迷彩のブログ Ⅲ

北海道在住の田舎暮らしです。日々の出来事や趣味のポン付けLEDバルブ等について、不定期に書いていきます。

あまり見た事のないビードブレーカー製作開始   迷彩のブログⅢ

2021-11-19 15:30:49 | DIYタイヤ組み換え

冬ですね~

最近の記事で自作ビードブレーカーのお話を書いて間も無いんですが、自作を製作開始という事で記事にします。

差し当たって何処から作ろうかな?と思ってたんですが、一番重要且つ簡単そうなこの部分からスタートです。

左端はアマゾンで売ってるやつです↓

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これを選んだ理由ですが、単に見た事が有るタイプ↓だったのに過ぎません。

タイヤチェンジャー本体(新品)が10万位で買えるご時世ですので

厄介な自作に拘るのはあまり賢い選択では無いのかもしれませんが・・・色々やってみたいお年頃なのでしょうがない。

で、材料として肉厚6㎜、幅75㎜、長さ245㎜の帯鉄を用意。

想像通り・・・結構の分厚さ!

う~ん、曲げれるのか?これ??

黄色いプロテクターは半径270㎜位のR形状?で作られているのですが、我が家の装備?では歯が立ちません。

市内の有名処の鉄工所に相談したところ、型を作る関係で数万くらい掛かるとの見積もり。

これね、もうちょっと砕けた鉄工所に相談すればよかったみたいです。職人気質で、半端な仕事は出来ないって事なんでしょう。

こういった経緯で自分でやる羽目に

ガスで焼くにしても、微妙なカーブが出せる気がしないなぁ~、う~ん

※追記

R550φ位で厚み6㎜の丸鋼管が用意できるなら、話が早い!

ざっと調べてみたところ・・・・・・・・・

外形サイズ
Φ(mm)
肉厚
t(mm)
Kg/m
426.0 15.0
16.0
20.0
25.0
30.0
35.0
40.0
45.0
50.0
152.0
162.0
200.0
247.0
293.0
337.0
381.0
423.0
464.0

 

これ以上お太い鋼管が有るかどうかは判りませんが、厚みを見てスッパリ諦めましたよ。

もしかしたら、家庭用のプロパンガスボンベが使えるかも?かもかも

※11/20追記

結局、力業で曲げる事にしました

以下、順に貼っていきます

多角形コーナーリングです、って判る人居るんだろうか?ハンドグラインダー(ジスクグラインダー)の切断砥石で

23㎜間隔・3㎜程の溝を掘っていきます。

 

手では曲がりませんが、大きめのパイレンでオリャーッ!

大雑把にカーブを合わせて仮に挿入の図。

重ねてみます。真ん中辺の削り込みが急がれる。

ん~良いんじゃない?

多角形コーナーリング(しつこい)なので表面をサーフェイス加工。

背中側も一応サーフェイス加工。

おぉ~・・・・入りましたね♪適度な節度を残して、削りはここまで。

明日は、この9本の溝に肉盛り溶接です。このままやると歪むでしょうから角鋼管に点付け溶接してやってみましょう。

※11/24追記

溶接外注・・・うちに有るのはスズキットのお安いやつなので、外注っす。

歪み防止の為、鋼管に仮止めしてもらいました。

背面、溶接の御代が記してありますね。

サンダーで削った跡は高温で黒錆化してます。

そう言えば赤錆から黒錆に転換する薬剤が有るんですね~

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溶接で盛られた部分を削って表面出した後、ハンディーガスバーナーで焙って、残留応力除去ってのをやってみましたよ。

※備忘録、

低温焼なましは、溶接、鋳造、冷間加工などによって生じた残留応力を除去し、軟化や焼入変形の軽減を目的として行われるもので、加熱温度はA1変態点以下です。溶接や鋳造によって生じた鋼の残留応力は、普通は600℃位で加熱すると消失して軟化します。ただし、加熱後の冷却は、急冷すると熱応力が発生するため徐冷または空冷します。単に軟化することだけが目的であれば、加熱速度や冷却速度は考慮する必要はありません。

ジスクグラインダーの切断砥石で鋼管と切り離し。

残留応力除去ってのは即ち焼き鈍しになっちゃうので剛性は落ちますが

反り返ったり捻じれたり変形はせずに上手く切り離し出来たのでおkおk

 

※令和4年 変わった感じのビードブレーカーが出来ました!

ビードブレーカー 完成まぢか!‥マジか?

 



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