かくれて咲く花

~凛として~

立春☆

2010-02-05 12:23:06 | Weblog


↑こんなかわいい雪だるまさんたちの写真を見つけました

2月に入ってすぐ、東京は2年ぶりの雪が降りました
帰り道、どんどんと雪が降り積もるなかを歩いて、なんだかわくわくしていました。とはいえその雪はパウダースノーとはほど遠い、水分をたっぷり含んだまことに日本らしい雪で、5分ばかり歩いただけで傘にずしっと重みがくるという、なんというかボテっとした雪でした。
それでも雪が降るとなんだかわくわくするのは、小さいときに一度だけつくった雪だるまがうれしかったからかもしれません。あのころは小さかったとはいえ、自分とあんまり変わらない大きさの雪だるまと一緒に写っている写真は、宝物です

冷たい寒い日が続いていますが、立春を過ぎて、ますます陽ざしも春めいてきました
毎日笑いに満ちていますが、日々の出来事はすべて人生の彩りというか天の演出というのか。どんなことが起きても、面白がってこの舞台を務めあげなければなあと思います


「物事を何でも単純にする必要は無いと思うんです、単純さの中では、人と人との絆って生まれにくいです。不思議さや複雑さの中からしか、共感や浸透感って出てこないんじゃないでしょうか。本当に面白いことや美しいことは、言葉ではそれを説明しにくいですよね、それに似てます」(石井ゆかりさんのtwitterより)


ほんとにこの方の言葉の紡ぎかたはなんといえばいいのかもう、うまくいえないけど心の中で確かに思っていたことを、どうしてこんなにぎゅっと簡明に表現していて、なおかつハートに直球にくるのでしょう
自分では言葉で表現しきれない感情や、もやもやとしたまままだ言語化されていない、あるいはそういうのがあるのもわからなかった思考というか考えの種や、もやっとしたものの中に、誰かのことばや出来事が入ってくることによって、ある種化学反応を起こして、その人が言葉にしてくれたことで自分のなかで卵が孵化する感覚とか、深い共感から同志的な絆が生まれるのは、人に会って話をする醍醐味ですね。お話しているうちに、「そうそうそれが言いたかったのよ~~~」とか、「誰もわかってくれないかもしれないけど、実はこういうところを自分はすごく大事にしている/こだわっている」とか、そういう自分にとってのコアな部分を共通のストライクゾーンで持っていることが発覚すると、めちゃめちゃ嬉しいですものね。何人もの顔が思い浮かぶけど、そういうかけがえのない大事な人たちがいることは、とっても幸せだなあと思います


最新の画像もっと見る

post a comment