二上山は雄岳(517m)と雌岳(474m)の二つの峰をもつ男女双峰の山。
「鷲の棲む筑波の山の裳羽服津のその津の上に率ひてをとめをとこの行き集い
かがふかがひに人妻に我も交はらむ我が妻に人も言問へこの山をうしはく神の
昔より禁めぬ行事ぞ今日のみはめぐしもな見そ事もとがむな」万葉集/長歌
『男と女が集まって、歌を掛け合うかがひ(合コン)で、
私も人の妻に交わろう。私の妻に人も言い寄ってもよし、
この山を治める神が、昔から禁じていない行為である。
今日だけは、誰と交わろうと許して、誰もとがめるな』という意味である。
※うたがき(歌垣)とは、男女が歌を掛け合う出会い(求愛・求婚)の場である。
「鷲の棲む筑波の山の裳羽服津のその津の上に率ひてをとめをとこの行き集い
かがふかがひに人妻に我も交はらむ我が妻に人も言問へこの山をうしはく神の
昔より禁めぬ行事ぞ今日のみはめぐしもな見そ事もとがむな」万葉集/長歌
『男と女が集まって、歌を掛け合うかがひ(合コン)で、
私も人の妻に交わろう。私の妻に人も言い寄ってもよし、
この山を治める神が、昔から禁じていない行為である。
今日だけは、誰と交わろうと許して、誰もとがめるな』という意味である。
※うたがき(歌垣)とは、男女が歌を掛け合う出会い(求愛・求婚)の場である。