想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

球児の夏も終わる。

2013-08-22 14:40:12 | 日記

暑い中、よく頑張ったね

〔退院〕

八時半に予約した循環タクシーがきて、隣り町へ。
バスの待ち時間が40分もあったが、
タクシーは乗合で決まった時間しかないのだ。
他の皆さん、移転した新しい総合病院へ護送されてゆくようす…
何でも、トイレは自動水洗で、立ち上がると自動に流れるそうよ。
皆さん「おおお…」とどよめいていた。

バスで病院のある温泉郷に向かう。
介護タクシーのお迎えの一時間前に到着し、
待っていた父の着替えをまず。
下は、パッド交換もあるから看護師さんにやってもらうと云うので見ていたら、
力のある看護師さん(女性)が、車いすから父を立ち上がらせ、
もう一人が(こちらも女性)ズボンを下ろし、
ササッとパッドを変えた。



見るからに、物凄く不自然にパッドが曲がっていた。
それに、陰洗もしなければ、
尻を拭きもしない。
これでは、一日に3回も漏れた…という話も不思議じゃなかった。
歯磨きも、雑。
口の中が気持ち悪い。
顔も丁寧には拭いてもらえない。
これはこれで地獄だな、と想う。
っていうか、私があまりに優秀すぎて、
丁寧すぎるのが仇となっている。
いや、優秀というのは冗談だが、相手の気持ちを考えたら、これは」できぬことだ。
帰りは笑顔で見送ってくれたが、
こんなものなのか、入院というものは…

帰ってきてから、冷麦とヨーグルトを食べさせて、
部屋を整え、
ずれたパッドを直した。
ひどすぎる。
うちで漏れたのまだ一回きりだぞ。
でもまあ、きっと忙しくて、手が回らないのだろうな。

父は明日からデイケアに復帰する。

今日はもうなにも起きないかな。
起きないとね。
そらが元気に帰ってくれば、
今日という日が無事、何事もなく過ぎたと安堵できる。

きっと明日も、こんな感じで、
いつもの日常が続いたら、

何もいらないよ。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする