PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

家族が描いた作家たち

2013-06-10 20:28:34 | 

母の本棚にこの本、萩原朔太郎の娘さん・葉子さんが書いたこの本があったので、それも読みました。朔太郎氏、無邪気で繊細で、そしてちょっとダメな感じ。。。(愛すべきキャラクター.....)

この神経質そうな面持ちも好きでした。。。

 

母は、私を文学少女にしたかった・・・というよりも(それもあるかもしれないけど..)、自分自身が文学少女だったのだろう、と思います。

 

 

回想の太宰治
津島 美知子
人文書院



この本も母の本棚にありました。(中学生頃読みました...。) 太宰治の遺された妻、津島美知子さんによる生前の太宰を描いた回想録

これを読むと太宰治の、意外と飄々とした暮らし(日々ずっと眉間にしわを寄せて苦悶していたわけではなく、家族とともに幸せそうだった...  ...でも、“心の中の虎”に呼ばれてしまったのかな....。)案外子煩悩な姿を垣間みることができます。

太宰治の娘さん・津島佑子さんも小説家ですよね(かなりの多作...  文才って遺伝するものなのでしょうか...??  しかし、父を反面教師に?かなりバランス感覚に長けた作風だと思います。そうしてDNAも進化していく..... )

津島佑子さんが書いた「本の中の少女たち」は、私の大切な愛読書のひとつでした....。

 


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時代を超えて・・・

2012-05-31 21:04:12 | 音楽

やっぱり、今聴くと、ジザメリ、時代を感じるなぁ・・・ 90年代初頭臭がする。。。 90年頃大流行りしたあのリズムのせい?? とーんたんたとととたんたん ←太宰かよ。。 (もう少し寝かせたらよくなるのかな。。。)(その点、ペイルセインツはなぜか色あせてない・・・ 最初から時代錯誤だから。。。

 

ジザメリ一時期、こぞってみんな影響うけてましたけどね...  小山田氏とかもそうだったんじゃないかな・・・

 

Cornelius(コーネリアス) - Moon Walk

 

と言ったものの、いまいち具体的にどの曲を貼付けたらいいのかわからなくてコアなファンに怒られそうですが。。。

 

 

ちなみに、(そのライブは放映前は他言無用ということだったから、当然の如く書かなかったけど、もうNHKで放映されたのを見たので、時効だと思うので書くけど、

 

昨年の夏に、ダンナさんが応募して当選した、NHKでの、YMOのライブ(公開録画)に、ダンナさんと一緒に行って、その時に小山田君も出演してました (ライブ動画探したけどNHKものだから??見つからなかった。。。 かなり盛り上がりました

 

ライブの後の休み時間に(→どてら&こたつみかん温泉まんじゅうの撮影の前の...)四方ガラス張りの(まるでショーケースのような...)喫煙室で、小山田君がたばこの煙もくもくの中で大勢の人と一緒に(何故か可笑しくてたまらないと言った表情で。。。 くすくすくすって感じ みんな見てたから照れてた??) 煙草を吸っている様子がシュールだった、 &(LIVE中に)昔、1990年頃、彼がまだ20代前半(私は10代後半)の頃に、彼の演奏を、ライブで見たことがあるので、時代を超えて、なぜか生き抜いて2011年の今日、またここで逢った(観てる)なぁ...とか、?? 感慨深い気持ちになったのを思い出します。。。 あの時の(1990年のライブの)、極彩色なサイケデリックなライティングまで思い出した~~~

 


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本のなかの少女たち

2009-08-19 12:57:00 | 
ココ・シャネル、宇野千代の生き方で思い出しましたが・・・

私、ルルは、人生のなかで、たびたび、女性の生き方を描いた本に夢中になって来たのですが、その中の1つがこの本↓(画像無いね..)


本のなかの少女たち
津島 佑子
中央公論社

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作者の津島佑子氏は太宰治の娘さんです。

有名作家の作品の中に登場する少女たちの描かれ方、在り方を、津島さん自身の少女時代とも照らし合わせて分析しています。

津島さんの本の中で分析された少女たちは、トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』のホリー、テネシー・ウィリアムズ『ガラスの動物園』のローラ、谷崎潤一郎『春琴抄』の春琴、森鴎外『山椒大夫』の安寿、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』のキャシー、カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』のミック など

20代半ば頃の私は、特に、アメリカ南部出身の女流作家カーソン・マッカラーズの青春時代に自分の姿を重ねて見ていて、彼女が23歳の時に描いた“本のなかの少女”ミックに共感の想いを抱いたことを思い出します・・・。


孤独な狩人―カーソン・マッカラーズ伝
ヴァージニア・スペンサー カー
国書刊行会

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太宰はもういらない...

2009-05-12 17:10:02 | Weblog
母の青森旅行土産

中身は林檎クッキー...

お母さん、太宰はもういいよ~~(折角だから美味しく食べるけど...

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マイコメディアン

2008-12-03 13:22:47 | 事象への想い
そうは言っても、(心の中で)自分、カッコつけ過ぎ...とも思う。。。

今は(自分のことを)苦笑できるような客観性と幅広さはたぶんある。(バカみたい~~とか、それを芸、キャラとして還元したり...)

それを、坂口安吾が太宰治への追悼文で、

マイコメディアン

二日酔い

という言葉で表現してました。

以前の太宰は、一流の“マイコメディアン”であった、と。しかし、昨今では二日酔い状態に浸り込むようになってしまい、自殺に至ってしまった、と。(正確でなかったらごめんなさい)

マイコメディアン→客観性を持ち自分のことをコントロールできている状態
二日酔い→極めて主観的になり自分をコントロールできなくなった状態...

かな...??

P.S.また正確なことを調べ直して加筆するかも..↑ でも、今は偉人(有名人)が言ったことよりも、自分の頭の中でどう考えてるか(どう学んだか)の方が大事、だと思っていますが...

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音楽初体験

2005-11-21 18:53:31 | 音楽
ルルです。家事がひととおり終わりました。
訪問者も増え、トラックバックもいただき大満足・・・!この調子で続けていきたい。
今日は音楽との出会いについて書きます。

もともとは優等生だった16歳の私は、太宰治の「女生徒」を地で行くような、自意識過剰気味の夢見る少女でした。(自分で言ってちゃセワないわ~汗)しかし思春期のエアポケットの罠にはまりこみ七転八倒中でした。

そんな私に音楽を教えてくれたのは、7歳年上の女の人でした。

初めて彼女の部屋で聴かせてもらったのが、キュアーの“ボーイズ・ドント・クライ”。えらく衝撃を受け、感動している私を見た彼女は、後日オムニバステープを作ってくれました。

今考えると、ごった煮っぽい所はあるけど、私はそのテープがのびきるまで何回も何回も聴きました。

中に入ってたのは、キュアーを始め、エコー&ザ・バニーメン、バウハウス、スージー&バンシーズ、デット・カン・ダンス、バースデイ・パーティー、キリング・ジョーク、シュガー・キューブス、デッド・ケネディーズ、ラモーンズ、クランプス、スペシャルズ、その他もろもろ。

それから、そのテープを足がかりに自分でもレコード探しするようになりました。その後、個人的に60年代音楽も耳にし、開拓していくようになります。

初めてのライブもその人と行きました。・・・トイ・ドールズ。二回目のライブはバズ・コックス。その時のドラムは、元・スミスで、キリング・ジョークのドラムも一時つとめていた、マイク・ジョイスでした。出待ち(恥っ!)でほっぺにチューされました。

でもこの人最悪な人で(←マイク・ジョイス)インタビュー雑誌にいろいろ暴露する名人。ジョニー・マーは、モリッシーの自分に対する片思いがうざったくてスミスを脱退したとか、キリング・ジョークのメンバーは本気で黒魔術をやってるサイコ野郎だとか・・・。

話がずれちゃつたけど、ルルの音楽聴き始めをお話しました。みなさんいつも読んでくださって、ありがとうございます!!この調子でがんばりまーす☆☆☆

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