今は亡き、アタシの部屋

言わば、情念ルームです。
よく親に、「あんたの部屋はきもち悪い。」って言われてました。

この部屋も、私の結婚が決まり、改装のために取り壊されてしまいました。
やはり、少し悲しかったです。

改装にあたって、“モノ”に固執しやすいオタク気味の我が兄弟たちが（長男とアタシです。）
どうしても捨ててほしくなかったもの。
長男→ロッキンf＆ギターマガジンの山
私→数々の文化本の山、自分の創作したもの

母のお気に入りの次兄は、「みんな捨てていいよ」と言って、ますます母は、次兄のことが好きになったらしいですが、吉村昭の本、司馬遼太郎の本、プログレLP全部、次兄が居た時のまま取ってありました。
この前、母が「◯◯兄ちゃんと私って同じ趣味なの～！」とはしゃいで言ってました。

私がまだ10代の頃、母が嫌っていた長兄と、母お気に入りの次兄の間で対立があり、その間で板挟みにあったことがありました。

私にもし子供が生まれて、何人か生まれたとしたら、兄弟間で差別をして、どちらかに悲しい思いをさせるなんてことはしません。どちらも平等に育てるように努力します。

あと、昨日、うちの母、会ったそばから、私がはしゃぎ気味のところを見て、「調子に乗らない方がいいわよ。」と言ってました。

皮肉屋でストイックで、批判精神旺盛で、孤独を愛する、母を愛してはいますが、母との関係で苦しんで来たのも事実です。


（写真は22歳の時のものです。）