手の方が どうしてもというなら 受け取って下さい

後で 書類を書いて貰うのに伺いますので

ご協力ありがとうございました」

力が抜けた

良かった 良かったねえ …

きっと誘惑に負けていたら 今頃 私は 呵責の念に耐えきれず 

ショック状態を引きずったまま 体調を崩していただろう

そのお金を使うたびに 胸が痛んだろう

正しきことをした 

だから 気分が爽快だ

その後 持ち主から電話が来て 隣町でパブを経営しているママであることが判明

この里山には知人も多いし 住所からして 大体わかるので

いつか訪問させていただきます 

「ありがとう 本当に ありがとうねえ」

その言葉が 涙ぐんでいた

そして 今 私は 警察の人と沢山話したせいで 喉が痛くてたまらない

物凄い異常な汗をかいたせいか 悪寒がする

スーパーで 何を買ったかも忘れてしまっていた

マイバッグの中を見ると 大好きなお刺身が入っていた

でもまだショック状態が おさまらず 食べる気がしない

恐ろしきは 金の縁。





 










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おつかれ。

2015-10-19 19:30:25 | 日記

なんか 自覚している以上に 疲れていた

おまけに 昨夜は 

「下町ロケット」を見てしまった上に

娘の勉強の付き合いなどしていて

眠ったのは11過ぎ

朝5時半に起きてまた 早朝勉強の予定だったのに

起きられず …

どうにか 娘の朝ごはんだけ作って バタリ

9時に起きて 商いして 1時間したら起きて

今日はじいの病院に行く予定だったのに 起きられず …

とにかく もう 身体が重い

眼が開かない

ようやく 2時に起き上がって

このまま一日終えるのは嫌だったので

2時半のバスがあったので 温泉に行ってきました

2時間入って 久しぶりのサウナ

やはり 5分と入っていられなかった

毎日通っていたころは 12分はいけたのに

でも 水風呂は大丈夫 気持ちよかった

しかし サウナ内で 簡単なストレッチすらできない

腕を上げようとしただけで 激しい疲労感が襲ってくる

この状態で 歩いて4キロ歩けるのか心配だったけど

なんとか歩いて帰り 7000歩越え

娘が先に帰っていたので すぐ ご飯の支度

癒されに行ったのに とても 疲れている

これから 片づけて また 勉強

はああ…

やはり 今夜から 11時前には休もうと思う

明日こそ じいの病院に行かなくちゃ



食事に 毎日 2品は酵素食品の小皿を作ることにしているんだけど

ヨーグルトのデザートは 簡単で 美味しいよ

コーヒーをろ過するペーパーで 水切りして

オリゴ糖とレモン汁を加えた生クリームと和え

娘には これに バナナ1本と ジャムを沿える

私は オリゴ糖のみで食べるのだけど

すっごく美味しくて やみつき

チーズケーキみたい

ご飯の後は デザートでしめます

温泉で体重測ったら これでも Max時より6キロ減

あと15キロ痩せたら 元の私に戻ります。







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こんびにの ごちそう。

2015-10-18 19:08:11 | 日記

カメラのお仕事でした~ (* ̄∇ ̄*)エヘヘ

娘は また今日も ゆっくりとお休み

おにぎりと 鮭焼いて だし巻き玉子

朝ごはん用に用意して 現場へ

今日は16台だったなーと 内心

「倒れないかな」と思ったら 10台でした

でも かなり 疲れがくる (;-_-) =3 フゥ

なんか 最近 本当に体力が落ちたように感じる

今月20台の日もあるよ どーなるんだろう …

今日は 撮影も主にやってきました

お撮り直しの旦那様を 撮影したところ

頭の薄い方だったので 頭の一部に太陽光線がもろ当たって

なななな なんと 現像したら 頭の一部が空に溶け込んでしまっている! (* ̄□ ̄*;

うわああ!! しまったああああ!! ∑( ̄[] ̄;)!ホエー!!

どうしよ どうしよ … と 独りウロウロし

恐る恐る 完成したお品物を差し出すと

「いいじゃん! ありがとう!」

って 云って下さった ( ̄■ ̄;)!?

