ミナス・ジェライス2（オーロプレット）

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こんにちは。サンパウロは晴天です。

翌日はオーロプレットに行きました。
既に３回来てしているのですが、今回は行ったことのない教会を訪問しました。

まずはオーロプレットで最初に出来た教会です。
こんな小さな教会ですが、内装は黄金でびっしり飾られています。
この当時は鐘は教会の上ではなく横に別棟で置いていたようです。


アフリカから連れてこられた奴隷の酋長が建てた教会です。


入り口にある丸い石の飾り、石を丸く削るのも大変だったと思いますが、他の教会に負けないような飾りの一つとして作られたようです。


教会については以前も紹介しているので、今回は街並みの写真を掲載します。


景観保護のため電柱はありません。電線は地下に埋設されています。


正面の家に注目してください。


窓の所に聖人がいます。
坂を上ってきた人がお祈りすることができるようにとの配慮だそうです。


何しろこんな坂ばかりですから、歩くのも大変です。


バルコニーの飾りにパイナップルが使われています。
パイナップルの飾りがあるバルコニーはオーロプレットで３軒だけ。
中央のチラデンテス広場に面して建っています。
高貴な人の家でなければ飾ることを許されなかったようです。

来るたびに新たな発見があるオーロプレットです。

ミナス・ジェライス

こんにちは。サンパウロは晴天です。

10/9～12まで４連休があったのでミナス州方面にドライブ旅行に行ってきました。
まずはコンゴーニャスと言う町を目指しました。
サンパウロからは６５０ｋｍあるので、早朝に出発です。


朝方は小雨まじり、虹が出ていました。


７時間かかってコンゴーニャスに到着です。
この町には聖堂があり、正面に彫刻の像が１２体立っています。


この像はブラジルの有名な建築家アレイジャジーニョの作品です。


聖堂の正面から坂を下っていくと、左右に３つずつ祠があります。

中にはそれぞれ彫刻で聖書の場面などが表現されています。
これらの彫刻はアレイジャジーニョの弟子の作品です。


坂の下から聖堂を望む。かなり急坂です。


夜にはライトアップされていました。

この町の見所は主に聖堂しかないのですが、それでも来る価値はあります。
１泊して翌日はオーロプレットに向かいました。

銃の国

こんにちは。サンパウロは晴天です。

先日の新聞に興味深い記事が出ていました。
ブラジル国内にある軽銃器の総量は約１６９０万丁だそうです。
そのうち、警察が所有しているものが８０万丁、軍が所有しているものが１３０万丁ということなので、公的な機関の所有数量は合計２１０万丁となり全体の１２．４％にしかなりません。

残りの１４８０万丁は民間あるいは個人所有ということになるのですが、このうち申請・許可を受けた合法的所有は５４０万丁です。
この中には警備会社による所有等も含まれるようです。
残りの９４０万丁は非合法の所有で、そのうち５２０万丁は犯罪組織が持っているようです。
実に公的機関の２．５倍の銃器所有量ということになります。
銃器の数だけで言えば、犯罪組織の圧勝ですね。

出回っている銃器の大半は国内で製造されています。
市場規模は公的には１億ドルとされているようですが、闇市場はその数倍はあると言われています。
製造された銃器は国内販売だけでなく紛争国への表・裏ルートでの輸出も行われており、２億ドルに達するようです。

合法、非合法を問わずサンパウロでは１００人当たり１０～１９人が銃を所持しているようです。
これだけ出回っていれば犯罪に使われるのも当然ですね。

大統領選挙

こんにちは。サンパウロは晴天です。

先週日曜日（３日）はブラジル大統領選挙の日でした。
今回の選挙ではルーラ現大統領の側近であるジルマ前官房長官と前サンパウロ州知事のセーハ氏との一騎打ちと見られていました。
序盤こそセーハ氏がリードしていたものの、中盤以降はルーラ大統領の後押しもあってジルマ女史がリードを広げ1回目の投票で過半数を制するのではと言われていました。

しかし終盤になってジルマ女史の伸びが止まり、代わりに第３の候補マリーナ女史の勢いが増しました。
結果としてジルマ女史46.6％、セーハ氏32.5％、マリーナ女史19.4％となり、ジルマ、セーハ両名による決選投票となりました。
大方の予想ではまだジルマ女史が優勢のようですが、マリーナ女史の票の流れによってはセーハ氏にもチャンスは残されているようです。
注目の決選投票は今月３１日です。

ワイナリーｗ

こんにちは。サンパウロは曇りです。

チリはワインの産地として有名です。
サンチアゴ周辺にもワイナリーが沢山あります。
有名なのはコンチャイトロです。サンチアゴの郊外にあります。
また、サンチアゴからバルパライソに向かう途中にカサブランカという町があり、ここも産地として有名です。


各ワイナリーでは試飲が出来ます。
但し、有料で１０ドル前後します。


コンチャイトロのワイナリーには見学ツアーがあります。


敷地内の庭園から出発しブドウ畑等を見学します。


庭園には桜が咲いていました。


ブラジルの桜は伸び放題ですが、チリは寒いので日本のような桜の姿をしています。


見学の途中で試飲があります。


ツアーガイドが手際よくグラスを並べてワインを注ぎます。


ワインを飲みながら見学ツアーを続けます。


最後に蔵を案内され、ツアーは終了。
グラスはプレゼントしてくれます。