ブラジルって??

ブラジルに赴任することになったサラリーマンによるお気楽ブログ

車の運転事情⑰(カーナビ)

2007-12-31 19:06:43 | 

こんにちは。サンパウロは曇りです。

1週間ほどのご無沙汰です。
無事旅行から帰ってきました。
旅行の話は今度にしますが、その伏線としてカーナビの話です。

先日カーナビを買いました。

ブラジルにはカーナビは無いと思っていたのですが、実は暫く前からあったようです。
但し、日本で売っているような大きな画面ではなく、小さくて取り外して持ち歩き出来るタイプです。
車というよりは歩行者の道案内を想定したもののようですが、もちろん車でも問題ありません(画面が小さく見難いですが)。
値段は1599レアル(約10万円)とやや高めなので、まだまだ普及していませんが、最近はだいぶ店頭に並ぶようになってきましたので、今後普及するでしょう。
目的地は住所や電話番号、また地図から直接選択することも出来ます。このあたりは日本のカーナビと同じです。
さらにガイド用データが入っており、近くのガソリンスタンドやレストラン、ショッピングセンターや諸々の施設が入っているので、とても便利です。
GUIAというブラジル全土の地図が入っているため、大部分をカバーしているようです。
また言語もポルトガル語のほか各国語に対応しています(日本語はありませんが)。
さらにブラジルらしい機能としては、ナイトモード(写真の画面)があります。
夜に画面が光らないようにするためで、外部からカーナビを持っていると悟られないため(笑)の機能のようです。
雲の暑い日にはなかなか衛星を捉えられないのがたまにキズですが、まあこんなもんでしょう。

カーナビのおかげで道に迷うことも少なくなりそうです。
なにしろサンパウロは未だにわからない道だらけですから(笑)。

クリスマス休暇

2007-12-23 01:59:12 | 習慣などなど

こんにちは。サンパウロは晴天です。

今日からクリスマス休暇です。
会社によって違いますが、当社は1月2日までの12連休です。
金融機関などは12月31日も営業するようですし、最も長い会社は1月6日まで休みとか。
但し一般には1月は1日のみ公休なので、2日から営業するところもありますが。
こんなに続く休みは新婚旅行の時依頼です。
まぁもっとも今年はGWもお盆休みもありませんでしたので、貯金をはたいたようなもんです。

この休みを利用して国内や海外に旅行に行く人が多いようです。
我が家も旅行を計画していますので、1週間ほどブログ更新できなくなります。

また、ブラジルではクリスマスは家で過ごす習慣があるようです。
特に12月25日はレストランやショッピングセンターを始め、お店はことごとく閉まってしまうようで、市内はゴーストタウンのようになるようです(笑)。
空いているのはホテルのレストランだけ。
まごまごしていると食事にもありつけないとか(笑)。

ということで、明日から旅行に行きますので次回更新は30日頃の予定です。
それではFeliz Natal!(Merry Christmas!)

ルパン三世もビックリ

2007-12-22 00:51:09 | 日常生活

こんにちは。サンパウロは曇りです。

昨日、サンパウロ美術館に泥棒が入りました(笑)。
インターネットで報じられていますので(ひょっとして日本のテレビでも?)ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ルパン三世もビックリの大胆さです(笑)。
盗まれた絵は2点で、ピカソとポルティナーリ(ブラジル人画家)の絵です。
ピカソの絵は9000万レアル、ポルティナーリの方は1000万レアル相当とのことで、併せて1億レアル(約65億円)です。
インターネットでは1億ドル(113億円)と書いてある記事もありますが、現地新聞は1億レアルと報道しています。

サンパウロ美術館はパウリスタ大通りに面しており、数少ない観光スポットの一つです。
1階は吹き抜けになっており、入場券を買ったら改札を通ってエレベーターで2階に上がるのですが、その脇に階段が付いており、犯人はそこから侵入したようです。

事件後に野次馬として出動しましたが、10時間近く経過した後だったので、テレビ局のクルーがうろうろしている他は平静に戻っていました。

今日の新聞によると。

盗まれたのは上の2点。
犯人は早朝5時9分に階段から侵入し、万力でシャッターをこじ開けガラスを破って絵画を盗み出し、逃走したのが5時12分。わずか3分間の出来事だったようです。
警備員もいましたが、警報が鳴らなかったこともあり気付かなかったようです。
ということは、内通者がいてあらかじめ警報を切っておいたという可能性もあります(銀行強盗なども、手引きするケースが多いのです)。

この美術館にはこちらに来た当初に行き、中の様子も覚えていますが、出入り口はこの階段とエレベーターしかなく、みつかれば袋のねずみです。
全面はパウリスタ大通り。片側4車線の大動脈で、昼間であれば車と人で溢れ帰る通りも早朝ということで空いていたのでしょう。
それにしても大胆な犯行です。