ええええ… よく見て? 頭 欠けてますよ なんて云えないし

まあ お客さんがこれでいいと云うなら いいんだろう

自分というものは客観的に見る機会も少ないから(家で鏡は見るだろうけど)

写真見て 自分ではないと言い張る方が 多いんですよ

お客様の反応

その1 「私は こんなに太ってない」

その2 「私は こんなに白くない」

その3 「私は こんなに老けてない」

判ります … その気持ち ( ̄ー ̄;

私 写真撮るの好きだけど 撮られるのは絶対嫌です …





家に帰って 娘にあんかけラーメン作ってやって

私は ロー●ンのブランパンを食べる

小さいのだけど 一個 糖質2.3しかないの

(糖質制限中)

これを 軽く焼き色をつけて

ミニチキン南蛮(生●の)と 茹で置きいておいた玉子を挟んで食べる

めっさ美味しかった!

これでダイエットなの?って思うけど

痩せてきてるよー

ご飯より 蕎麦が食べたいな と思う時もあるけど

今のところ 野菜 肉 魚 …で 頑張ってます

でも もうじき 新蕎麦祭りがある

これは 行って食べたいと思います

韃靼そばを! “o(* ̄o ̄)o”ウキウキ♪

それから そば茶を買って帰ろう

楽しみだなあ!

ご飯の後は 寝室に行って パタンでした

5時まで 眠ってしまった

今日は まだ少し電池が残ってるので

夕飯の片づけ終わったら 掃除して 長風呂しよ。・・・(# ̄∇ ̄#)・・・風呂・







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せんたくびより。 緑の指と 魔女の糸 「棄つ(ふてつ)もの」

2015-10-17 13:09:59 | 日記

今日も ゆっくりできました

昨夜は 100歳のジャーナリストのドキュメントを見ていたら

夜中の1時

でも昼前には起きたよ

いい天気!



夜のうちに干してあった洗濯物を 外に出し

今日は のんびり 小説書いてました

ようやく 話のタイトルが決まって

「緑の指と 魔女の糸」に決まりました

新キャラ登場 イラストも 娘に描いて貰ったので

(ひと型 命ちゃん15才時のイラストです)

