サンパウロゴルフクラブ

こんにちは。サンパウロは雷雨、近くに落雷した模様（笑）。

先日サンパウロゴルフクラブに行く機会がありました。
サンパウロゴルフクラブはサンパウロで一番の名門ゴルフクラブです。
日本で言えば小金井CCとか読売CCみたいなものでしょうか。
会員制の高級クラブで、ビジター料金は日本の普通のゴルフクラブ並みです。
そういうと高級感は無いようですが、日本の半額以下でできるゴルフ場が多い中ではやはり別格でしょう。

場所も市内から２０分程度と近いので、立地も最高です。


さすがによく手入れされています。
芝もきれいです。


都心のゴルフ場らしく、マンションが隣接しています。


バンカーが多く、池も効果的に配置されています。
木が育っているので、コースも狭く感じました。
池に沢山落としました。

ここではジョージ・ブッシュ元アメリカ大統領やＦ１ドライバーのナイジェル・マンセル、サッカーのロナウジーニョもプレイしたようです。

ここに来るくらいなら他のゴルフ場に２回行けるので、恐らくもう来ないでしょう（笑）。
まぁ１回くらいはプレーしたかったので（笑）。

政治雑感

こんにちは。サンパウロは曇りです。

ブラジルのルーラ大統領はここしばらくアジア・中近東を訪問していました。
中国では胡錦濤国家主席と会談し、両国間の貿易決済にドルを介在させないよう提案し、またブラジル最大の石油採掘企業であるペトロブロス社の資源開発事業に関する融資を引き出しました。
既に中国はブラジルにとって最大の貿易相手国となっています。

サウジアラビア、トルコを初めて公式訪問し、トルコでは同じくペトロブラス社による黒海の油田開発プロジェクトをはじめ、両国間の貿易拡大とトルコのメルコスール加入の可能性について協議が行われたようです。

ルーラ大統領はブラジリアの大統領府にいる日数より内外の各地を訪問している日数の方が多いようです。
今までのブラジルは膨大な資源と可能性を持っていてもそれを使う術を知らず、内政・経済等の国内問題の処理に追われ、発展への糸口を見出せない状況でした。
ルーラ大統領にしても当選はしたものの、自身の政党は国会では多数派では無いため、国内問題や議会対策に手こずっていたようです。
しかし２選目になり国民の支持が確個たるものになると、積極的な外交政策を展開し始めました。

大統領の任期は２期までですが、ルーラ大統領は法律を改正し３期目を目指そうとしているようです。
このまま３選されるような話になるとブラジルはますます積極的な外交活動を展開し、超大国への道を歩み始めるような気がします。
アメリカを始めとした先進諸国が不況にあえぐ中、台頭してくる数カ国のうちの１つは間違いなくブラジルであろうと思います。
但し、ルーラ大統領の３選が阻まれ、政治的な混迷期に入るようであればまた国内問題への対応に時間をかける必要が生じ、その分だけ立ち遅れる可能性もあります。
そう言う意味では政治の安定こそがブラジル発展のための最重要課題かもしれません。

セーハネグラ２

こんにちは。サンパウロは曇りです。

セーハネグラは山間の町なのでアウトドア施設がいくつかありました。
泊った所にも温水プールやジム、テニスコートなどがありました。

最初に泊った所から１０分ほどの所にある釣堀を覗いてみました。
大きな池がいくつも連なった釣堀で、施設は大きいのですがどうも釣れている気配がありません（笑）。
それでもブラジル人たちは真剣にやってます。
暫く眺めていましたが、釣れないと面白くないので釣りはやめて他の遊びを探しに行くことにしました。


やってきたのはここ。釣堀ではありません。
フィールドアスレチック系の施設です。


これはチロレッサと言って、上から下まで渡してあるロープに滑車をつけて滑り降りる遊びです。
スタート台まで昇るのが怖い（笑）。滑っている時は気持ちいいのですが。

子供が壁のぼりに挑戦したいというのでやらせてみました。
高さは８ｍほどあるようです。
最初は２ｍ程度のところで手が痛いといって降りてしまいました。

しかし２回目はコツを掴んだのか根性を見せたのか、途中苦しみながらも昇って行き、遂に一番上まで昇りました。
まさか昇れると思わなかったので驚きました。
知らぬ間に成長している姿に感動を覚えました。



