知人から電話あり。
「古いカメラが出てきたがいるか?」
「使わないのなら頂くが...で機種は」
「ライカ」
「すぐ行く」
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目の前に出されたのがこれ。
革ケースのRicohの頭文字のRを視てライカと思ったらしい。
ライカは「Leica」だ。
Ricoh"35"s 1957年 発売
レンズ リケン リコー 45mm F2.8 3群5枚構成(富岡光学製)
シャッター速度は1/300まである。(1/200までのものもあるらしい)
裏蓋はNikonFと同様に底蓋と一緒に外れる方式
その底にトリガータイプの巻き上げレバーがある。
左手で巻き上げるタイプである。(速写できるように作られたらしい)
検索をかけるとRicoh35sでまったく別の物がHIT
日本写真工業会編「戦後日本カメラ発展史」s46刊
で調べるとRicoh"35"sとは別なRicoh35sがあったようだ。
Ricoh35s 1963年 「Ricoh35L」の普及版 紛らわしいですね。