Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

躓かない歩き方:第3腓骨筋

2017-02-27 07:44:38 | 東洋医学
伸筋支帯の下を通っているため
足関節と趾の伸筋である長趾伸筋の機能と同様で
足関節の背屈・足の外反である

ただし
その形態から
足関節の背屈・足の外反の主動筋ではなく
長趾伸筋の動きに洗練さを与えるために
補助する共動筋である
だから
長趾伸筋の分枝といってもいいのかもしれない

名称からは
長腓骨筋・短腓骨筋の次の第3の腓骨筋の様であるが
足の外反では共働しつつ
足関節の機能では拮抗している
だから
長腓骨筋・短腓骨筋の中立筋といえよう

足関節の過度な底屈の動きに対して
反作用的に足関節を背屈することで
洗練された足の外反が生まれる


※中立筋
主動筋の過度な動きに対して
時には反作用的に
時には中立的に働き掛けて
主動筋の機能に洗練さを与える


次回は、思うツボ:懸鐘・京骨をお伝えします。


公益社団法人 大阪府鍼灸師会 スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
東洋医学ランキングへ











最新の画像もっと見る

コメントを投稿