PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

頭への栄養分と永遠の夏休みの課題

2020-08-28 00:11:00 | 
 


沢山、本📚(頭への栄養)ゲット🏹
柳田国男先生本の中に柳田先生と熊楠先生の往復書簡も発見。。!!🔍 鼻血噴出候。。。🤧)
 
永遠の💎💫)夏休み研究課題的ラインナップ📚
 
 


こちらは、たくさん買ったので、いただいたノベルティ 文庫本型ミニノート📔
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開かずの段ボールの中身…

2016-05-21 15:21:56 | 

2005年の大量文庫本断捨離の時に手放さなかったらしい、昔の私の本が、実家の開かずの段ボール📦から見つかったー😱💦

完全にこじらせ系~~📚💦

(詩のノートも何冊か入ってる❣❣😳💓 行方知れずだったあの詩も見つかるかも。。。 ドキドキ。。。💓)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バージニヤ・ウルフとぼく

2013-08-27 11:57:23 | 

急に思い出した、20代の中盤あたりで読んだ島田雅彦の短編集「優しいサヨクのための嬉遊曲」...

その中の表題作「優しいサヨクのための嬉遊曲」の中で

文化系で緩いサヨク思想の持ち主の大学生の主人公が想い人の美少女“バージニヤちゃん”(主人公の中の妄想ネーム。本名はみどり)に・・・

「キスしてあげようか?バージニヤちゃん」

「遠慮しておきます...」

遠慮しておきます、か  カ カ カ カ(←主人公の心の中のセリフ)

みたいな一節(段落)があったのを突然思い出した(文庫本、結婚時に売ってしまったので、確認できずセリフが正確じゃなかったらごめんなさい。。。 また読んでみたいな...。 このよ迷う微々たる期待感の末の肩すかし、うつろう失望感、今まさにこの空間の所在のなさのやり場をいったいどこに持っていったら良いのだろう...といった感じのクールぶった熱血漢の主人公の感情の揺れがすごく伝わってきた憶えが。。。^^;)


同時掲載されてた「カプセルの中の桃太郎」は、大江健三郎の「セブンティーン」のパロディではないかと評されている...。  主人公の名前はクルシマ(“苦し紛れ”という言葉からのネーミング??)、共に現実をもがく主人公の親友の名前はイノナカ(こちらは“井の中の蛙”から??であろう...)

 

優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社



島田雅彦さん、1990年半ば~後半あたりのダ・ヴィンチの“この人と恋に落ちたい作家ランキング”とやらで、1位に選ばれてたけど(2位は京極夏彦氏)、選んだ読者のコメントが『「君と一緒に没落したい」とか言われてみた~い』みたいな感じのコメントで(完全に作品読んでねぇ。。 まぁイメージで語りがちな私もヒトのこといえないけど。。。)、それについてのアンサーで島田氏は「プロレタリア文学者の私は没落しようにもできませんがね カ カ カ カ」(←最後の部分は私による誇張orアレンジ。。)とか答えてたのを想い出す.....


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまを生きるちから

2013-08-14 14:20:34 | 

本屋では大抵、脳内の金属探知機のようなものをフル稼働させて、直感と魂の感覚を使って、本を選ぶことが多いです。

 

今必要な書物は何か、と、想念全体、魂全体を用いて探す...(端から見てると挙動不審で気味悪いかも。。。

ココロのサーチライトで照らしていくと“必要な本”の背表紙がほんとに“光る”感じ。。。 そして、手に取って中をパタパラとめくって、幾つかのキーワードを確認して、確信の元にレジに向かう感じです。 

(...そういえば、昔「本屋は恋人 私は消費者じゃない。」とかいう詩を書いたことがありますが。。。)

 

この前、FRaUのハワイ特集を買った時に、一緒に買った文庫本はこれでした。

 

いまを生きるちから (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川グループパブリッシング

 

五木寛之氏の「いまを生きるちから」 今まで五木氏の本は「大河の一滴」「他力」の二冊を読んだのですが、これが三冊目...

