WiFi6が普及し始めた居る。そして
1.サポートできる接続機器数が大幅に増えた
2.電波強度が強くなり、ダウンロード時間が短くなり、又、映像を見ていても途切れることがなくなった。
しかしながら、電波が届く先は、WiFi5の時と大差ない。
装置の仕様書を見て出力電力を見ようとしても、一切記述されていない。これはWiFi5もWiFi6も同様。
そもそもWiFiはアメリカのIEEE規約で、それを見ると、1Wまでとされている。その理由は、光ファイバーなどで、引いてきても、その先、光ファイバーが敷設できないようなところまで、無線でインターネット接続できるようにするためのものである。
しかし日本の電波法では10mWとしている。この理由を知ろうと規約を調べるが、膨大の資料でどこに書いてあるか全くわからない。その後、2010年に改正電波法が公布され、この出力上限は10mWから1000mWへとなったが、無線LANルーターは適用外で、対象は無線トランシーバーなどであった。無線LANルーターの仕様に記述がないのは、メーカーが皆さん周知と思っているのでは?
無線ルーターの電波到達距離は?
1.経験的には自由空間で、100m。
2.木造建築物内では、2,30m。この範囲であれば上階にもとどこことが多い。
3.コンクリート建築物内であれば、壁を通しては電波が通らない。
無線ルータの電波出力が限られているから、遠くまで飛ばすには
* 電波を効率的に飛ばすためにアンテナを使う。WiFi6ではアンテナを多数装着出来る(MIMO)ようになっており、その角度や向きを調整して効率よく飛ばせば電波到達距離は大きくなる。
* アクセス・ポイント装置(APブリッジ)で中継する。AP装置はたくさん出るものではないので、安くはない。しかし無線ルータは大量に購入されているので安い。この無線ルーターは。装置どこかに、APとしてあるいはルーターとして使うか切り替えられるので、無線ルーターをAPとして使えば安くできて、コンクリーと建築でも各階にある情報機器とインターネット接続できる。
いずれにしろなぜ日本政府は無線ルーターの出力電力を10mW(これも門外漢には確かな数値ではない)としているのだろう?
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