ブラジルって??

ブラジルに赴任することになったサラリーマンによるお気楽ブログ

創立40周年記念カンポリンポ祭 その2

2007-09-25 23:51:04 | 日本人学校

こんにちは。サンパウロは曇りです。

続きです。
午前の部が終わり、昼食です。
今年はシュラスコとおにぎりの販売があり、事前に購入した食券でシュラスコの大串2本とおにぎり2個と交換してくれました。
ほとんどの人が購入したようなのですが、約500人×2本=1000本近くに達したのではないかと思われます。

昼食後は午後の部。
テーマの「MATSURI」に相応しく、オープニングはおみこしでした。
そして、浴衣やはっぴに着替えた子供たちが祭気分を盛り上げます。


会場は集会広場です。
その中に、各学年ごとの模擬店が設置されています。

ステージでは得意技披露などの余興が行われています。

模擬店では子供たちの手作りおもちゃや、簡易活け花などを50センターボ(0.5レアル)前後で売っています。


他にも的当てなどのゲームや、コーヒー・ジュースなどの店もありました。


感心したのは、コーヒー・ジュースはただ売っているだけではなく、コーヒー豆の収穫からコーヒーになるまでのことや、果物の種類や特徴などについてちゃんと調べて掲示してあったことです。ただ行事をするだけではなく、教育を前提とする姿勢が伝わって来ます。


そして圧巻だったのは流しそうめんです。

学校の敷地の高低さを利用した長さ約30mほどの流しそうめんです。
竹は敷地内の竹を使い、机の上に固定して設営されていました。
そうめんを流す場所も3ヵ所ほど作ってあったので、一番下まで届いていました。

海外生活が長い子供が多く、流しそうめんなど見たこともない子供たちが大多数のようです。
初めて経験する流しそうめんに皆ビックリし、大騒ぎでそうめんを食べていました。
日本の裏側で日本の文化の1つを経験できる、あらためて恵まれた環境だと感じました。
実はこの流しそうめん、今年のカンポリンポ祭の為にだいぶ前から構想としてあったようなのですが、多くの父兄はきっと無理だろうと思っていたようです。
しかし、学校側はあきらめず見事成功させました。
おかげで子供たちも貴重な体験ができました。

最後にPTAによる模擬店です。
カキ氷やポップコーン、チョコバナナやアイスクリームなど、頑張った子供たちへのご褒美として、父兄が汗を流して準備します。
子供たちは事前に食券を持っており、ブースを全部まわります。

最後に大抽選会と全員の記念写真撮影です。
抽選会では35周年記念の際のTシャツも大放出です(笑)。
記念撮影では父兄も含めて全員集合。
皆さん暑い中お疲れ様でした~!