 

読み進むと、最後は“寛容と共生の世紀へ”という章で締めくくられている...

まだ読み進んで序章の段階なのですが、“寛容”“共生”は私の中の最近の(もしかして生涯の?)テーマなので、何かを(足がかりを...)掴むつもりでじっくり読み込んで行きます...

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリスの国の不思議なお料理

2012-07-09 18:58:41 | 

不思議の国でふるまわれるお料理のレシピ本です 訳は美食家で有名な作家・開高健氏の娘さん、開高道子さんによるものです

アリスの国の不思議なお料理
ジョン フィッシャー
ベストセラーズ


お食べなさいケーキ、こしょうはもうたくさんスープ、うそ海亀のスープ、ハートの女王のジャムタルト、ハンプティダンプティのおしゃれゆで卵etc.etc.

 

アリスの国の不思議なお料理 (新潮文庫)
ジョン・フィッシャー
新潮社


私はこっちの文庫本バージョンを持っていました

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Pan's Labyrinth(パンズ・ラビリンス)

2007-11-01 14:33:19 | 映画
昨日は自由が丘の歯科医院に行った後、ダンナさんの職場近くの「恵比寿ガーデンシネマ」に、スペイン系メキシコ人ギレルモ・デル・トロ監督のファンタジー映画『パンズ・ラビリンス』を観に行ってきました。

観終わって、帰って来て、一晩寝てなお、ぐったりしてます・・・。
とてもいい映画だと思う。
でも、ショッキングなシーンが多すぎて、何だか消耗してしまったのです・・・。

私は、最初、恵比寿ガーデンプレイスの入り口の“ガーデンシネマ映画情報”に書いてあった『パンズ・ラビリンス』のあらすじを読んで、
「お父さんを亡くした童話好きで夢見がちな少女が、弟を身ごもってるお母さんと一緒に新しいお父さんのところに行って、新しいお父さんに理解してもらえなくて空想の世界にエスケープするのね~」
・・という“大人は判ってくれない”的な(トリュフォー監督の同名映画とは別の感情...)生ぬるいかつ甘美な、ファンタジー世界を想像していて、それを幼い頃の自分に置き換えたりしつつ(あとは、“少女のヴィジョン”が大人社会を救うのかとてっきり思っていたよ.........。)“スペイン版アリス”の映画世界に浸って自分を癒そう・・・などと甘いことを考えていたのですが・・・。

その“甘い計画”は映画が始まって初期段階でうち砕かれてしまいました。

もう、、ショックすぎてここでは書けないほど残酷...。


ネタバレは無いと思いますが〈差し障りのない程度に書いたと思います。。〉相変わらず言葉数が多いので〈ほとんど映画を観てぐるぐる考えた私の妄想の類い..笑〉まっさらな状態で観に行きたい方は、ご注意を...←後でプラス。。)


主人公の少女・オフェリアが、目を逸らしたくなるような残酷な現実からエスケープして、幻想世界をさまよう時間=観客が少女のファンタジーに触れられる時間は割合として20%くらい(時間としてはもっと長いのかもしれないけど、現実シーンの残虐描写の衝撃が強すぎて、そのくらいに感じられます。。)あとは、ひたすらファシズムの下で、命を虫けらのように扱われる人々、戦争というものの残酷な実態の描写を突きつけられ続けました。

