PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

私の青春 ソウル一発!

2006-05-09 14:42:23 | 音楽


朝7:00に起きて、お弁当を作るようになりました。ルルです。
でんぶでハート、とか、海苔でLOVE、とかはやってません。
しごくシンプルなお弁当を作っております・・・。もう三十路も半ばに突入しそうな年なので・・・(爆死)

話は変わり・・・、いたち野郎さん!お誕生日おめでとうございます!

イタさんとこのフーズ・ネクストの記事に触発されて、私の10代の頃のお話をしようかなと思いました。

私の18歳、一人暮らしの頃は、ライブに鬼のように通う日々でした。
中でも一番夢中になったのが、ニューエスト・モデル!
ソウルミュージックや、パンクロックから影響を受け、文字通りソウルパンク(笑)と言われていました。
初期の頃は、フー、キンクス、ジャムからの影響が色濃く見られます。
メジャーデヴューしてからのアルバム・ジャケは、フランク・ザッパ、バーズ、サージェントペパーズなどのパロディでした。
彼らについてはいろいろお話ししたいことがあるのですが、今日はサラっと・・・。

ニューエスト・モデルのバンドコンセプトを担う人物である、VO&Gの中川敬氏は、ホントするどい先見の明の持ち主だと思うんですよね・・・。
「予備校ブギ」のオープニングテーマを歌うか歌わないか位の時のフリッパーズ・ギターに目を付けて、自身のバンドのゲストとして招いたのですよ・・・。1990年のことです。
今は亡き日清パワーステーションでそのライブ、観ました!けっこう貴重だと思うのですが・・・(^_^;)
でも、90年代の日本に生きながら、リアルパンクを体現しようとしていた私は、ちょっと訳知り顔で腕組みしながら観てる人でも居ようもんなら、蹴りを入れるような男気溢れる?18歳だったので、(わーん!あの時の方ごめんなさい~!!!むっちゃ反省してます!!!)「ふーん・・・、可愛いじゃん(←神奈川弁)。」と腕組みをしながら逆に蹴りを入れられそうな態度で観てました・・・。

その後、フリッパーズ・ギターは一時代を作ってしまうようなブレイクを見せます。
私は一人暮らしで沈没。実家に戻り、挫折をした身の上では、社会的メッセージを唱え続けて来たニューエスト・モデルは耳が痛くて聞けなかった・・・。そして海外逃亡。(←音だけ)
そして、ニューエスト・モデルは、同郷大阪時代から共に活動を続けて来たメスカリン・ドライブと融合。ソウル・フラワー・ユニオンと名前を変えます。

中川氏のセンスの良さを示すものは、もう一つ、くるりのこと。
「ノーミュージック、ノーライフ???ケッ!!!」と言い放った(笑)ダンナさまのお友達の彼女さえも「くるりが好き!」と言っているのに驚きます・・・。くるりって、今、ほんと人気があるのですね・・・。
中川氏は、初期の“自らの血の海でもんどりうって苦しんでるような切迫感のある”くるりをそうとう気に入っていたようで、今から7年ほど前、(記憶が正しければ1999年。)日比谷野外音楽堂にて、ソウルフラワー、サニーディ・サービス、くるりの三者で競演を果たしています・・・。
たしかに、大御所2組を食ってしまうような勢い、切実さがあの時のくるりにはあって、真っすぐすぎて座っているようにさえみえる目、ダサさギリギリのぜんぜん作ってない“見てくれ”。ステージ上でのたうちまわる姿。また中川さん、すごいの見つけたなぁ・・・。と思ってしまった・・・。
今のくるりは少々音楽性が変わってしまっているようなのですが・・・。(museさんの記事を参照して下さいませ。)

フリッパーズ、くるりと時代の寵児である2組を見いだしたセンスを持つ、中川氏ですが、私は実はソウル・フラワー・ユニオンになってからの曲は、テレビで見かける程度しか聴いていないのです・・・。
私は、まだ後ろめたさから耳を閉ざしてるのかなぁ・・・。
でも、流れてくるその音には、この世への諦観のようなもの哀しい雰囲気を覚えるのですが・・・。もうそろそろ聴いて、詞もじっくり読んでみようかな?と思います・・・。そろそろ、空中分解したままで放り出してしまった、10代の頃に感じた、“やり場の無い怒り”のようなものに決着を付けないと・・・。
(案の定長くなってしまった・汗 ごめんちゃい。。。)
                    

プリティー・ラジエーション
NEWEST MODEL
キングレコード

このアイテムの詳細を見る


ソウル・サバイバー
NEWEST MODEL
キングレコード

このアイテムの詳細を見る


コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TONITE ーLET\'S ALL MAKE LO... | トップ | フィッシュマンズ “MY LIFE” »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ニューエスト~SFUは (モスコ)
2006-05-09 15:59:09
どっちも殆ど、ちゃんと聴いたことないんですけど、めっちゃ面白いですね~。くるりとパーフリ(時代が分かる言い方)かぁ。

そして男気溢れる18才ルル!(敬称略)いいなぁ(笑)

よ~く分かります、その気持ち。私も男気溢れる18才だったもん(笑)態度悪い人とか見たら、ケンカふっかけたりしてました(あぁ、恐ろしい)

