想い事 家族の記録

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鬱病
ふたり暮らし

夏が、過ぎてゆく…。

2013-08-16 09:54:22 | 日記

昨夜、花火大会から帰って遅くまでテレビを見ていたのだが、
諏訪の花火大会が、雷雨で中止になっていたらしい。
豪雨で、列車は止まり、
高速道路も通行止め、70万人が混乱し、
帰宅困難の観光客が避難所で過ごしたようだ。
Twitterで見たら、
びしょ濡れのまま、狭い場所で、寒くて大変だったみたい。
避難所の近くで雷が落ち、
露店も吹っ飛ばされ、ゴミで溢れかえったらしいです。
トイレは?
食事は?
と、心配になったが、

妹が、
「姉ちゃんが怖じ気づいてくれて良かった」と云った。
ああ、「怖い」という言葉を思い切って云って良かったと思う。
勇気を出して、行かないということも、役に立ったな。

去年の夏は、
台風が迫る日本海で泳がされ、死にかけた。
あの時も、「怖い、行きたくない」と訴えたのだが、
強引な人間に引きずり込まれたのだ。
娘が入らなければ私も絶対入らなかった。
結果、足の届かなところまでどんどん流され、
ゴーグルも、浮き輪も吹き飛ばされ、
あっぷあっぷしつつ、三人で岸まで泳ぎかなり危険だった。
強引に誘ったやつは、
後になって「やっぱり二人は助けられない」と云いだし、
事故が起こってから気づいても遅いんだって。
自分で身の危険を感じたら、その勘を信じて、自分で自分を護ろう。

そう固く心に誓った。



京都の花火大会では、
露店が爆発するという大惨事になった昨夜。
背筋が冷たくなった。
そういう危険もはらんでいるということだ。
私も、佐久では唐揚げ屋さんの近くで立って見ていた。
油の熱が腕に熱かった。

危ない…



花火がはじまった頃、少し雨が降って、
樹冠越しに花火が見えた。
ひとの傘も入って、変なアングルとなった。



花火大会前に食べた巨大マンゴーかき氷。
無論、一人では食べられない。
私に恨みでもあるのかというほどに大きかった。
私に恥をかかせるつもりかと思った。
だって、周りの視線が痛かったもの。


今日も猛暑だ。
送り火。
お盆はおしまい。
夏休みもここで終わり、と気持ち切り替えないとね。
カメラの仕事は20日過ぎから再開できるとかできないとか…
なんにせよ、介護は私ひとり。(ヘルパーさんもいるけど)
入退院もこれからはひとり。
私と父の戦いがまた始まる。


夕方、雷雨がきて、
でも、送り火の時間には去ってくれた。
さよなら、母さん。
父さんのこと、そんなに心配しないでいいよ。
なるようにしかならない。
できることは、なんでもする。
魂は永遠なのだと信じている。
これは通過儀礼のひとつなのよ。
だから、
心配しないで。見ていてね。
ホワイトセージを焼きながらそう想った。

夕方、風が冷たくなる。
確実に夏は去ろうとしている。
もう少しの辛抱だ。
友人が云ったように、きっと、苦しいのもずっと続くわけじゃない。

解放の日は、訪れる。
私にも、父にも。

気を引き締めていこう。
できるだけ、遠くまで、行けるところまで行きましょう。








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