日経が、トヨタ、車1台の利益でついたテスラとの3倍の差と指摘。アメリカの企業の利益率は日本企業よりもはるかに高い。労働生産性の問題とかあろうが、自動車生産では、テスラの採算が良い要因の一つはソフトによる収入という。車の制御ソフトをインターネット経由で高度化する「OTA(オーバー・ジ・エア)」を他社に先駆けて収益化した。自動運転をはじめとしたシステムを日々改良し、顧客から毎月の課金収入を得る。トヨタ幹部も「我々は安全性を重視しているとはいえ、この分野はテスラから学ばないといけない」と漏らすほどだ。
トヨタの売り上げは、テスラの10倍だが、利益率は、トヨタが8,9%なのに、テスラは20%。
トヨタの業績推移
テスラの業績推移(単位千ドル)
以下、その要約::::::::::::::::::::::::::::::::::::
世界の自動車メーカーが半導体不足に直面した中で、2021年7~9月期決算(国際会計基準)で純利益がこの時期としては過去最高になったトヨタ自動車。ただ出そろった主要自動車メーカーの決算を分析すると、車1台の純利益は米電気自動車(EV)大手のテスラに3倍近い差をつけられた。時価総額も15日時点でトヨタの34兆円に対し、テスラは3.4倍の118兆円だ。

テスラの7~9月の純利益は約1800億円で、トヨタ(6266億円)の3分の1にも及ばない。それでも時価総額の差が大きいのは予想PER(株価収益率)がトヨタの11倍台に対して、テスラは170倍強とケタ違いだからだ。

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