十二経脈には
それぞれの四肢の肘・膝関節の末端に
井(せい)・榮(えい)・輸(ゆ)・経(けい)・合(ごう)の五つの要穴があり
五行穴(五兪穴)と称されている
その特徴は
井・榮・輸・経・合の漢字からも読み取れるように
川の流れを形容した記述になっています
水の流れ 脈気
「井」 地下から水が湧きでるところ 小さく浅い
「榮」 小さいが勢いよく下るところ やや大きい
「輸」 いくつかの流れが注ぎ込み力を蓄えるところ 比較的盛ん
「経」 ゆったりとした流れが大地をめぐるところ 正に盛ん
「合」 川と川、海が合流するところ 大きく深い
足の太陽膀胱経では以下の通りになります
「井穴」 至陰(しいん):第5趾外側の爪根の角を去ること0.1寸
「榮穴」 足通谷(あしつうこく):第5中足趾節関節前下方陥凹部、表裏の膚目
「輸穴」 束骨(そっこつ):第5中足骨外側骨頭部後下方、表裏の膚目
「経穴」 崑崙(こんろん):外踝とアキレス腱の間、中央陥凹部
「合穴」 委中(いちゅう):膝窩横紋中央
※注釈
要穴(ようけつ):十四経脈のうちで特殊な性質を持ち名づけられた経穴(ツボ)
四肢の経穴:五行穴(五兪穴)・原穴・絡穴・郄穴
体幹の経穴:兪穴・募穴 など
次回は、思うツボ:束骨(そっこつ)「輸穴」をお伝えします。
公益社団法人 大阪府鍼灸師会 スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
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それぞれの四肢の肘・膝関節の末端に
井(せい)・榮(えい)・輸(ゆ)・経(けい)・合(ごう)の五つの要穴があり
五行穴(五兪穴)と称されている
その特徴は
井・榮・輸・経・合の漢字からも読み取れるように
川の流れを形容した記述になっています
水の流れ 脈気
「井」 地下から水が湧きでるところ 小さく浅い
「榮」 小さいが勢いよく下るところ やや大きい
「輸」 いくつかの流れが注ぎ込み力を蓄えるところ 比較的盛ん
「経」 ゆったりとした流れが大地をめぐるところ 正に盛ん
「合」 川と川、海が合流するところ 大きく深い
足の太陽膀胱経では以下の通りになります
「井穴」 至陰(しいん):第5趾外側の爪根の角を去ること0.1寸
「榮穴」 足通谷(あしつうこく):第5中足趾節関節前下方陥凹部、表裏の膚目
「輸穴」 束骨(そっこつ):第5中足骨外側骨頭部後下方、表裏の膚目
「経穴」 崑崙(こんろん):外踝とアキレス腱の間、中央陥凹部
「合穴」 委中(いちゅう):膝窩横紋中央
※注釈
要穴(ようけつ):十四経脈のうちで特殊な性質を持ち名づけられた経穴(ツボ)
四肢の経穴:五行穴(五兪穴)・原穴・絡穴・郄穴
体幹の経穴:兪穴・募穴 など
次回は、思うツボ:束骨(そっこつ)「輸穴」をお伝えします。
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