ブラジルって??

ブラジルに赴任することになったサラリーマンによるお気楽ブログ

再びペルーへ⑬(リマ)

2011-02-25 02:51:54 | 旅行などなど

こんにちは。サンパウロは定時の雷雨です。

翌日、12/31です。
朝のうちはトルヒーヨ市内を散歩しました。

市場の近くは年末ということもあり人と車でごった返していました。

写真を撮り損ねましたが、あちこちの露天で黄色いグッズを売っていました。
笛や帽子、プラスチックめがねなどのお祭りイベント系の物や、花やテープなどの飾り系、中でも目に付くのは黄色のパンツです。
そういえばアレキパの市場付近でも売っていたなぁと思い出しました。
恐らくペルーでは黄色がラッキーカラーで、黄色のものを身に着けて新年を迎えるといいことが起こるということなのかなぁと想像し、帰ってから調べてみるとその通りでした。


昼からリマに移動。
夕方にラルコマールという海沿いのショッピングセンターを訪れました。


人出はそれほどでもなく、大晦日とは思えませんでした。

深夜12時近くなると町のあちこちで花火が上がり始め、0時を過ぎてからも1時近くまで花火が上がっていました。
南米に来て4度目の年越しは花火に彩られたものになりました。
ちなみに1年目はサンパウロのアパートから遠めに花火をチラッと見て。
2年目はマチュピチュ。山の麓で年越しイベント無し。
3年目は南米最南端の町ウシュアイア。ここも海沿いの町でイベントらしいものは無し。
4年目がリマでちょっとは年越しっぽかったかなと。
1度くらいリオあたりで年越ししてもよかったかなと思いつつ。
そして翌朝早くにリマを発ち、サンパウロに戻りました。

今回のペルー旅行ではアレキパ、トルヒーヨというペルー第2、第3の都市を訪れました。
これだけ見所がある場所にも関らず日本人はほとんど見かけませんでした。
ペルーには今回も行ったクスコやマチュピチュなどのインカ文明、そしてナスカの地上絵など日本人好みの観光地が多数あるため、それ以外の場所はあまりツアーでは行かないのでしょう。
しかしそういう町を訪れたことでプレインカ時代に各地で栄えた国をインカ帝国が滅ぼして統一し、またそのインカ帝国もスペインの侵攻によって滅ぼされるという歴史にあらためて触れることができました。
中でも一番印象に残ったのは、インカ時代に火山噴火の生贄となるため数百キロを歩いて旅をしたミイラの少女フアニータでした。
自分が選ばれ、身を捧げる事で噴火は治まり多くの民が助かると信じていたのでしょう。
クスコからの道中、彼女は何を想っていたのか。逃げ出そうとは思わなかったのでしょうか。
現代に生きる我々には想像を絶する世界と価値観、そしてその文明の足跡を各地に残すペルーは南米の中でも最も訪問に値する国であり、また来てみたいと思わせる国です。
果たして、3度目の訪問はいつになることでしょう。


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