今は真逆で、弱気でピースフルな人間になりました



返信する
Unknown (赤枕十庵)
2006-05-09 23:56:02
ソウル・フラワー・モノノケサミットが大好きで(^^ゞ
返信する
お祝いどうもです! (いたち野郎)
2006-05-10 10:34:47
ニュー・エスト・モデルのことが少しレココレ五月号にありましたよ!「レコ屋日記」みたいなコーナーに、バンドのキーボードの方がサイン会を開きに店に来てくれたときの模様が書いてありました…。
返信する
モスコさん、大変お返事遅くなりました・・・m(__)m (ルル)
2006-05-10 10:36:37
なんかいろいろな諸事情で、お返事遅くなってしまいました・・・ほんと、ノロマでごめんなさいm(__)m



昨日は、フィッシュマンズの“マイライフ”とか、マーヴィン・ゲイ&タミー・ティレルの“ANT'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH”とか、パティ・スミスの“グロリア”とか聴いてたら涙が止まらなくなってしまい・・・



年を追うごとに、分別が生まれて、他者のことを受け入れよう、理解しようという思慮を持つほどに弱気になってしまいますよね・・・。



でも、今でも、芯は強いつもり・・・。

モスコさんもきっと、そうですよね・・・

返信する
十庵さん、コメント、ありがとうございますm(__)m (ルル)
2006-05-10 10:48:52
ソウルフラワー・モノノケサミット、たしか、阪神大震災のときにメンバーが被災地に慰問に出かけた時から生まれたんですよね

よく聴いたことは無いのだけど、理想論を唱えるだけではなく、まず行動で示すその姿勢は、他のミュージシャンにはなかなか無くて、それだけでもほんと尊敬できます。

確かに日本人の民族性とか、オリジナリティを追求しすぎて、全くキャッチーとはほど遠く、野暮さかげんが炸裂している感じもするのですが、よく言えば牧歌的です。

頑張ってほしいです。いくらフリッパーズやくるりほど売れないし、支持を受けなくても・・・。

人生80年、それをやり続ければほんと素晴らしいことだと思う。私だけは(そう思っている人は他にも居るだろうけど)それを解っておきたいです・・・。何て熱く語ってごめんなさい・・・
返信する
イタさん、待ってましたヨ~!(笑) (ルル)
2006-05-10 10:57:08
昨日はすごく感傷的になってしまい、ダンナさんが心配のあまり怒ってしまいました



トラバ、後で再トライさせて下さいね~



キーボード、奥野真哉さんですね!

ラクダ顔の・・・(笑)

18歳のとき、私は彼に恋をしていました

たぶん、ニューエストに居て、私が観てた頃、彼はイタさんと同じ22歳だったと思います。元々はスロッピング・グリッスルとか好きだった人だったのですが、中川氏と出会い、60年代にズブズブハマっていったらしいです・・・
返信する
ルルさん、どうもこんにちはー。 (muse)
2006-05-10 14:53:05
記事リンク、どうもありがとうございます。

くるり、たしかに最初の頃はひどかったですよね(←とてもいい意味です)。今も悪くなったわけではないけど、あの頃のもがいてた感じはもうあまり無い・・・。まぁ、しょうがないのでしょうけれど。

フリッパーズ・ギターもくるりも好きな僕ですが、ソウルフラワーユニオンはまだちゃんと聞いてないんですよね・・・。ニューエスト・モデルも・・・。
返信する
偉いぞ! (ぷくちゃん)
2006-05-11 05:08:43
えらいぞ!ルル!



>朝7:00に起きて、お弁当を作るようになりました。ルルです。



家の妻にも作らせてくれ!



>もう三十路も半ばに突入しそうな年なので・・・(爆死)



えっ?ルルさんって20代前半じゃないの?てっきりそう思っていました。
返信する
ややや!!!museさん、ほんとうにごめんなさい・・・m(__)m (ルル)
2006-05-14 15:49:25
ほんとーにお返事遅くなってしまいました・・・



うんうん、初期のくるり、そっか!museさんにとっては、“いい意味でひどい”って感じだったのですね・・・。

私は(オバチャンは・笑)当時、ほんとくるり見て、ビックラこいてしまいました・・・



良く解釈すれば、音楽性も方向性も模索する中、もがいているような表現が生まれたのだけど、もう、方向性が一つに決まったから、見えてきたから、かっこたる自信が生まれたから、落ち着いた感じの音楽性になったのかもしれないですよね・・・。



ソウルフラワー&ニューエストは、museさんはあまりお好きじゃないかも・・・

ほんと、泥臭いシロモノなので・・・
返信する
師匠、本当に失礼いたしました・・・!m(__)m (ルル)
2006-05-14 16:11:06
何日かおべんと作り、放棄してしまいました・・・

へへへ



昨日、家庭の象徴、イトーヨーカドーでいろいろおべんとグッズを買ってきたので、明日の朝からまた頑張りマッス!!!



>えっ?ルルさんって20代前半じゃないの?



へへへ・・・。

もう~!ほんきで喜んでるルルでございます~・・・

師匠って、おじょうずねっ!
返信する