盗まれた絵は・・・事前に売る手筈が整っているのか、それとも人(物)質として身代金(?)を要求するのかわかりませんが、何れにしろ結末はルパン三世のようにはいかないでしょう(笑)。

アミーゴ・セクレット2

2007-12-21 01:36:26 | 習慣などなど

こんにちは。サンパウロは晴れになりました。

昨晩、アミーゴ・セクレットを行いました。
アミーゴ・セクレットについては、ここに載せましたが、プレゼントを買い込み当日となったわけです。
仕事を終えて夕方に事務所の一角に集まり、まずは乾杯です。
サンドウィッチやいなり寿司、そして他にも簡単なつまみを用意してしばし歓談します。
ブラジル人たちは揚げ物が好きなようで、最も早く無くなりました。
逆にいなり寿司は不人気で(笑)、最後まで残っていましたが。

そうこうしている内にアミーゴ・セクレットを始める事に。
各自が買ってきたプレゼントを並べます。

事務所内につき、お見苦しい点はご容赦を(笑)。

そして最初に1人が前に出てみんなに背を向けて立ちます。
すると司会役が「この人にプレゼントを買った人は?」と聞き、購入者は本人にわからぬよう手を上げます。
本人以外はみんな誰が買ったか確認できます。そして本人は皆の方を向きます。
その後に周りの人はプレゼントを買った人の特徴をヒントとして出し、本人は誰が買ってきたのかを当てることになります。
ヒントによって簡単に当ったり、なかなか当らなかったりしますが、とにかく当るまでヒントを出し続けます。
見事購入者を当てれば、購入者から本人にプレゼントを渡します。

そしてプレゼントをあげた人が次の順番になり、当てる側にまわります。

アミーゴ・セクレットへの参加は自由です(勿論事前に申込みが必要ですが)。
最終的には事務所の半分程度の人間が参加し、参加しなかった人はビールを飲みながら傍観し、ヒントを出したりしています。まぁ半分参加しているようなものなのですが、これが曲者(笑)。
誰が参加しているかはわからないため、当てる側にとっては大変です。
もっともあまり当らなくても時間がかかって困るので、ヒントは優しいものが多いのですが(笑)。

ちなみに私、事前に秘密の手紙で何が欲しいか聞きました。
女性でしたので、答えは「1.香水、2.サンダル、3.ブラウス」という回答でした。
何を贈ったかは内緒ですが、拙いポルトガル語での手紙にも関らず、相手にはバレずになかなか当りませんでした。
結局、ポルトガル語が喋れないという情無いヒント(笑)により当てられました。
そして私はブラジルの風景写真集を貰いました。

これはアミーゴ・シークレットの一例ですが、他にもプレゼントする側が前に出て質問をする方法や、横取りみたいなルールもあるようです。
初めてやりましたが、なかなか面白かったので、来年も是非参加したいと思っているところです。

会議所忘年会

2007-12-20 01:38:45 | 日常生活

こんにちは。サンパウロは大雨です。

先日、商工会議所の忘年会があり、出席しました。
ホテルの宴会場に200人近く集まっての大忘年会です。
立食ではなく着席しての宴席でしたが、今年の出来事を回顧しながらゆっくり食事をしました。
まぁ忘年会そのものは何ということはありませんが、食事の後にアトラクションがあり、今年はカポエラでした。
カポエラって??
詳細についてはまた別の機会にしたいと思いますが、奴隷制度があったころアフリカから連れて来られた奴隷達が護身用や逃亡用に練習した格闘技と言われています。ただ、表立って格闘技を練習することは禁じられていたため、仮の姿を装ってダンスのように仕立て上げたようです。
そのためカポエラは格闘技であり、ダンスであり、スポーツでありと様々な側面を持っています。

そんなカポエラに魅せられ、日本から単身修行に来ている女性が出演し、所属するカポエラグループが技を披露しました。

女性は小柄ながらも鋭い動きで技を披露しますが、やはり圧巻だったのは男性のカポエリスト達です。

至近距離で立会い、次から次に蹴り技を放ち、相手は紙一重のところでかわします。
当れば失神間違いなしというような強烈な蹴りですが、上手くかわして反撃に出ます。
その様子を他のカポエリスタ達が楽器や手拍子で囃したてエスカレートしていきます。

もともとカポエラはブラジル北部のバイーアが発祥と言われているようです。
というのも昔はバイーアの州都サルバドールがブラジルの玄関口であり、そこに奴隷市場もあったため、アフリカから来た奴隷達はサルバドールを経由して各地に運ばれていきました。
そんな状況の中でアフリカの格闘技の一種が変形してカポエラになったようです。

次回は是非本場のバイーア州で観てみたいと思います。