かくれて咲く花

~凛として~

愛すべき人

2009-04-14 19:09:21 | Weblog


桜も葉桜になってきましたが、八重桜もぷっくりとかわいらしいですね
あたたかくなり、眠くて仕方ないですが、春はやはりうれしいです

最近つくづく思うのですが、人を好きになるっていうのは理屈じゃないですね。
たとえば人格円満で、誰もが認めるいい人に比べれば、明らかに欠点が多いはずなのに、だけど愛すべき存在の人がいたりして。「いい人」にはもちろん好感は持つのですが、だけどなんかこう・・・物足りない。脇が甘かったり、時々すねたりしても、男気やまじめな中のユーモアにふれると「たまらなく好き」と、心がブーンと「好き」の方に大きく反応するのです。「脇が甘い」のは「包容力がある」ともいえるし、世をななめに見るのもそれがすごくおもしろい視点だったりと、あるところから見れば「欠点」かもしれないけど、それはすなわち魅力でもあったりする。欠点もないけど面白みもない人は、いい人かもしれないけど印象に残らない。他の人にとってはどうかはわからないけど、自分にとってはめちゃめちゃ大事なところがぴったりきて、「そういうとこ、大好き!!」と叫びたくなるような人が、わたしは好きなんだなあと思います

できれば毎日穏やかな人に囲まれて平和に暮らしたいとは思うけど、それではおもしろくない。波瀾万丈までいかなくても、ある程度刺激がないとおもしろくないというのが、最近わかってきました。欠点も少ないけど突き抜けた魅力もない「平均点な人間」になるよりも、多少欠点はあるけど、それをカバーしてありあまる魅力のある「マイナスもあるけど総合的にプラス」な人間路線でいこう。だってわたしはそういう人が好きだから!!と思うのでした