下に下げときますので 読みたい方のみどうぞ




庭の木が 染まり始めました




秋の野花



今夜は … 豚ロースの大根巻き 焼きサーモンバターソース

 納豆と塩辛の小鉢 豆腐と油揚げの味噌汁 ヨーグルトデザート


明日は カメラのお仕事です。






























緑の指と 魔女の糸 「棄つ(ふてつ)もの」




神は、生まれる。

ひととは違った、変わった形態で。

その日が近づいていることを、察することができたとき、

それは激しい衝撃だったけど、自分だけの秘密にした。

そして、神や妖の勉強をして、ある日、

私は、自分の未来に希望を抱いたのだ。



私が探し求めていた神は、沼の神。

神々しい景色、というものがある。

ひとは、容易にそれは感ずることができるだろう。

大抵、そこには小さな神がいる。

そして、神の世代交代も、ひっそりと行われている。

沼を囲む樹木たちが、とにかく猛々しくも美しく、

沼の水は、恐ろしいほどに澄んで、

多くの動物たちが、その恩恵を受け生きている。

その沼を見つけた時、自然に涙が溢れた。

紅葉の季節。

でも、あまりにも 粛然 と存在する小さな沼なので、

紅葉目当ての、人の姿もなかった。

沼を囲う樹木のひとつが、不思議な光を放っていて、

その洞に、シルクのような光沢のある純白の卵があった。

数日通って観察しているうちに、ついに卵が洞から転がり出て、動き出した。

卵が白い光を放って、人型となる。

白い衣を羽織った、白いひと、いや、神が、するりと衣を地に落す。

そして、沼に入り消えていった。

私は、神が残した衣の元に走りよる。

衣が僅かに動いて、鳴き声がした。

「キュン … キュン … 」

神が脱ぎ捨てた衣から生まれる妖が、「棄つもの」だ。

神の、へその緒に宿る儚い存在。

生みおとされれば、そのまま消えてしまう。

消える間際に、神の一部であった証を残すかのように、

この自然のなかに、小さな奇跡を残すのだ。

私が、子供の頃からずっと探していたもの。

ふてつもの。

消えてしまう前に、契約を交わし、寿命を与え、生かす。

「私と、契約を」

私は、衣から現れて震えている、小さな白いきつねを抱き上げた。

「汝の名は、命(みこと)。我は、汝に、10年の生涯と高徳を与えしもの、紫」

我が一族を縛る忌まわしき契約の解体に、協同願えるか。

私は、指を噛んで血を出すと、それを白キツネに舐めさせた。

「私は、貴方に、愛をあげる。一緒に生きて」

それが、もうひとりの家族となる、命との出会いだった。




家で待っていると、いつものように、凛と夏ちゃんが帰ってきた。

命を見るなり、奇声を上げるふたり。

「猫ちゃんがいる!」

と、凛が云えば、

「狸だよ!」と、夏ちゃん。

「キツネです」と、私が云った。

「白いキツネ? 神様なの?」

「私たちにとっては、神様のようなものね」

そこで、私はハッとした。夏ちゃんには見えるはずのない命。

「夏ちゃん、この子が見えるの?」

「うん。狸に見える」

「そうじゃなくって…」

私は、途中で吹き出してしまった。「この子、妖よ。普通は見えないわ」

「ええ!? 俺、妖が見えるの? えええ!? 凛ちゃんも見えてるの?」

「どうやらそのようね」

このアパートに引っ越ししてきて、2年が経っていた。

凜は、七字家の血を受け継ぎ、妖や霊魂が見えるようになった5才。

ほぼ一日一緒に行動している夏ちゃんに、影響が及んでしまったようだ。

「大事な話をするわ。ふたりとも 、よく聞いてね」

二人は、いずまいを正した。

「この子は、みこと。男の子で、やがては人型に変化する妖です」

「ひとに、なるの?」

「そう。今日から私たちの家族。

私は、この子に大切なお願いをしたの。そのために、命を10年間、生かさなければなりません」

「10年くらい、余裕で生きるでしょ」

凜が命をみやりながら云う。

「この子にとって、生きることは死ぬことより難しいの。

身体は弱く、絶望させたら死んでしまう」

「寂しいと死んじゃうウサギさんみたいに?」

と、夏ちゃん。

「ウサギさん以下です。とにかく、生命力が、極端に弱いの。その子を10年間生かすことは、

並大抵のことじゃないのよ。本当は、死んでしまうために生まれてきたような子だから。

私が、生きる意味と目的と、名を与えた。責任を持って、接してあげなきゃならないのね」

「…大切なお願いって? 契約を結んだのですか」

凜が少し元気をなくした。この子は、契約の恐ろしさを理解しつつある。

「なんのための契約ですか? 」

「それは、貴女たちがもう少し大きくなったら、ちゃんと説明します」

その時、命が、小さなくしゃみをした。

「ああ、秋風が寒いのかしらね」

「温めなきゃ!」

凜が、ガバッと立ち上がると、自分のストールを持ってきた。

「夏ちゃん、窓を閉めて。命、大丈夫? 寒くない? 食べたいものはない?」

「食べ物は人間と一緒で大丈夫よ。でも、添加物や刺激物は与えないでね」

「蜂蜜ミルクは?」

「OKよ」

ふたりは、早速ミルクを温め、命に差し出した。

おいしそうにミルクを飲みほした命は、嬉しかったのか、

何故か、凛ではなく、夏ちゃんに飛びかかった。

「こいつ、超モフモフ! かわいい!!」

「なんで夏ちゃんばかり? 私の方にもおいで? 命ったら!」

やきもちを焼く凜がかわいかった。

10年。

それは容易いことではない。

長すぎたかしら。 …ううん。私だって、そんなには持たないかも知れない。

10年たったら、凜は15才。

一人でも、生きていける。きっと、生きていける。

だから、10年。頑張って、命 。お願いね、 命。


それは、森が赤や黄金に染まって、

気持ちのよい風の吹く、美しい季節の、

とある、出会いの物語。




































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