去年観た、テリー・ギリアム版アリス『ローズ・イン・タイドランド』が少女の空想世界=ファンタジー度80%、認めがたい辛い現実20%・・・
という感じだったので、(通称スパニッシュ系オタク?)デル・トロ監督は『ローズ・イン~』を意識して、逃れられない残酷な現実80% 少女の空想世界=ファンタジー20% という構図を作ったのではないかと思った。
(ちなみにデル・トロ監督、スタジオジブリの宮崎駿監督にも多大な影響を受けているらしく、少女オフェリアと“女勇者”メルセデス〈←ルルが勝手にそうイメージして、感情移入してた、オフェリアの理解者の女性。〉との関係なんて『未来少年コナン』のモンスリーとラナみたいでした・・・。って、今、プログラム読んだら、やっぱり『未来少年コナン』に影響受けたって書いてあったよ!??ほんとビックリ、、、オレはほんとオレが怖いよ。。まぁ...〈私も〉オタクゆえにこういうことがたまに起こる...不思議なことでもなんでもない・・と思います。〈・・デル・トロ監督いわく「『リボンの騎士』と『未来少年コナン』が僕の少年期を形成した。」だそうです...。〉)

あぁ~~...なんかまた話しすぎそうな予感なので続きはまたつぎに・・・。
でも生ぬるく甘えた頭と心がガツンと覚醒されたのは確か。(←この表現、この時にも使ったような...)
(平和の元にある人間の仕事は、自分が幸せである、と認めることからスタートするんじゃないかと思ったよ~...T_T)

スペインの歴史などもこれから勉強しようと思います。

あと、オフェリア役のイバナ・パケロちゃんがほんと可愛かった!!
『ミツバチのささやき』のアナ・トレント以来のスパニッシュロリータね・・・(うっとり...)

もうひとつ、テリー・ギリアムの『ローズ・イン・タイドランド』はギリアム版“不思議の国のアリス”であり、ギレルモ・デル・トロの『パンズ・ラビリンス』はデル・トロ版“鏡の国のアリス”だと思いました!(わかるかなー。 by.りょうくん
&クリーチャーのデザインが魅力的!(ダンナさん談)

こんな感じ・・・

最近、マックの調子がものすごく悪くて、いろいろ困難がでてきてます。画像の保存とかができないんですよね~...なので、今回のトップ画像はプログラムの写真を携帯で撮影したものを載せます~。(マック治ったら貼り直すかも...)


パンズ・ラビリンス
黒坂みひろ,ギレルモ・デル・トロ
ゴマブックス

このアイテムの詳細を見る
↑〈追記〉文庫本『パンズ・ラビリンス』のデータがアマゾンにありました~!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

It's My Fault (Not Your Fault)

2007-10-21 10:24:09 | 音楽

(はしゃいで書いてたツィギーの記事の後の記事の頃..)母と喧嘩になって絶望的になってましたが、少し立ち直りました。

先週の土曜、泊まりがけで神奈川の実家に帰ってまた大掃除etc.してきたのですが、吉祥寺に帰って来た後電話で喧嘩に...元気になるとまた毒舌が復活するから厄介だよ~...←うちの母

今回も、ダンナさんに連れられて、足が棒になるまで吉祥寺の街を散歩したら(途中でRe-Trick Binさんと偶然バッタリ再会...!!)負の気持ちをだいぶ払拭できました(あとは、「ルルちゃんは悪くない」って念仏のように唱えてもらってた。。おもちゃ屋さんにあった指人形とかぬいぐるみにもダンナさんのパペットで「ルルちゃんは悪くない」と言ってもらいました・笑)

この記事の文中リンクは、こっちの方を貼った方が良かったのかも...(昔書いたこの記事のことを忘れてたのか、深層心理で恥ずかしかったのか...)ネガティブなことは記事に書きたくない・・と思ってたケド、やさぐれてダンナさんとも喧嘩してしまったし、今回はどうにも救われどころがなく、ブログに吐き出してしまいました。(それで随分救われました。)

でも、やっぱり、私が悪いところがないとは言えないと思うので(反省すべきところも思い出したよ...いっぱいいろいろしてもらってたことも...)これから良くなって行くには“心がけしだい”だと思いました・・・(←言ってることほとんど、下の記事(グッド・ウィル・ハンティング、エデンの東)のカスタマーレビューの影響っぽい。。(←ワラにもすがるキモチで読んでました名も知らぬ盟友に救われた。。??)イヤー.......文化は今まで何度も私の命を救ってきてくれました人がその文化についてどう語っているか・・というのも勉強になります...


