PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

人生はおとぎ話

2021-01-04 09:16:00 | 心象風景

人生はフェアリーテイルおとぎ話)です

 
 
J・アーヴィング原作「ホテル・ニューハンプシャー」より
 
映画版の記憶は、リリーの永遠の子供らしき高音の声と共に脳裏にメモリーされているので、そのシーンを想い出すたびに、あのリリーの元気な声が脳裏に響き渡る🔔

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自殺はするな!Keep passing the open windows/Queen

2020-05-31 21:50:41 | 素晴らしき歌詞

自殺はするな!Keep passing the open windows/Queen

 

〈楽曲、Drive感〜〜〜 デデデデ デデデデ 👈ベース音ノボリクダリ

 

Keep passing the open windows.開いた窓は見過ごすこと

 

とは、ずばり、自殺はするな!という意味です

 

J・アーヴィングの小説ホテル・ニューハンプシャー🏨で、一家(ベリー家)の次女であり、小人症の作家リリーが、生前常々おまじないのように唱えていた言葉…(のちに、リリーは有名作家になるのだけど「大きくなれなくてごめんなさい…」(意訳) という遺書を遺して、窓から飛び降りて死んでしまう…

 

死ぬ(絶望する)にはまだ早いぜ この先は奇跡のような転回が待ってるかもだぜ🌐(希望)(進化

 

けして死ねねーぜ🔥 宇宙全てを知るまでは・・・🌌💫


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Fairy Tail

2017-12-27 07:12:19 | 心象風景

ホテルニューハンプシャー的に言うと、セックスおとぎ話Fairy Tail)だって…🦋🦋💭

 

ホテル・ニューハンプシャー〈上〉 (新潮文庫)
中野 圭二
新潮社

 

ホテル・ニューハンプシャー〈下〉 (新潮文庫)
中野 圭二
新潮社

 

ユリイカ 1989年 12月特集 ※アーヴィング 愛と性と暴力の物語 ■<作品>オーエン・ミーニーのための祈り■評伝 J・アーヴィング/米塚真治■「遅れてきた作家」の彷徨/今村楯夫
畑中佳樹,伊藤俊治,川本三郎,斉藤英治,柴田元幸
青土社  278ページ

 

 


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宇宙に漂うもの

2017-05-24 13:53:57 | 心象風景

ソロー(悲しみ)は漂う。

愛もまたしかり。

そして長い目でみれば悲運もそうだ。

それも沈むことなく漂う。

 

J・アーヴィング「ホテル・ニューハンプシャー」より📖

 

 

ホテル・ニューハンプシャー〈上〉 (新潮文庫)
中野 圭二
新潮社

 

ホテル・ニューハンプシャー〈下〉 (新潮文庫)
中野 圭二
新潮社

 

開いた窓を見過ごすこと

 

 


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ガープの世界

2014-08-13 21:05:18 | 
ガープの世界〈上〉 (新潮文庫)
ジョン アーヴィング
新潮社

 

ガープの世界〈下〉 (新潮文庫)
ジョン アーヴィング
新潮社



しかし、小説版ガープの世界は、持ってたものの(同じくJ・アーヴィング作の..)ホテル・ニューハンプシャーにハマったあまり?そっちばかり読み返してて、あんまり読んでなかった...(まだ実家に売らずに置いてあるかなぁ...??)

 


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妻は森羅万象と話をしていた。

2006-03-13 16:39:35 | 

あいかわらずコメントのお返しが出来なくてごめんなさい。
ぐずぐずのろのろで、気持ちが座礁してしまってる間はどうしてもお返事ができないのです。
でも、Yoracha!さま、evergreenさま、私がこの先、生き続けるとしたら、お二方のような女性になっていたいです。感性豊かで、世界、文化、人間に対して、少女のようなときめきを持っているお二方・・・。憧れです。

今日は、私が影響を受けた少女漫画のお話をしようと思います。

私が一番好きな少女漫画家は大島弓子さんという方です。

彼女のことは、18歳の時、とあるバンドの打ち上げで出会った23歳のシャイな素敵なお姉様から教わりました。その時の私は、少年誌に連載していた、江口寿史氏の「ストップ!ひばりくん」のひばりくん(美形なオカマキャラ)になりたいと憧れる、少女趣味を否定し、中性願望のある、絶対スカートははかない(いわゆるホットパンツかベルボトム姿で60年代サイケ少女orパンク少女を気取ってました。)今みたいに気も弱くない勢いのある男気溢れる少女でした。

最初に思っていた大島弓子さんのイメージは、“チビ猫”という名の、擬人化された子猫が主人公の作品「綿の国星」のほわほわのメルヘンの少女趣味な世界でした。

確かに、大島弓子さんの初期作品(1968年「ポーラの涙」でデビュー)は、そうした一面も持っているのですが、80年代に入ってからの彼女の作品は、昔から時々顔を見せていた彼女のブラックでビターでシニカルなセンスが色濃く頭角を現してきました。昔からの少女漫画の定型だった、過剰な装飾、とにかくありえないくらいの登場人物の瞳の大きさ、そういったものがなくなり、登場人物も、背景も、何もかも、無味乾燥に思えるくらいシンプルです。それだからこそ後期の彼女の描いていた、人間の心の残酷さ、美しさが読むものの心にぐさりとめりこんでくるのです。

私が今回取り上げたいのは、大島弓子さんの1985年の作品「ダリアの帯」です。
この作品は、ある本で作家の吉本ばななさんが、敬愛していて、自作への影響も与えた存在であるという、大島弓子さんの作品の中でも特に一番好きな作品であると語ってました。

(私事をお話ししますと、1987年に「キッチン」でデビューした吉本ばななさんは、私にとって同時代、リアルタイムの作家だったと言えるのですが、元々、国内だと夏目漱石、芥川龍之介を始めとする、明治、大正、昭和初期の文豪。近代だとかろうじて安部公房氏が好きだった私は、つまり、現代とシンクロした気分になることをあえて拒否していたので、まったく読んでいませんでした。少し世の中への態度が軟化した時に、一作品程度読んだくらいです。その時期に夢中になって読んだのは、「スバラ式世界」「優しくって少しばか」「我輩は苦手である」などの作品を書いた原田宗典さんです^_^;原田さーん!!!早く元気になってくださーい!!!T_T優れたものなんか書かなくていいので、私は原田さんがご家族と幸せで心健やかに暮らしている情報が聞きたいのです・・・!!!話は戻って、吉本ばななさんの良さは私は解らない〈知らない〉のですが、世界的にも、多世代に渡って支持されている吉本ばななさんも「ダリアの帯」は好きな作品だというのがとても感慨深かったのです。大島弓子さんもいろいろな人〈世代〉に知られるようになってほしい・・・。)

また話が脱線してしまいましたが、「ダリアの帯」は、(ベタないい方をしてしまいますが)夫と妻の究極的な愛の物語です。子供を自分の不注意で流産し、狂気にとらわれてしまった妻の姿に直面した時に、夫は何を考えるか、どういう試みをするか。奇行を繰り返す妻と、それでも会社に通い日常生活を送らなければならない現実。

この物語を読んで、今思い返して、私は、愛とは、「覚悟するものなのだ」と思いました。
夫は、いわゆる現実生活=一般的な日常生活、親族、社会的なていさい。すべてを捨てて、妻と共に生きることを選びました。
精神病院から妻を連れ出し逃げる時の、
「どちらが患者(狂気にとらわれている)なのかはわからない」
「ふたりとも患者なのかもしれない」
とのセリフは本当に名言だと思います。
読み返して、涙が出てしまいました・・・。

ラストはお話ししません。是非、みなさん、読んでみて下さい。

 

ダリアの帯 (白泉社文庫)
クリエーター情報なし
白泉社

 

大島弓子が選んだ大島弓子選集 5 ダリアの帯 (MFコミックス)
クリエーター情報なし
メディアファクトリー



この話は、フェアリーテイル(おとぎばなし)だとは思います。

でも、「人生はおとぎばなし」(J・アーヴィング「ホテル・ニューハンプシャー」より。小人症の少女で作家になったリリーの言った言葉。)なのだと思います。
それとも、「人生は祭りだ」(フェデリコ・フェリーニの言葉)なのかもしれません。

次は大島弓子さんの「ロングロングケーキ」について書きたいです。

コメント (4)
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