Pixysのポジティブライフ

困難に立ち向かうアラフィフの日常
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事件のあと

2008-03-05 00:48:19 | 学校や教育の話
「隣のクラスの子に暴力をふるったそうです。」と子供の担任の先生から電話が来た。やられた子の親が学校に調査依頼の電話をしてきたそうで、その子の担任に呼ばれて、3人で話をしたそうだ。
子供からよくよく話を聞くと、すれ違いざまにニヤッと笑って「ちび」といわれたことが原因で、本当に怒って殴ってしまった・・・。ということらしい。確かに背が低いことを日頃から気にしているのでカッときたのだろう。うちの子が言うにはやられた子は手を出さなかったそうだ。だから一方的に暴力を振るったことになるので悪いことをしたと、正直に話した。先生が中を取り持ってくれて、お互いに悪かったと謝り、次の日は仲良く一緒に遊んでいた。うちでは罰として一週間の謹慎(遊びに行けない)と「走れメロス」を読んで感想文を書く等、いくつかの課題を与え、彼はそれを遂行し、反省している最中だ。
一件落着かと思いきや、この些細なケンカはそれでは終わらなかった。
向こうの親に謝罪の電話を入れると「先生から受けた報告とは違う。」と再度学校へ電話をしたそうだ。子供達の間では終わっていることなので、先生もまるくおさめようとしてのことだろう。この親はいわゆるクレーマーというやつらしい。
子供が泣いて帰ってきたと学校に電話をするという時点で「おかしな親だな。」と思ったが、いじめとか心配してのことだろうと思っていた。うちの子も何度かそういうことがあったが、10歳にもなれば、いやなことも辛いことも悩みもあって当然。泣いたり怒ったりすることは成長には必要なことでしょう。そんな事でいちいち学校に電話を入れるなんて私には考えられない。見守ってあげればいいと思うんだけど。
うちでは「何事も自分で責任をとり、自分で解決する。自分でやってみてもダメだったら相談しなさい、お母さんが必ず助けてやる。」と言っている。
今回は先生が立ち会ってくれた事もあり、彼は自分のやったことを自分で解決した。殴ってしまったお友達に何度も謝り、2人だけで話もしたそうだ。殴られた方の子も同様、自分で問題解決したのだ。親の出る幕ではないと私は思う。
それなのに、向こうの親はまだ学校に文句が言いたいらしい。子供間のことは解決しているのに、あとは何が目的なの?それはもう子供の為ではないでしょ。
この親は、懇談会の時に大きな声をはりあげたり、学校の廊下で誰かに対しての文句を言っていたりするそうで、それが自分の子供の負い目になっていることに気がついていない。「おまえの母ちゃん、怖いな。」と友達から言われているらしい。
解決した問題を、わざわざほじくり出し、先生を家まで呼びつける親をこの子はどう思っているんだろう。責任はうちの子にある。学校ではないはずだ。
その後、学校からうちに連絡はない。が、学校で担任が子供にぼやいていたそうだ。「また向こうのおうちから電話がかかってきたそうだよ・・・。」



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