今回のタイトルのアイデアは、これから

Stars in the SandThe Pop Collectiveこのアイテムの詳細を見る


私が親しんだアルバム“クール・アンド・ゴーン”のジャケ画像が無くて残念だったけど(あのジャケ、大好きだった...)“クール・アンド・ゴーン”にも入っていて、上記のアルバム“Stars in the Sand”にも入っている、ジェフリー・フォスケットの曲“It's My Fault”が今回のタイトルの元ネタです。(It's My Fault=僕のせいだ。・・・ちなみに、「Not your fault」(君のせいじゃない。)は、『グッド・ウィル・ハンティング』でロビン・ウィリアムスがマット・デイモン演じるウィルに繰り返し言った言葉。)

YouTubeでこの曲を探したのだけど、それも無くって残念...ホントにいい曲です。ジェフリー・フォスケットは“心優しき天才”ブライアン・ウィルソン人脈のアーティストですが、私はそんなには知らなくて、20歳頃、ギターポップ好きの友人に聴かせてもらって気に入った・・という程度なので、これからもっと彼のこととなりを知っていけたらいいなと思う。


それと、Re-Trickりょう君のオススメで観た映画「たそがれ清兵衛」に感銘を受けて、実家に帰った時に熱入れてその話をしていたら、実はうちの母「たそがれ清兵衛」の原作者の藤沢周平がそうとう大好きらしく、朝起きたら食卓の私の席の前に「たそがれ清兵衛」の文庫本がそっと置いてありました...(なんか藤沢周平のファイルまで持ってたよ!?←やっぱ母娘似てる。。)
ぶつかりながらも、母とうまくやっていきます。(最終的には“俺”が面倒見てやるぜ!!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルル、大江健三郎を読む

2005-12-02 14:28:39 | 
23歳の時、頭が良くなりたいと思って、大江健三郎を読み続けた。
小説を書こうと思っていたので、難しそうな小説の構造が、どうなっているのか、学びたかったのだ。
かなりの数を読んだはずなのに、「死者の奢り」の屍体のうかぶプールの情景と「我らの狂気を生き延びる道を教えよ」に出てくる、交通事故死した実在のハリウッド女優ジェーン・マンスフィールドがモデルだと思われる、肉体派女優のペネロープ・マンダリン(肉体派にぴったりのいかにもこぼれおちそうな名前デスネ)の存在しか覚えていない。読書のしかたが間違ってたのかも。しかし、新潮文庫の大江健三郎の本って、字が小さすぎて読みにくかったなぁ・・・。わざわざあんな小さな文字にする理由ってなんなんだろう?

この前ブックオフで、10代の頃から集めた文庫本を大量に売りました。しかし7000円くらいにしかならなかったのがかなしい・・・。
読書って疲れた。もうしばらくの間、本は読みたくない。もともと頭の良くない私は、論理で作品を理解するということができないので、ずっと、“共感”という方法で本を読んできました。
ドストエフスキーの「地下生活者の手記」を読んでは、地下室の住人になりきり、カフカの「変身」を読んでは、毒虫になった気になり、カミュの「異邦人」を読んでは、母親が死んでも何も感じず、太陽がまぶしかったからアラブ人を殺す主人公の気持ちをわかろうと努力する・・・。比喩とか隠喩とか、メタファーとかアイロニーとかがぜんぜんわからなかったのだ。ぜんぶ真に受けてしまった・・。そんな感じなので、読書し続けるのは死ぬる思いでした。髪の毛が真っ白になりそうだった。そんな地獄めぐりして、よく生還したと思う。
そう思えば、ある意味強靭な精神の持ち主だといえるのかな。私。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする