母の本棚にこの本、萩原朔太郎の娘さん・葉子さんが書いたこの本があったので、それも読みました。朔太郎氏、無邪気で繊細で、そしてちょっとダメな感じ。。。(愛すべきキャラクター.....)
この神経質そうな面持ちも好きでした。。。
母は、私を文学少女にしたかった・・・というよりも(それもあるかもしれないけど..)、自分自身が文学少女だったのだろう、と思います。
回想の太宰治 | |
津島 美知子 | |
人文書院 |
この本も母の本棚にありました。(中学生頃読みました...。) 太宰治の遺された妻、津島美知子さんによる生前の太宰を描いた回想録
これを読むと太宰治の、意外と飄々とした暮らし(日々ずっと眉間にしわを寄せて苦悶していたわけではなく、家族とともに幸せそうだった... ...でも、“心の中の虎”に呼ばれてしまったのかな....。)案外子煩悩な姿を垣間みることができます。
太宰治の娘さん・津島佑子さんも小説家ですよね(かなりの多作... 文才って遺伝するものなのでしょうか...?? しかし、父を反面教師に?かなりバランス感覚に長けた作風だと思います。そうしてDNAも進化していく..... )
津島佑子さんが書いた「本の中の少女たち」は、私の大切な愛読書のひとつでした....。