Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

躓かない歩き方:平衡感覚

2017-04-11 17:34:18 | 東洋医学
眼と第5中足骨が受け取った路面の情報を
いち早く耳石と脳に伝え
次の一歩を瞬時に決める
この連続を歩く・走るという

山に行くと一歩一歩がすべて違う
凹凸、石ころ、岩盤、木の根っこ
耳石と脳は休むことなく解析する
時には反射的に
時には随意的に

※注釈「黄帝内経『霊枢』經脉 第十 第七節」
    足の太陽膀胱経の脈は、
  1.内眼角に起こり、額に上り、(頭頂部)に交わる
  2.その支脈は、巓(頭頂部)より耳の上角に至る
  3.その主脈は、巓(頭頂部)より入りてに絡う
  4.還って出て左右に別れて項を下り、肩膊(肩甲骨)の内側を循い
    脊椎の両側を挟み、の中に抵り、
  5.入りて(脊柱起立筋群:胸棘筋・胸最長筋・腰腸肋筋)に循り、に絡い、膀胱に属す
  6.その支脈は、の中より下り
    脊椎を挟み、を貫き、膕中(ひかがみ・膝裏)に入る
  7.その支脈は、(肩甲骨)の内側より左右に別れて下り、(肩甲骨)を貫き脊椎を挟み、
  8.内りて髀枢(股関節)を過り、(股関節)の外を循い、後廉(大腿部後面)より下り、膕中(ひかがみ・膝裏)に合す
9.以って下って踹(ふくらはぎ)の中を貫き、外踝(外くるぶし)の後ろの出ず
  10.京骨(第5中足骨)に循い、小趾の外側に至る

次回は、躓かない歩き方:深層筋をお伝えします。
公益社団法人 大阪府鍼灸師会 スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
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