ブラジルって??

ブラジルに赴任することになったサラリーマンによるお気楽ブログ

車の運転事情⑭(路上の見張り番)

2007-06-30 04:10:29 | 

こんにちは。サンパウロは晴れてきました。

ZONA AZULの話をしましたが、これは駐車許可されている道路のこと。
実際は駐車許可されていない道路が大部分です。
でもみんな平然と車を停めています。そしてそういう道路にはある範囲毎に1人か2人プラプラしている人がいます。彼等はいったい・・・?
彼等は車の見張り番です。
主な仕事としては・・・。
1.車を停める時に前後の車との車間を見てぶつからないように誘導する(サンパウロでは狭いスペースであっても切り返しにより驚くほど接近させて駐車させます。)
2.駐車中の車の盗難や車上荒らしに対する見張り。
3.他の車がぶつからないように見ている。
4.戻ってきて発車するときの誘導。
であろうと思われます。
そして、その対価として1~2レアル(50~100円)を持ち主から受け取ります。
もちろん公道上のことですから支払う義務はありません。
ただ何も異常が無ければ心づけ程度を払う習慣があるようです。
彼等にも縄張りがあるようで、30~50m置きに一人くらい立っています。
そして駐車しそうな車が来ると素早く近寄り誘導をします。
場所によっては路上で呼び込みをしており、思わず轢いてしまいそうになります(笑)。
また、車に戻った時もどこからともなく現れ、働きをアピールします。
但し、車がぶつけられていたとしても彼等は責任は取りませんし何も言いません(笑)。
また仮に駐車違反の切符を切られても彼等には関係ありません。
そんな時は逃げてしまうようです(笑)。

このような見張りで日銭を稼ぐ人達は沢山います。
そして警察もよっぽどでない限り彼等の商売の邪魔はしません。
まぁ、きちんと駐車されていて見張られていれば、実は駐車違反もそれほど深刻な問題ではなく(大阪や名古屋のようでは困りますが(笑))、それを生業にしている人々のわずかな稼ぎを奪うのは警察としても得策ではないのかもしれません。
でも・・・、彼等は縄張りもあり、ほぼ確実に収入を手に出来ますが、もっと厳しい商売は沢山存在します。
そのあたりのことはまた今度。

車の運転事情⑬(ZONA AZUL)

2007-06-29 22:37:52 | 

こんにちは。サンパウロは曇りです。昨日は久しぶりに雨が降りました。

久しぶりに車の運転シリーズです。
車の運転ネタは尽きることがありません(笑)。
さてさて、車の多いサンパウロでは路上駐車もとても多いです。
もちろん駐車禁止の場所が大部分であり、駐車違反をすると減点と罰金があります。
しかし、場所によっては駐車可の所があります。
それはZONA AZUL(青色ゾーン)とされている場所で看板が出ています。
車の通行量が比較的少ない地域や利便性に配慮した地域に設けられているようです。
日本で言えば、パーキングメーターのようなものですが、こちらでは機械によるシステムではなく、簡単なチケットです。
駐車する人は、予めZONA AZULチケットを買っておくか、近くにいるチケット売りからチケットを購入して、車のNo.と停めた日時を記入しダッシュボードに置いておけば駐車できます。

場所によって駐車時間は違いますが、大体1時間でチケット1枚必要です。
チケットは前売りで1枚1.8レアル、その場で買うと2レアル程度(約100円)です。長時間停める場合は何枚もダッシュボードに置くのだと思いますが、そうしている車はあまり見かけません。
そもそも、自分で時間を記入して置くわけですから、時間を誤魔化そうと思えばいくらでも出来ますし、チケットも鉛筆で書けば次回に消してまた使えてしまうような気がします(笑)。
近くでチケットを売っている人も、チケットを売っているだけで取り締まりに加わっているような気配はありません。
まあ、駐車禁止の場所に車を停めている人よりはチケットを買って置いているだけでもはるかに良心的だと思います(笑)。
最近はそれまで無料だったイブラプエラ公園の駐車場でもこのZONA AZULチケットが必要になり、市民の反発をかっているようです。

ちょっと間の抜けたシステム。でも無いよりはましという感じでしょうか(笑)。

Vistaverdeゴルフクラブ

2007-06-26 23:49:32 | スポーツ

こんにちは。サンパウロは快晴です。

Vistaverdeというゴルフ場に行ってきました。
サンパウロから西に50Kmほど行った丘陵に作られたゴルフ場です。
高速道路から砂利道に入り、しばらく行くと平原にいきなり門だけが現れます(笑)。
門には門番がいて、車をチェックします。
門を通過するとコースが見えてきてしばらく走るとクラブハウスに到着です。
ここは開業してまだ1年(?)程度のようです。
広大な丘陵の斜面に作られたゴルフ場で、コースにはあまり木が生えていません。

谷越えのホールが全体の半分以上あり、中にはティーショット、第2打とも谷越えなんていうホールもあります。
100mも続くバンカーや池もあり、正確なショットが要求されます。

何しろ谷越えが多いので、ボールが無くなります。

例えば上の写真ですが、真ん中右側の白い部分がバンカーで、その左側がグリーンです。
150ヤード飛ばないと全て林の中でOBです。
1ダースで足りない人も・・・。
1ホール1個が目安で全部で18個とか(笑)。
ブラジルではボールも高いので大変です。
普段より多めに無くしました(笑)。