今回は何といっても壁のぼりでしょう。
自分自身は昇れませんから（笑）。
折角なので沢山褒めてあげました。

セーハネグラ

こんにちは。サンパウロは曇りです。

週末を利用してセーハネグラに行きました。
セーハネグラはサンパウロから２００Km程度の山あいにある小さな町です。
全く有名な町ではありませんが、強いて挙げるとすれば小さな洋服店が沢山あり、買い物客が多い町のようです。


町を見下ろす丘の上にキリスト像が立っていました。


キリスト像付近から町を望む。
キリスト像までは麓からリフトで昇り降りすることができます。


リフトに２人乗りしています。
見てるだけで怖い（笑）。


町はこれでほぼ全部です。
セーハネグラは直訳すると黒い丘です。
語源は…知りません（笑）。


観光スポットもわからずに来たので、宿で案内図を貰いました。
その中にロボットハウスという怪しげなスポットがあったので行ってみました。
看板には「ディズニーランディア」と書いてあり、かなり怪しい。


中に入ると、ガラクタで作られたロボットやからくり系の仕掛けが沢山展示してありました。
ボタンを押すと電気が流れ動き始める仕組みです。
どうやら拾ってきたものだけで作られたらしいのですが（笑）。
ピタゴラスイッチのような仕掛けに子供は大喜びです。


出ました。
これこそがディズニーランディアの名前の由来か？（笑）
怪しい小人達です。

町に行くとメインストリートはショッピングセンターのようです。
道の両側に小さな店舗が並び、人が沢山歩いています。
田舎町とは思えないような混雑振りです。

ホテルは町から５ｋｍほど離れた山の中でした。
サンパウロより標高が高いのか、夜になると結構冷え込みました。

モノレール計画

こんにちは。サンパウロは晴天です。

現在サンパウロ市のカサビ市長がアジアを訪問中です。
日本に滞在した後、ソウルで開かれる「第3回C40ソウル世界都市気候首脳会議」に出席するようです。この会議は世界の主要23都市の市長とその他の市長併せて80の市から首長が参加するようです。

その前に日本に立ち寄ったのは、一つはサンパウロの姉妹都市である大阪市との提携40周年であること。もう一つは昨年のブラジル日本移民百周年の際に皇太子殿下がサンパウロ市を訪れたことに対する返礼だとか。

外交上のイベントとは別に東京モノレールを視察したようです。
これはサンパウロ市の劣悪な交通事情を改善するために何がしかの公共交通手段を導入したいという事情のためです。
サンパウロ市には地下鉄もありますが、市内を縦横に通っているだけなので地下鉄のカバーしている範囲は僅かです。
地上を走る電車も同様です。
そのため移動は必然的に車かバスになりますが、近年車の量が急増し慢性的な渋滞に悩まされ道路機能は麻痺状態になっています。
また、中心部に新たに鉄道を敷設するには用地買収が難航することが予想されます。そのため何年か前に一部区間でバス専用の高架を建設しましたが限られた区間であることから、中途半端に終わっています。

用地問題と公共交通機関敷設を両立させるための手段としてモノレールに目を付けたようです。
地下鉄も少しずつですが延長していますし、市内から国際空港までの鉄道整備計画もあるようです。

とはいえ、今の所計画は何れも中心から外に向かう敷設ばかりです。
これでは中心部を経由しないと他に行けませんから大混雑になることは目に見えているわけで、環状線も含めた都市計画を行うべきだと思いますが・・・。
目先のことしか手当てできないのは政治なのか経済なのか役人なのか・・・。

カサビ市長が東京モノレールを視察し、サンパウロ市に導入検討を示唆したことはこちらでは大きく取り上げられましたが・・・。
日本では全く取り上げられていないのはちょっと寂しい気もしますが、いつものことですね（笑）。