それにしても・・・、よくこんなところにゴルフ場を造ったなぁというのが正直な感想です。
でもたまにはこんなゴルフ場も面白いかもしれません。
もし日本でこんなゴルフ場を造ったら・・・、誰も行かないかも(笑)。

創立40周年記念大運動会

2007-06-25 23:25:49 | 日本人学校

こんにちは。サンパウロは曇り空です。
今週は久しぶりに大雨になるとかならないとか。

23日(土)はサンパウロ日本人学校の大運動会でした。
爽やかな冬晴れの中、子供たちは精一杯頑張っていましたので、その様子を書きたいと思います。
サンパウロ日本人学校の児童・生徒数は小学部130人前後、中学部40人前後の計170人前後です。
運動会は小中学部全体で行います。

日本で行う運動会と同じようにチームに分かれて得点を競い合います。
日本では紅白が一般的だと思いますが、こちらではブラジルカラーの緑(ベルヂ)と黄色(アマレーロ)に分かれて戦います。
徒競走や玉入れ、集団演技やリレーなど種目は日本と同じような感じです。
ただ、各学年の人数が少ないので、他の学年と合同で行います。

小学校の集団演技は組み体操とソーラン節でしたが、1年生から6年生まで全員で一つの種目でしたし、中学部の演舞も同様に1年生から3年生まで全員で行っていました。
もちろん小学部は学年毎に力の差はあるので、1つの種目の中でもその学年に合わせた内容で演技していました。
1年生から6年生まで合同で練習してきたと思いますが、演技途中で陣形を変えたりする動きに低学年もよく合わせており、相当練習したであろうことは容易に想像できました。
しかし、全員が黒のTシャツで動いていたので、自分の子供を探すのが大変でした(笑)。

親子で参加する競技もいくつかありました。
親子玉入れとPTAの綱引き、そして卒業学年である小学校6年生と中学校3年生は障害物競走(2人3脚と小麦粉マシュマロ)があります。
この障害物競走は早くゴールするというよりは、想い出作りに主眼が置かれているようで、途中で記念撮影したりしながらのんびりとゴールまで走ります。中学3年生でも親子で小麦粉で真っ白になった顔で記念撮影をしており、家族の仲の良さが伝わってきます。
そういえば、自分が中学生の時の体育祭では親の姿は無く、生徒だけの体育祭でした。日本ではそれが当たり前かもしれませんが、こちらでは親子参加があたりまえのようです。

圧巻だったのは応援団です。

緑団、黄色団とも中学3年生が応援団長を務め、趣向を凝らした応援合戦を展開しました。
小学校1年生から中学校3年生までが同じ歌や掛け声、ポーズを取り一生懸命応援をしていました。
聞けば応援団の練習は1ヶ月近くにも及び、応援内容も生徒が独自に考え、それを全員で練習する。歌についても小学校低学年でもわかるような歌を選んだり、全体構成も各応援団で決めて練習したようです。
そういえば、運動会の進行も大部分は生徒が行い、先生はピストルのスタートや生徒の補助として動いているようで、自主性・主体性に任せた運動会運営を行っているようです。
閉会式では各応援団長が壇上で挨拶をし、生徒全員に対して練習の苦労をねぎらい、感謝の言葉を述べました。両応援団長とも感極まって挨拶の途中で涙を流していました。一つの目標に向かってそれぞれの団をまとめていく苦労は大変だったと思いますし、この経験は彼等の今後の人生に大いに役立つことでしょう。
こういうことを授業の中に取り入れられる、サンパウロ日本人学校の良さを再認識しました。

閉会式も終盤となり校旗が降ろされる時、全員で校歌斉唱です。
「今日もカンポリンポ(日本人学校のある場所)の丘に立ち、はるか空を見上げよう♪
地球をつつむ青空よ世界をめぐる綿雲よ♪
伝えて欲しいここにわれらありと♪
ああ、サンパウロ日本人学校♪」
青空の下、誇らしげに歌う子供たちの姿がとても印象的でした。

祝 you tube 日本語版

2007-06-23 18:29:09 | 日常生活

こんにちは。サンパウロは晴天続きです。

以前書きましたが、サンパウロで見ることのできる日本語放送はNHKのみです。
活字はもちろんインターネットで見ることが出来ますし、レンタルビデオ屋さんもあるので、日本語に触れることは比較的簡単です。
でも・・・、やっぱりテレビが見たいドラマが見たい(by 妻)。
you tubeでドラマを見る方法を誰かから教わってきましたが、如何せんローマ字入力で、表示もローマ字。なかなか上手くいっていなかったようです。
そしたら数日前のニュースで、you tubeの日本語版HP開設とのこと。
早速アクセスしてみると、オー、これは簡単。入力も日本語で大丈夫ですし、表示も問題ありません。
早速久々にタカ&トシの漫才を見ました。
「欧米か?」「南米か?」というツッコミが・・・。
南米です(笑)。
音楽プロモなども検索して、聞いたりすることもできます。
XJapanを検索したら、ビートたけしの「元気が出るテレビ」に出演していたときの映像が出たりして(笑)、なかなか楽しいです。

you tubeはまだまだ見たい番組をすぐに見れるという状況ではありませんが、日々膨大な量の映像がアップされていることは容易に想像がつきます。
他のIT動画はなかなかスムーズには見ることが出来ません。
回線速度の関係か、細切れになったり飛んだり、Yahoo動画に至っては海外での視聴はできないとのことで、アクセスできません(泣)。
そんな状況なので、選択肢が増えることは大歓迎です。